みなさん、こんにちは!
京王線調布駅 徒歩3分にある大学受験の個別指導塾
「日本初!授業をしない塾」武田塾調布校です!
今回は「過去問分析シリーズ」ということで、【神奈川大学給費生試験 英語】の問題形式・対策法をご紹介します!
受験予定の方や、受験するか迷っている方はぜひ参考にしてみてください(^^)
基本情報
試験時間:70分
大問3問構成(外国語学部・国際日本学部国際文化交流学科のみ1問増え、大問4問構成。時間は変わらない。)
長文1問、会話文の穴埋め1問、文法問題1問の構成※確認可能な給費制の問題では全ての年でこの問題構成であった。
※今回は大問3問構成に関しての分析を行っているので、外国語学部・国際日本学部国際文化交流学科志望の場合は参考にならない部分もあります。
大問分析
大問1
450-550語の長文問題。どの年も注釈で語句の訳がとても多く記載されていて、難単語はあまり見られなかった。
どの年も、問1は長文の下線部の説明に適する英文を四択から選ぶ問題が5問、問2は内容一致(英文)を聞かれるものが5問の構成。
下線部の内容が分からなくても、それまでの流れと下線部以降の展開がしっかり読めていれば、問1の選択肢が読解の助けになることもあると思う。
大問2
A問題は、AさんとBさんの短い5つの会話文にそれぞれ空所補充の問題が5問。会話の内容・単語に難しいものは特に見られないが、たまに紛らわしい選択肢の問題がある。
B問題は、2人の長い一連の会話に5つの空所があり、それぞれに四択の空所補充の問題が5問。こちらも会話の内容・単熟語に難しいものは見られないが、紛らわしい選択肢が多く、A問題よりも会話の流れを抑えておく必要がある。
大問3
A問題とB問題に分かれてそれぞれ1文の空所補充が10問ずつの計20問。A問題では、時制・前置詞を中心に幅広く文法問題が設定されている。赤本を確認できていないので何とも言えないが、全体的に特に難しい文法知識が出ていないように思う。仮定法過去・過去完了を問うような初歩的な問題もあった。
B問題では、文法、というより語彙力が求められる問題であった。四択それぞれ全く異なる意味の単語で、すべて正確に意味を答えられないと答えるのは難しいと思う。ただ、どれも選択肢に難単語があるわけではない。
全体
70分で問題数40問であるが、内30問は空所補充。そのため、時間の余裕はかなり確保できるはず。これで時間の余裕が残らない場合は、他大学の対策時に困るレベルだと思う。特に難しい知識や、変わった問題傾向も見られないので、しっかり日大レベルの参考書の知識が定着していれば大丈夫かとい思います。ただ合格最低点は7割を超える年もあり、少し高い為、英語で8割以上は目指していきたい。
有利な受験生(お勧めしやすい)
・気持ちの浮き沈みがある方(受験シーズン前に既に浪人回避の抑えがあれば心の余裕ができる為。)
・綺麗で新しいキャンパスに通いたい方(2021年に設立されているのでとても綺麗です。)
・MARCH・日東駒専の受験数を増やしたい方(大東亜の受験必要性が無くなる為。)
・受験慣れをしたい方(受験シーズン前に本番を体感できる)
・早慶志望で、給費合格が狙える子(満点近く必要だが、給費合格が取れれば早慶レベル以上はあるとよく書かれている。)
対策
大問1
450-550wordsの英語長文。この語数に慣れるには、やっておきたい英語長文500が丁度同じ語数の長文なので、毎日この参考書から1題解いて試験慣れする、という対策は有効であると思う。また、分析に書いたように、下線部の語句が分からなくても、それ以前の流れとその後の展開が理解できていれば、この4択問題は読解の助けにもなりかねない。よって、これは全文読み終わってからではなく、下線部にあたるたびに解くのが最も良いと思う。内容一致は問題に目を通してから本文を読んでもいいが、時間に余裕があるので、しっかり一文読んだ後にそれぞれの問題を考えても良いと思う。選択肢から考えないように、問題を読んで一度自分で回答を考え、該当部分の長文を再度読み、そのあと選択肢を見て考える、といったやり方でも十分に間に合うと思う。
大問2
AとBともに基本的な会話文の流れの問題で、慣用表現が問われるものではない。長文の派生と考えたほうがよいかと。これは、選択肢で紛らわしくされる可能性があるので、問題からどのような内容が入れば妥当か自分で考え、選択肢と自分の考えた内容に同じものがあるかどうかという解き方をするのがよいと思う。対策本よりは、過去問で何度もこの形式の問題を解いてひたすら慣れるのがよいかと思う。
大問3
A問題は基本的な文法問題。Nextstage/Vintageの知識があれば十分。演習用の教材を回したり、過去問を何周もするのが効果的かと。特に時制・前置詞・仮定法は頻出であった。日ごろの問題から解答根拠を意識して出来ているかが鍵になると思う。
B問題は、文法よりも語彙力が問われるが、内容としてはターゲット/シス単レベル。ただ、単語の意味を正確に理解しておかないと迷いが出てしまうので、量よりも如何に正確に覚えられているかだと思う。
全体
時間配分をかなり長文に割けるので、かなり丁寧に読むことができる。が、この速度に慣れてしまうのは良くないので、55-65分など時間をいつもより厳しめに設定して解くのが本番時に余裕も持てる有効な対策になると思う。また、語彙は正確な理解が求められる。難易度を考えると、8割を目標にしたい。
対策本まとめ
長文対策:やっておきたい500,過去問
会話文対策:過去問(他大学でも可)
文法対策:Nextstage/Vintage周回メイン→演習用教材・過去問(他大学でも可)
語彙対策:ターゲット/シス単周回メイン
過去問演習時の対策:時間制限を厳しく設定する。その他は大門ごとの対策を参照。
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