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理科科目と社会科科目はどうアウトプットしていけば良い?

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はじめに

ブログをご覧の皆さんこんにちは!

JR千歳線千歳駅から徒歩2分武田塾千歳校です!

季節も過ぎ、夏も終わりで、少々肌寒い日が増えてきましたね。勉強を続けている受験生の皆さんの中には、一通りインプットも終わって、問題集でアウトプットをする時期に差し掛かっている人もいらっしゃるのではないでしょうか。

みなさん、アウトプットをする際、どうやって解いたり復習をしていますか?
本日は周りの四倍の速度で勉強を進められるよう、アウトプットの正しい方法をお伝えします!

秋からの問題演習で揺るがない実力をつけたい方必見です!

また今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでも解説しているのでそちらもぜひ併せてごらんください!

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そもそも、インプットが終わった状態とは?

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今回は理系・文系問わず説明をするため、日本史を例に挙げて説明します。

夏の時点でインプットが終わっている例としては

講義系参考書で通史の学習が終わり、その知識確認として

「日本史用語 2レベル定着トレーニング(旺文社)」

「日本史B一問一答(ナガセ)」(★を参考に自分が必要とするレベルの知識が入っていること)

の二冊が終わっている状態を指します。

アウトプットの進め方

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日本史でアウトプットする教材の例としては

「イチから鍛える日本史 必修編(学研プラス)」

「共通テスト過去問研究 日本史B(教学社)」

「共通テスト 日本史B 予想問題集(KADOKAWA)」

があげられます。

これらの問題集を進める際、正解に〇をして、正解していたら大丈夫!と解いていっていませんか?

ここで重要なのは「間違いの選択肢の間違っている部分にチェックをつけること」です。

なぜなら、日本史の問題は似ている用語や年号を入れ替えるだけで作問者が簡単に間違っている選択肢を作れるからです。ここで、自分の間違いを確認し、どこが間違っているのかを正確に答えられるようにするためには、正解を選ぶための知識ではなく、間違いを間違いと見抜くための知識も必要となりますね。

また、この選択肢を消去法で解いていく方法は、地理・世界史・倫理・政治・経済等、他の社会系科目の他にも、共通テストの理科の生物・化学の正誤問題でも同様に使うことができます。

何となく4択のうちのこれっぽいからこれ!と、知識が入っているかどうか確認できないままに〇をつけて進めてしまうのはやめましょう!

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もちろん、丸つけの際には、自分が間違いだと思って付けたチェックの根拠が正しいかどうかも解説書と見合わせて確認するのを忘れないようにしましょう。この確認をしていけば、4つの選択肢があるとき、実質的に1問で4つの学びを得ることができるようになります!

加えて、雑な復習をする人は、「あっているからOK!」や、「間違えた選択肢の知識だけ確認する」「過去問の解説だけ読んで終わり」ということをしがちですが、1問のミスがその間違えた問題の周辺の知識が全般的に弱いことを示している可能性があります。そうしたときは関連する問題の知識を覚えなおすことが必要です!

そうしないと、同じ分野の別パターンの問題を問われた際、同じ間違いを繰り返して点数が横ばいになる可能性があります。ぜひ、広い範囲を復習する意識を持ってください。

不安なところは書き出そう!

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問題演習をしているとき、ノートに不安なポイントを書き出すのはとても有効です!

もちろん、見たことのない問題に取り組む演習では選択肢のうちのいくつかを自分の持つ知識で消したのち、最後に残った二択で迷って当たるときもありますね。しかしながら、私たちが正解したいのは、問題演習をしている今この瞬間ではなく、数か月後の入試本番です。つまり、ただの演習段階で当たったことは意味がないので、「不安」「紛らわしい…」「あいまいだな」と思った時点で、その問題で必要だけれども心配になってしまった知識を書き出しておきましょう。

きっと、問題演習では、何問も解いてから丸つけをするため、問題を解いた時点では不安だったことが丸つけをしているときに思い出せないことがあります。そうしたとき、問題を解いたときの不安だった部分が自分のつけた印から確認できれば、不安な部分を丸つけの後に復習することができます。

また、不安なポイントを一元化するためすべて自分の使っている参考書に書き込むことが理想です。「この参考書を見れば、自分の苦手なところも、覚えられなかったところもすべて書いてある!」そんな参考書が入試直前にあったら、不安をかき消してくれますよね!

アウトプットの目的

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みなさんに覚えておいてほしいのは「インプットの参考書を本当の意味で仕上げればどんな問題でも解ける!」ということです。しかしながら、穴のない状態であるかどうかを確認することはとても難しいです。だからこそ、アウトプットを通して、自分のできないところを知ることが重要なのです。

問題演習入試本番に対する練習試合のようなものです。問題演習中に「意外と知識の抜けがあるな…」「ここ覚えられてなかった」「問題ではこのように問われるのか!」等、様々なことを感じ、自分の苦手を把握することこそが、問題演習を行う大きな理由です!

つまり、解いているときは成績は上がりません。解き終わった後に紛らわしい知識や間違いを復習して覚えなおすことで成績は上がります!過去問等を使い、アウトプットを行った分だけ、しっかりと知識を回収し、知識の穴埋めを自分の中で穴が見つからないくらいにやり切ってください!

今回のまとめ!

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今回は理科・社会の効率的なアウトプット法について説明しました。

アウトプットをバリバリ進め、自分の穴を完全になくなるようにするための方法がわかったでしょうか?

今回のポイントは以下の2点です!

間違いの選択肢の間違っている箇所を正しくなるように変換して知識を確認!

不安な知識は一冊の参考書に書き込んでまとめる!

今日読んだこの記事の方法を使って、秋からの学習をぜひ実りあるものにしてくださいね!

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