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大学受験が間近に迫っていますが、志望校を理工学部に絞り勉強を頑張っている受験生も多いのではないでしょうか?受験生の中には、東京に憧れを抱いていたり、就職のことを考えて理工学部の受験を考えたりと、さまざまな志望理由があるかと思います。
今回の記事では、私立大学の中で四工大と呼ばれる理系大学について解説していきます。
この記事を読んで分かることは以下の3つです。
- 四工大とはどんな大学なのか
- 四工大の偏差値や特徴
- 四工大の就職について
では早速、詳しく見ていきましょう!
四工大とは
四工大とは東京にある理工学部に特化している大学で、以下の4つの大学を指します。
- 工学院大学
- 芝浦工業大学
- 東京電機大学
- 東京都市大学
これら4つの大学は私立大学です。
四工大といえば、東京の私立大学の大学群として知っている方も多いでしょうこの四工大は大学同士が連携しており、他の大学にはない制度があります。それでは、四工大ならではの制度について見ていきましょう!
四工大ならではの制度とは?
四工大は東京の私立大学ですが、4校が連携しさまざまな学びを得られます。例えば、単位互換制度が挙げられます。これは、他大学(四工大内で)で取得した単位が卒業単位として認められる制度です。
工学院大学にはない分野の授業を、芝浦工業大学で受講するなどが可能となります。さまざまな講義を聴き、見聞を広めたい方にとっては素晴らしい制度ではないでしょうか。
少しずつ四工大に興味が出てきた方もいるかと思います。では、自分は四工大を狙える位置にいるのか知りたい方向けに、次の見出しでは偏差値について詳しく解説していきます。
四工大の偏差値
四工大の偏差値とはどのくらいなのでしょうか?
大学別の偏差値は以下のとおりです。
大学名 |
偏差値 |
工学院大学 |
53~65 |
芝浦工業大学 |
58~70 |
東京電機大学 |
47~62 |
東京都市大学 |
51~66 |
このように4つの大学の偏差値は同じくらいですが、芝浦工業大学のレベルが少し高いことが分かります。四工大全てにいえることですが、学部数も多いため偏差値にばらつきが出ています。
いずれの大学でも、建築学部は偏差値が高い傾向です。
では次に、四工大の概要について詳しく見ていきましょう!
四工大の概要
四工大は1996年に発足した理工系大学です。次代を担う技術者の育成するために、武蔵工業大学、芝浦工業大学、東京電機大学の3校で発足しました。その後、1998年に工学大学が加わり、現在の四工大となったのです。
その後、武蔵工業大学が大学名を変更し、東京都市大学となりました。
四工大では総合大学に負けない数のカリキュラムや、各大学の学生が大学院修士課程に入学できる特別推薦入試制度などを作り、緊密に連携しています。
以下の見出しでは、各大学の偏差値、工学部の偏差値(学科の紹介)、特徴について解説していきます。
工学院大学(偏差値:53~65)
工学院大学の偏差値は53~65となっています。各学部によって偏差値が違い、最も高い偏差値は建築学部の65となっています。
では次に、工学部の学科について詳しく見ていきましょう!
