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【高1・2年生へ】国公立理系志望で3年生から受験勉強は遅いぞ!

目次

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はじめに

ブログをご覧の皆さん、こんにちは!

JR千歳線千歳駅から徒歩2分、武田塾千歳校 です!

 

今回のブログのテーマは国公立理系は高3から受験勉強スタートでは間に合わない説です。

 

国公立理系志望の人は数学や理科などの分量が多い科目をこなさなければいけません。

 

この量を終わらせるのには高3スタートでは遅いのではないかという説を検証します!

 

また今回の内容は、武田塾チャンネルでも詳しく説明されていますので併せてご覧ください!以下が動画のリンクです。

高3スタートだと遅い

国公立理系を志望している人は、できるだけ早く勉強を始めることが重要です。

 

高3からのスタートでは遅いとされる理由は、国立理系に合格するためには、幅広い知識や理解が求められるからです。

 

つまり大学のレベルが高いというよりも、受験範囲が非常に広いため、十分な時間を確保する必要があります。

 

特に数学や物理・化学の分野は非常に難しく、その分量が大きいため、早いうちから取り組むことが重要です。

 

私立文系志望であれば、英語・国語・社会だけでなんとか対応できてしまいますが、理科は1周するのが難しく、理解と暗記が必要になります。

 

そのため理科を後回しにすると時間が足りなくなります。

 

それぞれの教科の大変さを理解し、早期に取り組むことで、受験に必要な深い理解と知識を身につけられるでしょう。

 

また、数学や英語や理科はもちろんですが、共通テストでは国語や社会も勉強しないといけないという点で本当にやることが多くて大変です。

焦っている

科目ごとの勉強計画!

それでは、各理系科目の特徴や勉強の仕方について解説します!

 

数学について

まずは数学についてお話しします。

 

数学は理系科目の中で一番難しいと言う人も多いです。

 

中高一貫校の人の中には現在高校2年生で、数学Ⅲの勉強が始まったという人もいるかもしれませんが、まだ数学Ⅲの内容を知らない人も多いかもしれないのでどのような科目なのか解説します!

 

数Ⅲは、数1Aと数2Bを組み合わせて難しくしたイメージです!

 

理系の人だけが取り組む科目なので難易度は当然のように高いです。

 

数Ⅲは理解するのが難しいだけでなく、範囲も広いです。

 

微積分だけでなく、複素数平面や2次曲線も登場し、計算量も2~3倍に増加します。

 

特に山場は微積分で、立体の体積を出したりと、新しい概念が増えます。

 

数Ⅲの目標は計算そのものではなく、基本的な知識を駆使して問題を解くことです。

 

基礎が厚く、高いハードルが求められるため、苦戦してしまう人が多いです。

 

理解が得意で計算が得意でも、覚えなければならないことや手順が多く、式が長くなりやすく、ミスも増えます。

 

数ⅡBの微積分と比較して難易度が違うため、練習量も10倍以上必要で、時間もかかります。

 

したがって単純計算ですが、数2Bの微積分のマスターに1か月かかった人は、最低でも10か月かかる計算になります。

 

そのため、早めに始めることが大切なんです!

 

まずは早急に数1Aと数2Bの基礎を固め、受験モードに入ることをお勧めします!

プレゼンテーションのイラスト(いろいろなグラフ・男性)

物理について

物理基礎の範囲の力学は、割とワンパターンな問題が多いと思います。

 

頻出のパターンを覚えていると、2年生の時は比較的問題を解きやすいでしょう。

 

しかし、物理に進むと力学でも難易度が増します。

 

別々の運動が組み合わさり、1個目の式を立てることが相当難しくなります。

 

複雑な設定に頭が混乱してしまうこともあります。

 

したがって、今学んでいる力学ができても、受験の問題に対応できるとは限りません!

 

また、物理は力学だけでなく電磁気、波動、熱、原子といった幅広い範囲があり、その量も膨大です。

 

特に熱、電磁気、原子は抽象的で、動き方をイメージしにくく、覚えなければならないことが多いため、挫折する可能性が高まります。

 

したがって、「力学が順調だから物理は得意だ!」と油断することなく、バランスよく取り組むことが重要です。

 

繰り返しますが、3年生に進むと物理は難しくなり、計算も複雑になります!

 

覚悟しておいてください!

天才のイラスト(男の子)

化学について

化学は物理よりも暗記しないといけない量が多く、特に無機と有機の暗記が膨大です。

 

無機では各元素の族や特徴を覚える必要があり、有機ではこれまでの基礎や無機の知識があまり役立たず、炭素の構造と名前を覚え直さないといけません。

 

また、化学の難しさは主に「暗記量が途方もなく膨大」であることにありますが、丸暗記だけでは入試問題を解くのには不十分です。

 

反応式などは理解して覚えないといけません!

 

化学は丸暗記だけでなく、現象を理解して覚える必要があります。

 

反応式を覚える際には、酸化還元反応や反応が発生する条件も暗記する必要があります。

 

単なる丸暗記ではなく、かなりの量の暗記と理解が必要です。

 

これが理論化学では感じなかった難しさで、理解が必要不可欠であることがわかると思います。

 

3年生に進むと、有機化学が登場し、覚えるべき範囲が広がります。

 

知識が欠けていると、有機化学の山場であり、得点源にすべき構造決定が難しくなり、受験勉強で非常に不利になります。

 

有機化学は2学期に多くの学校で行われるため、他の科目の理解や無機化学の復習が追いついていないと、追い上げが非常に大変になります。

 

また、ここまでは無機と有機の話をしてきましたが、化学でやる理論も相当難しいと思います。

 

化学基礎でやっていた単純な計算から、化学平衡などのより難しい概念を理解しながら解法を覚えていかないといけません。

 

物理と化学は現役生と浪人生で差がつきやすい科目なので、早めにやっておきましょう!

理科・化学の実験のイラスト

今回のまとめ!

今回のブログでは、国立理系の人は早めに受験勉強を始めよう!ということを説明しました!

 

大事なことをもう一度まとめると

 

①     とにかく今すぐスタートしよう!

②     英・数の主要教科を早めにやっておこう!

③     数1Aと数2Bの基礎を固めてから数Ⅲに入ろう!

 

の3点です!

 

受験は早めにやった人が勝ちます!

 

受験学年になった時に後悔しないように早めに始めよう!

やる気に燃える人のイラスト(男性)

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