目次
はじめに!
ブログをご覧の皆さんこんにちは!
JR千歳線千歳駅から徒歩2分、武田塾千歳校です!
今回のテーマは「受かる受験生の参考書の完成度」です。
同じ参考書を使っているにも関わらず、受験によって合格する大学に大きな差が生じることがあります。
その理由は参考書の完成度が大きく違うからです!
どの参考書を使うかはもちろん重要。しかしそれ以上に参考書の完成度が重要です。
例えば「Next Stage」や「システム英単語」など同じ参考書を使って旧帝以上に受かる人もいれば、全然ダメだった人もいます。
使っている参考書は同じなのに偏差値や合格する大学にかなりの差が出ています。
今回の記事では、参考書の完成度を上げるために必要な視点を解説します。
参考書を買っただけでは成績は伸びません!完成度を上げる必要があります。
どういう視点を持てば参考書の完成度を上げていけるのかを学んでいきましょう。
また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでもお話ししているのでそちらも合わせてご覧ください!
参考書学習の心得その① 参考書の全問題を完璧に理解しよう!
まず受験生に心得てほしいと思う点は、参考書の全問題を完璧に理解することです!
参考書からどこの部分をテストされたとしても100%答えられます、という状況を目指さなければいけません。
例えば、みなさんが持っている数学の問題集などを先生に貸して、その中から10問テストされたときに、今皆さんは何問答えることができますか?
単語帳であれば100問テストされたらいくつ答えられる自信がありますか?
多くの人が、参考書に取り組んでいるはずなのに答える自信がないはずです。
勉強したのであれば必ず全部テストされても大丈夫の状態を目指しましょう。
参考書を“やった”とは?
やった、という言葉の定義はとても重要です。
例えば「システム英単語」1〜1200の1〜2章までの範囲のテストをしたら「何%取れると思う?」と聞くと「100%」と答えられる人はほとんどいません。
自信がある人でも「9割くらい、いけます!」と答えるでしょう。
やはり自信を持ってどの範囲も大丈夫と言える人は本当に少ないです。
だからこそ100%で答えられる状態であれば合格の確率は上がります!
参考書は取り組む参考書のページを決めておき、完璧に仕上げることで合格の可能性生が上がります。
問題なのは多くの人が間違えた問題をほったらかしにしていることです。
例えば、数学の問題を解いて、わからなかった問題やできなかった問題があったとします。
解説を読んで納得したり、赤ペンで写したら終わりなど、難しくて解けないからまた今度解こう、と考えてはいませんか?
どんどんできなかった内容を積み残して先延ばしにしてしまうと、いつまで経っても完璧にはなりません。
完成度を高めたいのであれば、その日に間違えた問題はすぐに復習しましょう!
その日できなかった問題はその日のうちに解決する習慣をつけてください。
参考書学習の心得その② 1日1日の勉強を濃くする!
1冊を完璧にするのは確かに時間がかかることです。
これを達成するには1日の勉強、ひいては1週間の計画が大切になります。
武田塾の場合だと毎週確認テストを行います。
勉強した参考書の同じ範囲の同じ問題でテストを行い、何%得点できるかを確認します。
最低で80%を切っているとやり直しになり、それを超えていれば先に進むことができます。
一方で難関大学を目指すのであれば、8割の得点率では厳しいという指導を行います。
皆さんが今週した参考書やテキストの範囲の問題で本当に100点が取れますか?
ぜひ一度胸に手を当てて考えてみてください!
参考書の完成度にこだわる理由とは?
参考書の取り組み方一つで結果は大きく変わります。
完成度を意識した勉強に取り組みましょう。
完成度を上げていけば一週間で大きく伸びますし、逆に解けない問題をほったらかしにしてしまうと、点数は全然伸びません。
何時間や何ヶ月勉強したなど時間を考えると思いますが、その時間の中での完成度に目を向ける受験生は非常に少ないです。
大抵の受験生が勉強する期間は1年〜2年程度なので勉強時間に大きな差はありません。
つまり、勉強の完成度で差が生まれるといえます。
受験生の心得その③ 自分の想像している完成度は、見積もりが甘い!
皆さんにお伝えしたいのは、100を目指しても100にはならないということです。
例えば、次回の確認テストで100点を狙おうとした場合に、100点取れると思うと受験すると、95点とか92点だったりします。
つまり、80点でも確認テストの合格はできるが、80点を目指してはいけないということです。
80点を目指すと78点や75点になってしまいます。
合格ギリギリの点数を目指してはいけません!