工学部 偏差値:59~63
工学院大学の工学部には3つの学科があります。
- 機械工学科
- 機械システム工学科
- 電気電子工学科
各学部では、学生が自ら選択した専門分野の基本的な知識を学び、社会に役立つ技術を習得できます。卒業後はエンジニアとして活躍する卒業生が多数いるこから、エンジニアになりたい方には最適な大学だといえるでしょう。
工学院大学の特徴
工学院大学の特徴は、130年を超える歴史から、技術や知識はもちろんのこと、豊かな人間性を持った人材を輩出しています。
2020年4月から、6年間一貫教育の大学院接続コースが導入されました。これにより、主専攻と副専攻分野を横断的に学び、よりレベルの高い技術者を育成する制度となっています。
芝浦工業大学(偏差値:58~70)
芝浦工業大学の偏差値は58~70となっています。各学部によって偏差値が違い、最も高い偏差値は建築学部の70となっています。
工学部 偏差値:58~68
芝浦工業大学の工学部には9つの学科があります。
- 機械工学科
- 機械機能工学科
- 材料工学科
- 応用化学科
- 電気工学科
- 電子工学科
- 情報通信工学科
- 情報工学科
- 土木工学科
工学の分野で幅広い9つの科があり、なんのために工学や技術が利用されているのか。また、検証や実践する力を養う学習がでるでしょう。
芝浦工業大学の特徴
芝浦工業大学の特徴は、世界に学び、世界に貢献する人材の育成のために4学部16学科から自分の学びたい学問を選択できる点です。
4年次からは270以上ある研究室のいずれかに所属します。企業の担当者も参加することもあり、より実践的な研究に打ち込むことが可能となります。
東京電機大学(偏差値:47~62)
東京電機大学の偏差値は47~62となっています。各学部によって偏差値が違い、最も高い偏差値はシステムデザイン工学部の62となっています。
工学部 偏差値:53~62
東京電機大学の工学部には6つの学科があります。
- 電気電子工学科
- 電子システム工学科
- 応用化学科
- 機械工学科
- 先端機械工学科
- 情報通信工学科
東京電機大学では、基礎教育から実習、実験など幅広い専門科目を学べます。技術者としての能力向上を目指し、ワークショップやキャリア関連科目なども充実しています。他分野で課題解決型の技術者を育成することを得意としています。
東京電機大学の特徴
東京電機大学の特徴として、就職に強いという点です。
2020年3月に卒業した卒業生の就職内定率は98.4%となっています。
内訳は以下のとおりです。
- 製造業 約34%
- 情報通信業 約28%
- 建設業 約12%
となっており、大学で学んだ専門分野をフルに活かし、エンジニアとして就職している卒業生が多くいます。また、キャンパスの所在地も北千住駅から徒歩1分と好立地にあり、通いやすい大学としても知られています。
東京都市大学(偏差値:51~66)
東京都市大学の偏差値は51~66となっています。各学部によって偏差値が違い、最も高い偏差値は情報工学部の66となっています。
理工学部 偏差値:51~59
東京都市大学の工学部には7つの学科があります。
- 機械工学科
- 機械システム工学科
- 電気電子通信工学科
- 医用工学科
- 応用化学科
- 原子力安全工学科
- 自然科学科
理工学部は、機械系、電気系、応用化学系で編成。各学科では、基礎はもちろんのこと、専門知識や、科学的根拠を学び、社会のニーズに応えられる技術者を育成しています。
東京都市大学の特徴
東京都市大学は、武蔵工業大学と東横学園女子短期大学が融合し2009年に誕生した大学です。
両校の特色を継承し、高度な専門性の獲得、国際水準の技術力を持ったエンジニアの養成に力を入れています。
国際水準のエンジニアを育成するために、さまざまな留学プログラムを準備しています。
- 東京都市大学オーストラリアプログラム
- 東京都市大学&カンタベリー大学留学プログラム
語学力も身につけ、国際的に活躍したいと考えている方にはうってつけの大学です。
四工大の就職率ランキング
東洋経済の有名企業への就職率が高い大学ランキング200校によると、四工大の就職ランキングは以下の通りです。
芝浦工業大学:15位
東京都市大学:37位
工学院大学:54位
東京電機大学:55位
四工大は、技術系の職種やメーカー系への就職を目指すならばオススメの大学群です。
四工大を目指すなら武田塾筑前前原校へ
四工大のうち、芝浦工業大学・東京都市大学は就職に強い大学です。とくに技術系のメーカーへの就職を希望している人はオススメの大学です。また、工学院大学や東京電機大学も就職率は高く、四工大のどの大学に行ったとしても就職先は数多くあるでしょう!
四工大の中では、芝浦工業大学が群を抜けてMARCHに近いレベルです。四工大全体では日東駒専レベルと考えて問題ありません。芝浦工業大学を目指す方は、より一層勉強に打ち込む必要があるかもしれませんね!
四工大を目指すのであれば、武田塾筑前前原校へご相談ください。
武田塾では、無料受験相談を実施しており、受験生の悩みなどにアドバイスしています。何回でも受験相談を受けられるので、ぜひ一度武田塾へお越しください