みなさん、こんにちは!
京王線調布駅 徒歩3分にある大学受験の個別指導塾
「日本初!授業をしない塾」武田塾調布校です!
すっかり季節も変わり、寒暖差の激しい時期になってきました。
今回のテーマは、
「国公立理系大学受験生は、どの社会科目をとるべきか?」です!
そもそも社会科目っていくつあるの?
社会科目は大きく分けて、地歴系、公民系の2つに分かれます。もう少し詳細に分けると
地歴系:
地理
世界史
日本史
公民系:
現代社会
政治経済
倫理
倫理・政治経済
つまり、地歴系3つ、公民系4つの計7つとなります。
皆さんは現在どれを受験科目にするか悩んでいると思いますのでこれから一つ一つ詳しく紹介していきたいと思います!
地理について
理系で地理を選択しているひとも多いのではないでしょうか?地理は大きく分けて、「系統地理学」と「地誌学」に分かれています。
系統地理学は、地理を地形や気候といった、さまざまな観点から考察するものです。
地誌学は、ある〈地域〉の地理的事情を分類,研究,記述する学問。記述されたものです。
イメージとしては、系統地理で学んだ内容を基にして、地誌で応用していく感じです!
地理は社会科目の中で暗記する内容が比較的少ないので、数学・物理・化学などに時間を割かなければいけない理系の人は地理を選択する人が多いです。
正直地理は、満点を取るのが難しいですが、比較的思考力が必要になる問題が多いため、理系っぽく論理的に考えるのが得意の人にはお勧めの科目です。
歴史について
まず、最初に伝えておきたいのは、国公立理系志望の学生にとって歴史受験はハードルが高いということです。
歴史には世界史、日本史がありますが、どちらもほかの社会科目よりも覚えることが多く、社会科目の勉強が占める割合が多くなってしまうからです。
さらに加えると、政治経済などにあるような理系チックな内容がほぼないため理系脳の受験生には難しいものとなります。
反対にメリットとしましては日本史では日本の歴史という一貫した軸の上で物語が展開されるので出来事の関連性を整理しやすいという特徴があり、世界史では日本史よりも覚えることが少なく、カタカナ語が多いため英語が得意な受験生にはもってこいという特徴があります。
どちらの科目も、興味を持つことができればとても面白く、魅力的な科目となっているので歴史に興味がある人にはお勧めです。
公民について
まず初めに、公民科目各々の特徴を説明していきたいと思います!
現代社会
現代社会は政治経済の内容:倫理の内容=7:3くらいの比重で各々の科目から単元を搔い摘んで構成された科目です。また社会科目の中で一番勉強量が少なく済む科目でもあるので、おそらく何も勉強せずに受験してもほかの科目よりは点数をとれます。
しかし、受験年度によってはとても難しい問題が出る年もある為点数の変動が大きい科目であると思います。
加えて、現代社会で受験できる大学には限りがあるのでまだ志望校が決まってない人にはお勧めできません。
反対に、現代社会を使用することができる大学を志望校にしている人にとっては、ほかの科目に勉強時間を回すことができるのでお勧めできます。
倫理
倫理は、世界の心理学者や哲学者などの有名学者の思想を時系列順に取り扱う科目です。有名な人だと「われ思う、故に我あり」という言葉でおなじみのデカルトの思想などを学びます。
倫理のいいところは、ある程度の知識をつけると共通テストの4択が簡単になった現代文と同じ感覚で解けるということです。
つまりどういうことかというと、倫理の各大問の最初には1ページ程度の文章が載っており、その文章に沿った問いが出されるため、ある程度の知識を身に付けると安定して回答することができるということです。
加えて、倫理で出てくる専門用語が現代文の説明的文章でも多用されたりするので、現代文の文章も読みやすくなります。
また、受験期は過酷な時期である人が多いと思いますが、そんな時に倫理で出てくる”偉い人”の思想に触れることで新たな視点でものを見ることが出来たりするなど自分自身の糧となります。
勉強量ですが、暗記は政治経済よりは多めですが、教科書自体は薄めなので歴史科目よりも覚えることが少ないです。
政治経済
政治経済は、中学の公民科目でやった選挙や憲法、政治の仕組みを学ぶほか、GDPの計算や経済組織、社会の仕組みなどを学べる科目となってます。
この科目は社会に出てからも役に立つことをたくさん教えてくれるので、勉強するだけで終わらず、実践することができるところがよいところだと思います。
また、理系の受験生にとってうれしいのが、計算問題が頻出度高めで出るということです。その計算問題も、数学のような難しいものではなく、公式を知っていればすぐ解けるものが多いです。
テレビのニュースなどを見ると、「あ、ここ政治経済でやったことだ!」となることがある為、ニュースを見るのが楽しくなったりもします。
勉強量ですが、暗記事項は少ないため暗記が苦手な人におすすめです。
倫理・政治経済
倫理・政治経済はその名の通り倫理と政治経済を学ぶ教科です。現代社会と違って、倫理も政治経済もすべての範囲を勉強する必要があります。
しかし共通テストでは、倫理の比較的簡単な問題と政治経済の比較的簡単な問題を抜粋して作成されているため各々の分野を広く浅くやれば点数につながりやすいです。
また、旧帝大など難関国公立を目指す場合は公民系では倫理・政治経済でなければならない場合が多いです。
そのため、公民系でどれにしようか迷っている人はとりあえず倫理・政治経済を選択しておくことがおすすめです。
公民の注意点
公民科目はほかの科目と比べて少し注意が必要なことがあります。
それは公民科目はどれか一つしか受験することができないということです。
理系受験生にはあまり関係はないかもしれませんが、社会科目を2科目受験する人には注意が必要です。また、選択する教科によっては受験できない大学があります。受験可能大学の数で言うと
倫理・政治経済>倫理単独=政治経済単独>現代社会
のイメージが強いです。そのため、自分の志望校ではどの科目でなければならないかなどのチェックは必要不可欠であると思います。
まとめ
いかがでしょうか?
このブログを読んで、社会科目のイメージと特徴は掴めたのではないかと思います。
どの社会科目を選ぶのかに正解・不正解はありません。
自分に向いた科目・好きな科目を選んで、
なるべく他の数学や英語に時間をかけることが重要です!!
もしも「自分はどの科目を選んだらいいかのか」と悩んで決まらない場合は、
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