100%の完成度を達成するには?
基本的には自分の想像する完成度は見積もりが甘いです。
100点取れると思ってようやく90%くらいです。自分が見積もった点数と実際の点数には大きな差があるので要注意です。
本当に100点取りたいのであれば、120点とるつもりで仕上げましょう!
これは、学校の定期テストを考えればイメージしやすいです。
テストを受ける前は自分の点数を高めに見積もってしまいますよね。
なぜなら、これだけ勉強したのだからこれくらい点数が取れるだろう?と甘く見積もってしまうからです。
実際はそんな自信ほどには得点できないことが多いです。
定期試験よりも長い期間で考えると、模試や過去問、入試など自分の見積もりよりも現実は厳しかった、思ったほどとれなかった、となります。
見積もりは合否に関わることもあるので、志望校合格を意識した勉強が必要です。
単語帳や問題集の完成度ひとつでも、自分の志望校の合格基準に達しているレベルを超えているかを考えながら勉強してください!
参考書学習の心得その④ テストを繰り返す!
「自分が100点だと思って受けたテストが80点だった。」これはテストを受けることによって初めてわかりますよね。
自分の完成度を正確に計測するために、テストをたくさん受けてください!
模試だけだとテストの頻度が少なすぎます。
自分の勉強した範囲を確認するテストを行い、日々の勉強の完成度を確認しましょう!
武田塾は毎週確認テストを行い、本当に100点取れるのかを確認することができます。
自分でテストを行うにしても、一週間の中で学習した範囲をランダムで解いてみたり、一週間のテスト日として取り組んだ問題を全て解いてみたり、単語帳を一回通してテストしてみたり、数学の解法が全て思いつくかを試してみたりして、日々完成度の定期検診を行いましょう。
勉強したての頃は特に、テストを毎日やるべきです。
その日に覚えた単語は友達にテストしてもらったり、数学の問題を1日の最後に解き直すなどしましょう。
テストを最初はこまめに行い、自分ってできているかな?という自分を疑う気持ちを持ちましょう。この方が成績は伸びていきます。
勉強はほとんどテスト!
確認テストを取り入れることで小さい範囲でも
・「ここはまだ覚えていない」 ・「ここはまだ解けない」 ・「ここはまだ解答根拠を説明できない」 |
などに気が付くことができます。
日々の勉強の中に確認テストを取り入れて、1回の勉強の完成度を上げていきましょう!
問題の解説や講義系の参考書を読んでいる時間以外はほぼテスト、という意識を持つことで学習の完成度は上がっていきます。
参考書の完成度は確認テストでわかります。
完璧になるまで参考書や問題をやり込みましょう。
参考書の問題でテストをして全問正解できるというのは、ある意味第一段階で最低ラインのようなものです。
例えば、英文法の問題集「Next Stage」や「関正生の英文法ポラリス1標準レベル」といったものがあります。
英文法の問題を全て解けることはそれもすごいことではありますが、それだけでは足りません。
知識を応用するためには、参考書に載っている問題を説明できるようになることが必要です。
英文法問題の解答が選択肢の②である場合、なぜ②を選んだのかを人に説明できるようになる必要があります。
適当に問題を解いて正解しても無意味です。解答に至る理由やプロセスを説明できるようにしましょう!
・「何を言っているの?」 ・「参考書の解説を読んでいるだけじゃん」 ・「何もわかっていないでしょ」 |
と突っ込まれるとまだ応用ができていない証拠です。
これでは入試で知識を応用して使えないので、完成度は低いということになります。
参考書を完璧にする方法のまとめ!
今回は【必見!】参考書をカンペキにするとは!?合格する人はここまでやる!というテーマでお話していきました!
ポイントをおさらいしましょう!
・参考書の問題の解き方を説明できると完成度が高まる ・日々の勉強から参考書の完成度を上げる意識を持ち取り組む ・志望校合格に向けてライバルを圧倒する力を参考書で養う |
完成度の第一段階は、参考書の問題を全問正解できること。
第二段階は、わかりやすく人に説明できることです。
第二段階まで必ず目指しましょう!
参考書の全部の問題をわかりやすく説明できるようになれば、応用力がとても身につきます。
そして入試問題でも、覚えた基礎力を用いて問題を余裕で解くことがでるようになりますよ!
最後に、武田塾千歳校では随時無料受験相談を行っています!
受験に関する悩みや疑問などぜひお気軽にご相談ください!
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