ブログをご覧の皆さんこんにちは!JR千歳線千歳駅から徒歩2分、武田塾千歳校です!
夏休みが終わり2学期に入りましたね。みなさん勉強の進捗はいかがですか?
みなさんの中には世界史に対して苦手意識を持っている人もいるのではないでしょうか?
「どうやって勉強したらいいの?」覚え方のポイントがわからない」などありますよね!
そこで今回は、「世界史の勉強法」についてお話ししていきたいと思います。
世界史の勉強につまずいて思うように進まない人も多いはずです!今回は世界史をうまく進めるコツを伝授していきます。
詳しく解説した動画もこちらにありますのでぜひ合わせてご覧ください!
世界史の勉強がうまくできない人は?!
通史が途中で止まっていて仕切り直しを繰り返すパターンが世界史への苦手意識をより大きくしていると考えられます。その理由は、世界史と日本史での違いがあるからです。
世界史と日本史で違うポイントは??
世界史は、各地域を縦に短く見ていき、一通り横の流れで見て、と縦横の流れを繰り返す作業が必要になります。細かい部分で途切れるので全体像が見えないというところが受験生がつまずきやすいポイントとなっています。そのためイスラムの初期あたりでつまずく人がとても多いです。ギリシャやローマ帝国、古代の中国やエジプトなど、各地域の古い歴史については詳しいですが、途中で空白ができてルネサンスあたりまで戻ってこないということもよくあります。間がすっぽり抜けてしまうのです。
通史を走りきろう!
世界史での最優先事項は通史を走りきってしまうことです。2〜3ヵ月または半年ぐらいまでには通史を走りきってしまいましょう。最初の方を覚えていない状態だと余計な時間がかかってしまうので、短期間で全部入りきらなくても走り抜けることが大事です!
これが高校1・2年生の場合ならマンガで通史をいったん走りきってしまうのが楽ですよ!!初学者や世界史に対して苦手意識がある生徒におすすめしているのが、「世界史の勉強法をはじめからていねいに」です。これは世界史の流れがザーっと載っており重要事項が並んでいるので初学者が2時間で読めた!というほど読みやすい本になっています。まずは概要をざっと読めると、その後の勉強が楽になりますよ。
一問一答はちょっと待って!
「一問一答 世界史B」を進める人にありがちなのが、最初から詳しくやりすぎるということです。最初は、最重要の用語だけで通史を通して次は縦の勉強をしていくというのが良いステップです。
この縦横というのが世界史では意識していかなければいけないのですが、
縦:1つの地域の流れ
横:同時に怒っている流れ
というように、時代順に一つの地域をいっきに通してやるか、同じ時代に世界中で起こっていることを同時に押さえていくかということになります。
基本は縦のほうが習得はしやすくなっています。その理由として、縦のほうがやはり繋がりが明確なので、勉強していても違和感なく勉強することができます。
通史が終わったら中国史を整理しよう!!
中国史は古代から現代までずっと1つの地域の流れが抑えられています。世界史の中では日本史のポジションに近いと言えるでしょう。他の地域は国がくっついたり離れたり領土が大幅に変わったりしますが、中国は比較的、同じ地域で古くから現代までが追えます。そのため、いったん中国で世界史の整理の仕方を学んでから他の大きい地域から細かい地域を整理していくのがおすすめです。
地図と一緒に進めていこう!!
手間にはなりますが、資料集などを開いて、どの地域なのかというところを地図と一緒に見れると、頭の中でも整理しやすくなります。また地図は何回も繰り返しみるとある程度頭に残ってきます。
世界史の勉強のコツ
①通史を走りきってから全体像の把握
②大きい地域から縦の整理
③地図で時代ごとのイメージ
世界史が止まりがちな人は??
世界史が止まりがちな人には共通点があり、それは「用語を先行して知っているけれど、これがどこの国や、なんのことなのかがわかっていない」というケースが多いです。
縦に整理するためのおすすめ参考書は??
「世界史用語 マルチ・トレーニング」
「時代と流れで覚える!世界史B用語」
この辺りが縦を整理するときには使いやすいです!
ノートにまとめよう!
難関大学に受かる人は自分でノートにまとめていることが多いです。苦手な地域を覚えるときは、自分なりに工夫してノートに整理して頭の中を整理して覚えやすい状態にすることが大切です。中森先生が受験生の時代はメモリーツリーが流行っていました。
中森先生は、整理の順番を決めて、まずは、国の名前を書き、次に王様、そしてその人は何をした人なのか、どんな出来事が起こったのかを書いていっていたようです。
ですが!!ノートを使って全部をまとめるのはNGです!「時代と流れで覚える!」はノートでまとめたように整理されていて、自作でまとめる作業時間がほぼ不要になっています。そのため、苦手分野に関してピンポイントでノートにまとめるようにしていきましょう!
またノートより教材に書き込むことをおすすめします!基本的には教材に書き込んで、整理しきれない箇所はノートを使用するなどの使い分けを行っていきましょう。一問一答に新しく得た知識や補足したい場所を追加していき、どうしても整理しきれないことをノートに書くというのがおすすめです。模試で間違えた知識を書き足していくとしっかりと知識を一元化できて、受験に役立つので書き込みを大事にしていきましょう!
共通テストなどそこまで難易度の高くないレベルのまとめに使いたい時は「時代と流れ」がおすすめです!難関の私大や国公立を狙う場合は「世界史用語 マルチ・トレーニング」を使っていきましょう!このあたりは自分の志望の大学と比べて選んでいきましょう!!
今回のまとめ
世界史の勉強法は最初に通史を走りきってしまいましょう!縦の整理と地図のイメージでより知識を深めることが大切です!苦手な箇所や補足が欲しいときにノートで整理していきましょう!!
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