理科科目はどう選択する？タイプ別選び方！

ブログをご覧のみなさん、こんにちは！JR千歳線千歳駅から徒歩2分、武田塾千歳校です！

高校生のみなさんはもう文理選択をしましたか？
文理と理科・社会の選択科目を決めることはその後の進路にもかかわる重要な選択です。
そこで今回は、理科科目のそれぞれの特徴と向いている人をご紹介します。

・理科の選択科目を決められない
・少数派になるのが不安
・好きな科目とオススメされる科目で迷う

このような人は必見です！
ぜひ、武田塾の公式YouTubeチャンネルの動画も合わせてご覧ください！

選択科目の選び方！

理科は化学と物理と生物の3科目あります。このうち2科目を選ぶことが多いです。1つ目に化学を選び、残り１つで物理を取るか生物を取るか迷う人が多いと思います。
まず、理科の選択科目を選ぶときは行きたい大学・学部が決まっているならそこの入試科目に合わせて選択するのがいちばんいいです。

・行きたい方向性
・将来的になりたいモノ

これらを考えて決めましょう。
ですが、理科の選択をするのが高2くらいですのでまだ進路を決めていない人もいますよね。
そのような人は

・今の時点で物理または生物が好きか
・どちらに興味があるか
・将来、生物系に進む可能性があるか
・数学が好きか

これらを考えて決めていきましょう。

物理と生物を選択する画像

物理・化学信仰に要注意！！

高校によっては物理・化学信仰があり、やたらと物理を推してくることがあります。しかし、必ずしも物理が良いかというとそうではありません。物理・化学信仰に影響されて物理を選んでしまうと後々後悔しかねません。
私も高校時代に理科選択に迷っていました。学校からは物理を選べば間違いはないとオススメされましたが、私は物理基礎が好きではなかったのでギリギリまで迷いました。結局、提出締め切り日に「どっちが好きなの」と聞かれとっさに「生物です」と答え生物を選択しました。私のクラス（40名）では理系で生物を選んだのは私を含め８人だけでしたが生物を選んで本当によかったと思っています。毎回の授業がとても面白く、生物の勉強が受験勉強の息抜きにもなりました。

・みんな物理を選んでいるから
・先生にオススメされたから

このような理由で物理を選ぼうとしている人はちょっと待ってください！
これから物理と生物の特徴とどんな人に向いているかをご紹介していきます。
本当に物理で良いのか、それとも生物が良いのかを一緒に考えてみましょう！

ターニングポイントの画像

物理の特徴！

①計算が多い！

物理は計算が多いので数学が得意な人にはとても向いています。日常生活のあらゆる現象について計算を用いて数値化していくことに面白みを感じられると思います。物理を楽しいと感じることができればとても強い武器になるのでオススメです！また、数学が好きな人は逆に暗記が得意ではないことが多いので暗記要素が少ない物理が最適です。
反対に数学が得意ではない人には向いていません。

・公式を問題に当てはめて解くのが苦手
・計算に時間がかかってしまう
・計算ミスが多い

このような人は要注意です。
物理は好き嫌いがわかれやすい科目であり、嫌いになってしまうと勉強するのが辛い科目になります。数学が得意ではない人は覚悟を持って選ぶべきだと思います。

物理学のイメージ画像

②入試科目に使える！

選択科目でいちばんみなさんが気にすることは入試に使えるかどうかだと思います。大学によっては使えない科目もあるのでここで選んだ科目によって大学選びに制限がかかってしまう可能性があります。
しかし、物理ならその心配はほとんどありません。なぜなら物理は大抵の大学・学部で使えるからです。農学部などの生物系でも物理は使えます。そのため、全く進路が決まっていない人は物理を選んだ方がリスクは低くなります。

③高得点が狙える！

物理は量が少ないため全範囲を終わらせることは難しくありません。また、やり込むことで100点も狙えるほど高得点を取ることが可能です。そのため理科を武器にしたいと思っている人にはとてもオススメです。
ただ注意点としてやり込まないと40、50点までしかいけません。低い点数から高得点まで点数を伸ばすには努力が必要になります！
そのため、物理が好きな人は満点近くまで点数を伸ばすことができます。反対に物理が好きではないと高得点まで伸ばすことが難しくなります。ハイリスクハイリターンであるといえます。

100%と書かれた積み木の画像

物理に向いている人

物理に向いている人は

・数学が好き
・狭く深く勉強することが好き
・理科を武器にしたい

このような人には物理が向いています！

物理のイメージ画像

生物の特徴！

①暗記が多い！

生物は計算がほとんどなく、基本暗記です。そのため暗記と論理的思考が得意であれば生物に向いています。
反対に、生物は暗記量がかなりあるので暗記が得意ではない人には辛い科目になると思います。

暗記のイメージ画像

②安定して得点できる！

生物はやり込まなくても60、70点くらいの点数を安定して取ることができます。そのため、理科の負担を少なくしたいという人にはとてもオススメです。
しかし、物理と違って満点を取ることは難しいです。なぜなら、物理と違って範囲がとても広く全範囲を完璧にカバーすることが難しいからです。満点を取ることは難しいですが70点くらいは簡単に取れるのでローリスクローリターンといえます。

③勉強が辛くない！

生物を選択した人は生物を好きになることが多いので授業や勉強を楽しむことができます。受験勉強の息抜きにすることもできます。
反対に、物理選択をした人はかなり物理を好きになるか好きになれずに勉強すること自体が辛くなるということが多いです。
このように生物は好き嫌いがわかれにくく、物理は好き嫌いがはっきりわかれやすいです。

STUDYと書かれたサイコロの画像