暇さえあればマンガを読んで生きている武田塾筑前前原校校舎長の川原です。
今回はそんな自称マンガ通の私が選ぶ受験勉強のモチベーションUP!にオススメのマンガをご紹介していきます。
どこかでアンケートをとったわけでもない完全に個人の意見です。
しかし、読んで後悔するような作品は一つも選んでいませんのでぜひ最後まで読んでください。
「受験勉強のモチベーションUP!」にオススメのマンガ
では、早速ですがご紹介していきたいと思います。
一応、選考にあたってこんな人に読んでほしいなと一人で妄想しながら考えました。
それらを小見出しにしましたので、私の思いとともに作品の紹介をご覧ください。
止まってしまった勉強の手を突き動かしてくれる『かくかくしかじか』
作品名:『かくかくしかじか』
作 者:東村アキコ
巻 数:全5巻
※第1話の試し読みはこちらから
東村アキコ先生といえば、『東京タラレバ娘』や『海月姫』など多くの実写化作品を手掛けられています。
そんな東村先生の実体験をもとに描かれたの自叙伝が『かくしかじか』です。
物語は高校3年生から始まり、美大受験と大学入学後へと話は進んでいきます。
美大受験を控えていた主人公アキコは自信過剰な受験生でした。
ある日、同じく美大受験する唯一の同級生から絵画教室を紹介されます。
そこで恩師となる日高先生と出会われます。
教室に入るとすぐにデッサンを見せるように言われ、
ハイ全然下手クソでーす
『かくかくしかじか』1巻 canvas01より引用
と酷評されてしまいます。
日高先生から「月・水・金・土日の週5で毎日9時までデッサンをしに来る」ようにと言われます。
それからも、日高先生の口からはほとんど「いいから描け」もしくはシンプルに「描け」しか出てきません。
しかし、たった5巻の自叙伝を読んだ後に、皆さんの心はこの「描け」に強く背中を押されることになると思います。
勉強をがんばっている受験生も、ときどき手が止まってしまうこともあるでしょう。
そんなときはこの作品を読んでみてください。
あなたの止まってしまった勉強の手を突き動かしてくれるはずです。
※第1話の試し読みはこちらから
中学受験の話だが心構えは大学受験にも通じる『二月の勝者』
作品名:『二月の勝者』
作 者:高瀬志帆
巻 数:既刊12巻(2021年9月9日現在)
※第1話の試し読みはこちらから
2021年10月からテレビドラマも放送された作品です。
この物語は中学受験塾で働く講師たちを中心にしたかなりニッチな作品ではあります。
この作品は
君達が、合格できたのは、父親の「経済力」。そして、母親の「狂気」。
『二月の勝者』1巻 第1講「二月の挑戦」より引用
など、時折過激ともとれる表現が出てきますが、塾業界の裏側がリアルに描かれていてどんどん引き込まれます。
地方だとそもそも中学受験をする同級生にほとんどいないのではないでしょうか。
みんな地元の公立中学校に進学するという地域も多いでしょう。
かく言う私も同じクラスから中学受験をした同級生はひとりもいませんでした。
しかし、物語の舞台である関東では事情が全く異なります。
第1講にも出てきますが、都内では約4人に1人の割合でどこかしらを受験するそうです。
複数の中学の受験日が重なる日に登校するとクラスに誰もいないということもあるとか。
この作品は中学受験の話ですが心構えは大学受験や高校受験にも十分通じるところがあると思います。
特に、受験のピークともいえる秋以降の話は受験生のみならず保護者にとっても大変参考になるはずです。
あまり中学受験に馴染みのない方でも基礎中の基礎から説明があるので安心してください。
※第1話の試し読みはこちらから
やりたいことを始めるのに年齢は関係ない『海が走るエンドロール』
作品名:『海が走るエンドロール』
作 者:たらちねジョン
巻 数:既刊1巻(2021年9月9日現在)
※第1話の試し読みはこちらから
このブログを書いているのが2021年9月です。
受験勉強のモチベーションUPに関係なく今一番のオススメの作品です。
実は8月16日に第1巻が発売されたばかりの新しい作品になります。
物語はとある美大です。
美大をテーマにした作品といえば、最近だと『ブルーピリオド』が人気ですよね。
少し前になると実写映画・テレビドラマ化までされた『ハチミツとクローバー』が思い浮かびます。
これらの作品は当然のことながら、主人公をはじめ主要な登場人物は10代もしくは20代でしょう。
しかし、『海が走るエンドロール』の主人公は、なんと65歳のおばあさんです。
主人公の茅野うみ子は、かつて死別した夫と映画館にデートに行ったことを思い出します。
数十年ぶりに行った映画館で、夫に言われた
貴女は映画が好きなのではなく映画を観てる人が好きなのですね
『海が走るエンドロール』1巻 第1話より引用
という言葉を思い出します。
映画館では映画ではなく観ている人が気になってしまううみ子。
そして、その日も映画中に後ろの席を振り返ります。
そこで目が合った美大生徒の出会いをきっかけに、65歳で"映画"をはじめることになるのです。
まだ、1巻しか発売されていませんが、間違いなくこれからドンドン面白さがましていく作品だと思います。
この作品を読めばやりたいことを始めるのに年齢は関係ないと感じられるはずです。
※第1話の試し読みはこちらから
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