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朝課外は取るべき?九州地方独特の文化についてまとめてみました!

みなさんこんにちは。

今回は、九州地方独特の朝課外について話していこうと思います。

早速ですが、9/15(水)に朝起きて何気なくTwitterを見ていると、こんなツイートが流れてきました。

そういえば、「数年前にも朝課外が話題になってたな」と思い出し今回ブログにまとめてみました。

かくいう私も福岡県出身なので、ここ数年で大きく変化した朝課外事情について思うところが多々あります...。

もっと早くどうにかなったやろ!!

という思いを抑えつつ、なるべく客観的に書いたので最後まで読んでいただけると嬉しいです。

朝課外とは?

まず、たまたまこのブログにたどり着いた方もいらっしゃると思うので、「朝課外」について簡単に説明します。

朝課外とは、正規の授業とは別に朝に行われる課外授業のことです。

学校によっては「朝補習」や「ゼロ時限」と呼ばれています。

また、時間帯や実施内容は学校や学年によって異なります。

文部科学省や九州各県教委によると、全国的には一般的ではないものの九州地方では普通科のある高校で約9割が実施しているそうです。

 

朝課外がいつから始まった?

朝課外は1970年代に始まったと言われているそうです。

当時は生徒や保護者からの要望があり、望まれて始まったのでしょうが...40年の月日が経ち、教育事情も大きく変化しました。

以前は、強制的に参加が義務付けられていたことも多かった朝課外ですが、福岡県内では2017年に福岡県議会で問題視され、同年11月に福岡県教育委員会が各高校に朝課外の選択(希望)制を要請する通達を出しています。

40年以上続いていた伝統(?)にここ数年で大きな変化が起きました。

 

朝課外の時間帯

通塾してくれている生徒から聞くと、ほとんどの学校が7:30から開始のようです。

私も高校生のときは毎朝5:30に起きて、7:30からの朝課外に出席していました...。

私自身も大変な思いをしていた記憶がありますが、もっと大変だったのはお弁当の準備をしてくれていた母だったと思います。

おそらく、5時前には起きていたのではないかと思うので感謝しかありません。

 

雑誌でみる都会の高校生との違い

今でこそ、朝課外が九州地方独特の制度だということは知っていますが、高校生の当時はそんなことに気づいてすらいませんでした。

今の高校生はSNSの普及で他の地域の情報を得やすくなっているので高校入学時点で朝課外が他の地域にはないことを知っている子も多いと思います。

ただ、当時の私にも違和感はありました。

それはファッション誌にたまにある読者モデルの一日のスケジュールを紹介ページ。

東京や大阪の高校生モデルの一日をみると、起床時間が7:00や7:30になっていました。

心の中で「起きるの遅すぎるやろ!」とか「学校間に合わんやろ!」などとツッコミを入れながら、結局「都会の学校は違うなぁ...」という意味不明な結論で終わっていました(笑)

 

朝課外の実施内容

基本的には課外授業なので、演習の時間だったり補習のような位置づけになっています。

また、単語テストや小テストの時間に充てられていることもあります。

ただ、一部の高校では朝課外が通常授業の延長になっており、参加しないと勉強に支障をきたす学校もあったそうです。

 

朝課外はとるべき?

それでは本題に入ります。

結局、朝課外は取るべきなの

個人的な意見としては、少しズルい答えですが基本的にはとらなくてよいが内容によると思っています。

例えば、英単語をやっているだけの朝課外にはとらなくていいです。

一方、模試の過去問演習であれば必要ならばとってもいいと思います。

 

世間の声は?

数年前になりますが、2018年の1月にTwitter上でこんなアンケートが取られました。

このアンケートをみると、回答者のおよそ9割が朝課外は不要だと思っていることがわかります。

高校生以外の回答者も含まれているため生の声とは言いにくいですが、少なくとも私はこれまで「朝課外をやってほしい」といっている生徒を見たことはありません。

 

朝課外は強制的に受けさせられる?

2017年の教育委員会からの通達以降、高校側も基本的には朝課外を選択(希望)制にしているはずです。

しかし、いまだに半ば強制的に受講をさせられているという話も耳にします。

よく聞くのは、担任の先生から「去年の先輩はほぼみんな受けていた。受けていないのは学年で一人か二人だけだ」と言われるパターンです。

特に、高校に入りたての1年生が言われて「受けなくてはいけない!」と思い込み申し込んでしまうようです。

 

朝課外で成績は上がるのか?

結局、朝課外で成績が上がるのか?

もちろん、成績が上がる要因は複合的なものなので一概に言えることではないです。

しかし、朝課外を受けたから成績が上がるとは言い難いと思っています。

成績向上のためというより、朝の勉強習慣を定着させるためと思った方がよさそうです。

ただ、朝課外の時間に自学自習をした方が成績は上がるのは間違いないと思います。

 

問題演習は問題だけ配ってほしい

冷静に考えて10分程度の英単語のために拘束されるのはおかしいな話です。

英単語テストなんて毎朝ではなく週1回正規の授業時間に行えば済みます。

数学の小テストも朝から呼び出されて受ける必要性はないでしょう。

問題演習にしても問題だけもらえればあとは自分で解いて解説を読んで勉強した方がはかどるはずです。

そもそも、自学自習の習慣がついている生徒にとっては問題の解説授業は必要ないです。

 

朝課外を断るには?

高校側としては40年も続けてきたから急にはやめられないというのが本音ではないでしょうか。

生徒の負担をなるべく少なく、効果を最大限に」と考えて朝課外を実施されている高校がほとんどだと思います。

ただ、中にはしつこく受講をすすめてくる先生もいらっしゃるでしょう。

 

生徒の成績を上げたい

口うるさく朝課外の受講をすすめてくる先生も「生徒の成績を上げたい」という思いがあればこそだと思います。

その先生から見て、あなたの成績が不十分に思えているのかもしれません。

基本的に「生徒の勉強の邪魔をしてやろう」と思っている先生なんていませんよ!

 

事情を説明し、それでもダメなら助けを求める

朝課外をとりたくなければまずは担任の先生に事情を説明しましょう。

特に、塾や予備校の課題がたくさんある場合はそのことを伝えましょう。

具体的な分量と計画を話すと説得しやすくなるはずです。

 

ただ、どうしても断りにくければ保護者や別の先生に相談するのも一つの手でしょう。

受けたくもない授業を受けても生徒と先生の双方にメリットはありません。

生徒側が内職をし始めてさらに関係が悪化してしまうことになりかねないです。

 

朝課外はとりたくないけど何をすればいいかわからない

最後に、武田塾っぽく話をしめます。

朝課外はとりたくないけど何をすればいいかわからないという方は武田塾へ!

武田塾は生徒にあったカリキュラムを組んで一日ごとに課題を出します。

 

朝課外を断りたいけど代わりにやることがないのであれば、学校の先生も納得しませんよね?

武田塾が生徒に渡す個別指導報告書(特訓レポート)を見せれば、先生も一発で納得してくれるはずです。

 

それでは、今回の朝課外についてのブログは以上です。

最後まで読んでいただいてありがとうございました!

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