こんにちは、早稲田大学社会科学部4年のKです!
僕は少し変わった受験生活を送ったので、今回はそれを紹介したいと思います。
自己紹介
僕は地方の自称進学校に通っていました。
大学受験を意識し始めたのは高校2年の夏休みです。
冷やかしで早稲田大学のオープンキャンパスに行ったことがきっかけでした。
当時の僕の偏差値は進研模試で50程度、早稲田は本当に夢のまた夢でした。
「受かるわけない」そう思いながらもやはり心のどこかで「早稲田に行きたい」とこの時既に思いはじめていました。
そして受験勉強を少しずつ始めたわけですが、
塾にも通っていない僕には勉強方法そのものがわかりませんでした。
そんな時にYouTubeで勉強方法を調べていると、武田塾の動画へたどり着きます。
早稲田までの勉強方法の全てが体系化されており、当時の僕にはまさに目からうろこでした。
「これなら行ける」と高校二年の秋から本格的に取り組みました。
ちなみにここでのセンター模試の英語の点数は45/200点です。
勘でマークしても50点は取れるので当時の僕は高校英語を何一つわかっていなかったことになります笑
しかしここから武田塾のルートを参考にしながら点数を上げ始めていきます。
まずはシステム英単語の基本的な部分を完璧にしました。
次に簡単な英文法、英文解釈を勉強し、その結果5月の河合宿のマーク模試では130/200点を取ることができました。
そしてその勢いでセンター本番では英語170点、国語150点、世界史94点を取ります。
しかし当然この点数では早稲田に合格することは難しく、現役の際、早稲田大学は実質的に記念受験となってしまい、
最終的には法政大学へ進学することになります。
法政1年
法政大学に進学し、サークルやバイトも始めて普通の大学生として過ごしました。
しかし上京して「早稲田」がより身近に感じて、
今まで誤魔化していた早稲田への憧れの気持ちがある日突然爆発しました。
この時既に11月、残り時間は多くありませんでしたがこの年も受験することを決意し、
武田塾のルートで細かくスケジュールを自分で組み死ぬ気で3か月勉強しました。
人間科学部と教育学部を受験しましたが結果は残念でした。
教育学部は残り1点足らずに落ちました。
号泣しました。
人生であれほど悔し泣きをするとは自分でも思いませんでした。
でも不思議なものです、なぜか二浪は落ちた瞬間に決意していた気がします。
ここで諦めるという選択肢は僕にはなかったのだと思います。
法政2年
2年目は大学を休学、ひたすら机に向かう生活を過ごします。
自宅や図書館で修業のように参考書と向き合いました。
とはいえ二浪目は一浪目と比べると精神的には楽だったように思えます。
受験料を稼ぐためにアルバイトをはじめ、人と関わることも増えたり、
友人と遊んだりすることもあったからだと思います。
もちろんひたすら勉強するほうがよいですが、そうでもしないと二浪目のメンタルは厳しいと思います。
さて二浪目にもなると早慶レベルも完成し始め、
夏の駿台全国判定模試ではすべての学部でB判定以上を獲得できました。
付け焼刃の知識ではなく、徹底的に基礎を固めた成果だったと思います。
夏以降は過去問を中心として勉強し、苦手分野を適時参考書で復習するといった形を繰り返しました。
そして二浪目は政治経済、法、文、文化構想、商、社会科学、教育学部を受験し、
最終的には商学部と社会科学部の合格を手にします。
受かった時は喜びもありましたが、安心の方が大きかったような気もします。
反省、総括
最終的には志望校に合格することはできましたが、私の受験生活には反省点も多いです。
まず仮面浪人は絶対におすすめしません、
少なくとも最善策ではありません。
受験勉強と大学の講義を両立させることが難しいことは言うまでもありませんが、
精神的にも大きな負担になりがちです。
大学で作った友人との関係はどうなるでしょうか？
仮に落ちた場合受験勉強で貴重な1年を無駄にすることにもなります。
両親にもきっと心配をかけるでしょう。
なので、もし可能なのであれば、純粋に浪人することを非常におすすめします。
ただ、やむを得ない状況で進学せざるを得ない場合は別です。
その場合は厳しい状況ですが、死ぬ気で諦めずに志望校を目指してください。
やらないで後悔するなら、やってから後悔しましょう。
これは仮面浪人を検討している受験生以外にも、全員に対して言えることですが、
一人で抱え込まないでください。
精神的にも勉強計画的にもよくありません。
私は浪人時、ほぼ一人で勉強していましたが、そうすると悩み事だけでなく、
勉強方法や計画までも一人でこなすことになります。
できることならば、頼れる大人や友人を見つけた方がよいと思います。
以上、長々と書いてしまいましたが、
私の長い受験生活で得た教訓は、「飛び込む勇気」は大事ということです。
私の場合は仮面浪人する決意から最終的に志望校へ合格することができたためこの教訓ですが、
皆さんも受験を通して勉強以外の何かを学べたらと思います。
大学受験は客観的に「大学合格」という意味付けをできますが、
主観で、自分自身でも「教訓」として意味付けできます。
僕はまだまだ若いのでわかりませんが、
きっとその教訓の方が実は今後の人生で重要になることもあるかもしれません。
とにかく後悔のないように、何かあっても勇気を振り絞って乗り越え、志望校に立ち向かいましょう!
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