はじめに
こちらのブログをご覧の皆さん、こんにちは!
JR千歳線千歳駅から徒歩2分、武田塾千歳校です!
今回のブログのテーマは「共通テストを舐めないで!」です。
参考書一冊完璧にすれば共通テストなんて余裕だと思っていませんか?
しかし共通テストはそんな甘いものではありません!
そこで今回のブログでは共通テストの注意すべき点や対策の進め方を紹介します。
また今回の内容は、武田塾チャンネルでも詳しく説明されていますので併せてご覧ください!以下が動画のリンクです。
共通テストは難しい!
これから共通テストの勉強に取り掛かろうとしている人の中には、もしかしたら、周囲の先輩や教師から「共通テスト対策のために1冊の参考書を熟読すればOKだよ」とアドバイスを受けたことがあるかもしれませんね。
しかし、現実は共通テストはそんなに甘くないのです!
残念ながら、「共通テストは基礎問題で簡単に解けるだろう」と高をくくってしまい、結局困難な状況に陥る受験生が少なくありません。
そのため、今回は共通テストにおいて特に留意すべき点に焦点を当ててみましょう。
難しいポイントその1:読解力と思考力の壁がある!
先ほど、共通テスト用の参考書をやるだけでは甘いと述べましたが、この理由は共通テストにおいて、読解力と思考力が極めて重要だからです。
共通テストにおける問題の多くが、単なる知識の暗記や計算だけではなく、情報を読み解き、論理的に考える能力を求められます。
従って、共通テストにおいては、知識を持っているだけでなく、その知識を使って問題にアプローチするスキルが必要です。このスキルを養うことが合格への鍵と言えるでしょう。
特に共通テストの社会科目では、資料の読解力が試されることが多いです。情報量が多く、文脈を理解し、重要なポイントを見抜く力が求められます。この点において、多くの受験生が苦戦することがあります。
一般的に、進学校の生徒はこのような読解力に優れていることが多く、彼らは対策がうまくいくことがあります。
しかし、非進学校出身の受験生も、演習量を増やし、資料読解系の問題に対する対策を積んでいけば十分に成績を伸ばすことができます。
ただし、共通テストの対策を適切に行うためには、時間をしっかり確保し計画的に進めることが不可欠です。
12月から対策を始めると、時間が足りなくなることが考えられます。
共通テストに必要なボリューム感や知識の整理を把握し、早めに対策を開始することが重要です。
共通テスト対策の基本的なアプローチは、まず「参考書やベースの理解や知識のインプットを行う」ことです。
その後、「予想問題集で演習し、問題解決スキルを高める」段階に移ることが一般的です。もしまだインプットが不十分である場合、焦りを感じても良いでしょう。共通テストの科目に焦点を当て、集中して基礎知識を身につけるための時間を設けましょう。
一方、10月から共通テストの演習を始める場合、2〜3日に1回程度の頻度で予想問題集を解き、自身の基礎知識の定着度を確認する時間を設けることが重要です。
知識インプットが十分に進んだ受験生は、演習にフォーカスし、アウトプットの精度を高めるために努力しましょう。このような段階的なアプローチは、共通テストの成功に向けて確実な道と言えるでしょう。
難しいポイントその2:スピードの壁がある
スピードに関する問題は、受験において英語(リーディング)、数学、国語といった教科で特に顕著です。
これらの科目では、制限時間内に全ての問題に取り組むのが難しく、時間不足に悩む受験生が後を絶ちません。
この現象は、共通テストが導入されたことに伴い、センター試験とは異なり、全ての教科において時間配分がきわめて厳しくなったことに起因します。
共通テストの各教科は、読解や計算、問題解決スキルなどに時間を充てる必要があり、どの教科も制限時間内に問題を解くのは容易ではありません。
時間が足りない理由として、読むべきテキストの量が増加していることが挙げられます。特に史料問題は情報を丁寧に読むことで解ける場合が多いため、時間があれば解ける問題と言えるでしょう。
この時間不足を解消するためには、瞬発力が求められます。
簡単な問題は自信を持って素早く解決する能力が、共通テストでの時間配分において重要です。
たとえば、読解力が求められる問題と自身の得意な科目に関する問題が同時に出題された場合、読解力を必要とする問題に時間をかけるべきです。しかし、自信のない簡単な問題に時間を浪費してしまうと、読解力を活かす時間が失われ、得点機会が減少します。
このため、各科目ごとに適切な解決戦略を確立し、時間を効果的に配分することが不可欠です。模試を解いた際に時間内に問題を解けなかった場合、どのように時間配分と解決戦略を最適化できるかを考えることが重要です。
基礎力をしっかりと固めることは、時間を効率的に使う鍵となります。瞬発力と時間配分のバランスが共通テストでの成功の鍵です。
共通テストは一発本番の試験であり、ミスを許さないものです。したがって、点数を安定させるためには11月などに数回の模試で安定した結果を出すことが不可欠です。
特に国公立大学を志望する受験生にとって、共通テストは極めて重要な試験となりますので、しっかり対策を講じておくべきでしょう。
このブログを読んでいる人に伝えたいこと
志望校が難易度がそれほど高くない国公立大学である場合、すべての教科で100点を取る必要はありません。
実際、志望校に合わせて各科目で必要な点数を見極め、どの科目でどれだけの得点を目指すべきかを確認しましょう。
たとえば、全体の得点の7割を目指す場合、各科目ごとの最適な得点プランを理解するためには演習が必要です。
志望校や目標に応じて、どの科目で得点を伸ばすべきか、またどの科目が自分にとって得点を取りやすいのかを把握することは非常に重要です。
したがって、最適な学習戦略を見つけるためには、できるだけ早い段階で演習を開始しましょう。
これにより、各科目の強みと弱点を特定し、志望校合格に向けた最適なスキルと戦略を練る手助けになるでしょう。
今回のまとめ!
今回のブログでは、共通テストの対策について説明しました!
共通テストは皆さんが考えるよりずっと難しいです。しっかりと対策しましょう!
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