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【数学】『基礎問題精講』だけで合格できる大学はどのレベルまで?

目次

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はじめに

みなさんこんにちは!

JR千歳線千歳駅から徒歩2分、武田塾千歳校 です!

 

今回は 基礎問題精講 についてお話しします。

 

この参考書を完璧にこなせると、一体どのくらいの大学まで戦えるのでしょうか?

 

武田塾チャンネルでも何度も紹介しているこの本は、分厚い本をやるよりも薄い本1冊を完璧にする方が効果的です。

 

たった150問程度で数学のレベルを上げることのできるこちらの基礎問題精講を通じて、どこまで戦えるのかについてお話ししましょう。

 

今回の記事では、武田塾の公式YouTubeチャンネルの動画を参考にしております。

合わせてご覧になると、より理解が深まると思うので、ぜひご覧ください。

どこまで戦える??

まず、基礎問題精講では、どのくらいのレベルまでいけるのでしょうか?

 

では、どこまで戦えるのか、それ以上を目指す場合、どこから足していけばいいのか、という指標を見ていきましょう。

 

まず基準として考えられるのは、日大レベルです。

 

武田塾でも基礎問題精講を終えた生徒には、日大の過去問を解いてもらっています。

 

段階突破テストで、日大レベルの問題が解けるかを実際に確認し、基礎が身についているかを確認します。

 

日大の過去問でつまずくということは、基礎問で抜けている範囲があるため、そこを復習するといいでしょう。

 

また共通テストにおいても、基礎問題精講で十分戦えるレベルになります。

 

もちろん、演習は必要ですが、考え方や解き方の知識は基礎問題で十分揃っています。

 

しかし、MARCHに関しては、基礎問題は結構辛い部分があります。

 

でも、青山学院など、数学が比較的優しいと言われている大学もあるので、そちらに関しては、基礎問題精講で対策できるのでしっかりやっておくことが重要です。

 

また他の参考書で言えば特に、「文系の数学重要事項完全習得編」もやっておくとかなり良いでしょう。

 

こちらを使うことで関学や青山学院の数学が難しくないレベルまで到達できると思います。

 

例題と演習問題を両方取り組むことで、自分の中に基礎問のパターンが身につきます。

 

このように実践を通して、問題を繰り返しやっていけば基礎問題をしっかりマスターでき、マーチのような大学にも十分戦えるレベルになるでしょう。

 

実際、基礎問だけで国公立大学の比較的基礎的な問題を解くことができる人もいます。

『基礎問題精講』

個人差あり!

ただし、基礎問題精講だけで戦うには個人差があります。

 

基礎問だけで効率よく勉強できる子もいれば、問題の相性が合えば少ない範囲で高得点が出る子もいます。

 

個々の力量や問題の相性によって異なるため、基礎問だけに頼らず、自身の完成度を確認することが重要です。

 

このように、基礎問題精講の定着度、応用度合いは個人差があります。

試験会場に向かう様子

目指すステップ

まず、同じ問題でも100%自信を持って正解できる状態を目指すことが大切です。

 

そして、次に目指すのが、基礎問題をランダムにテストされてもほぼ完璧に解けることが条件です。

 

次に、解き方を言葉で説明できる状態も目指しましょう。

 

基礎問題は比較的優しい問題も多いため、計算だけで解いている場合もあります。

 

しかし、問題文の情報を読み取り、解き方を言葉で説明できるようになることが重要です。

 

問題文の状況を整理し、数字や公式を駆使して解答する方法を理解しましょう。

 

このレベルになると、より応用的な問題にも対応できるようになっていると言えるでしょう。

 

基礎問題精講の完成度が高くなれば、戦える大学のレベルも高くなっていきます。

 

しかし、基礎問だけを完璧に解けるようになることがゴールではありません。

 

重要なのは、基礎問の考え方や解き方をしっかりと身につけることです。

 

同じ基礎問の問題でも、どれだけ自身の中に問題のパターンが存在し、考え方を理解しているかが重要です。

 

また、基礎問の後にはさらに上の参考書があります。

 

自身の基礎的な考え方を磨いた後は、文系数学キャンパスシリーズなどに取り組むことでレベルを上げられます。

 

演習系の参考書を使う際には、基礎問の基本的な考え方が重要になってきます。

ビジネスのイラスト「業績アップ・右肩上がりのグラフ」

基礎問題精講をやる上で大切なこと

基礎問題精講で登場するものは、大切なものばかりで、解くことに越したことはありませんが、全ての問題を解かなくても構いません。

 

問題の選択にはポイントがあります。

 

実際には、一問一文にメッセージが込められています。

 

それぞれの問題で何を伝えたいのかを意識し、解き方を選ぶことが重要なんですね。

 

基礎問題を通じて伝えられるメッセージには、参考書作成者の思いが込められています。

 

しかし、受験生は問題を解くだけでなく、そのメッセージに気づくことが重要です。

 

問題をただ解くだけではなく、作者が意図した考え方やアプローチにも注目しましょう。

 

基礎問題の成功度合いを高めるためには、それぞれの問題に込められたメッセージに気づくことが重要です。

 

それによって、戦える大学のレベルや初見の正答率が大きく変わってくるでしょう。

 

基礎問題をしっかりと理解し、レベルアップを図るためには、時間がかかるかもしれません。

 

しかし、基礎問題精講の完成度を上げることは、大学受験で効率的に数学の完成度を上げるために重要です。

 

基礎問題精講を通じて、自身の力を引き出しましょう。

決心している様子

まとめ!

今回は 基礎問題精講でどのレベルまでいけるのか ということについてお話ししました。

 

結論として、日大レベルもしくは、MARCHの一部数学が簡単な学部に関してはクリアできます。

 

しかしながら、どれのレベルまでいけるかと言われると一概には言えないということでした。

 

1問1問深いところまで、しっかりと理解することが大事だということです。

 

基礎問題精講のみで、受験を乗り切る受験生も中にはいますが、それは特例であって、黄金ルートというのも存在します。

 

本記事で話したような考え方で、基礎問題精講を捉えてくれたらいいと思います。

 

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