こんにちは!
受験本番が近づいて来ており、受験生はもちろん、非学年のみなさんも勉強に対する意識が高まる頃だと思います。
さて、そんな勉強に励むみなさんに一つ質問をしたいと思います。
計画通りに勉強を進めることはできていますか?
「ちゃんと計画を立てたはずなのに、なぜか上手く進めることができない」
「そもそも計画の立て方がわからない」
「特訓で出された宿題をちゃんと一週間で終わらせることができない」
このような悩みを持つ人は多いと思います。
そこで今回は計画を立てる時に意識すると良いポイントをお教えしたいと思います。
①短期と長期の計画を作るべし
(1)計画って固定的?
計画を立てる時に勘違いしがちなこととして、計画が固定的なものだと思ってしまうことが挙げられます。
固定的なものだと思ってしまうからこそ、一度上手く行かなくなってしまったり、行き詰まるとそこから上手く勉強を続けるのが難しくなってしまうのです。
しかし実際はどうかというと、みなさん経験があると思いますが、計画は計画通りに上手くいく方が珍しく、固定的な計画では上手く行く可能性はとても低くなってしまいます。
なので計画を立てる際は、初めからある程度変更を前提としたものを立てるべきと言えます。そのために必要となるのが短期と長期の二種類の計画です。
(2)長期の計画の立て方
まず最初に立てるべきなのは長期の計画の方です。期間は人によって変わると思いますが、大体一週間から1ヶ月くらいを想定するといいでしょう。一週間以上の長期計画を立てる際は、一週間ごとの中期計画も立てることをおすすめします。この計画ではその期間に終わらせたいもの(参考書、過去問など)を全てリストアップしましょう。そもそも何をやればいいのかがわからないという人は、模試や学校のテスト、英検など直近のテストなどから必要な勉強量を逆算すると良いでしょう。
(3)短期の計画の立て方
長期の計画を立てることができたら次に短期の計画を立ててみましょう。短期の計画は長期の計画で立てたリストを元に1日ごとに勉強の分量を振り分けて行きます。短期の計画に関してはかなり大雑把に振り分けても問題ありません。次のポイントで述べますが、コツとしてはこれくらいなら終わるかなといった少し少なめの量にすると良いでしょう。
(4)計画の進め方
さて、二つの計画が立て終わったら勉強を開始しましょう。そうすると必ず計画通りに勉強できない日が出てくると思います。そういった時は長期の残りの計画を考慮して、短期の計画をその都度変更していきましょう。計画なんだから変更したら意味がないのでは、とお思いになるかもしれませんが、重要なのは長期の計画の達成なので、その長期の計画が達成できる範囲で短期の計画は自分の都合に合わせてどんどん変更しても問題ありません。むしろ変更しないで上手く計画を進められる人はもうこのブログを閉じてしまっても構いません(笑)。
ということで、
長期の計画を達成することを最終的な目標として二つの計画を立て、実行してみましょう!
②計画の分量はMaxではなくMinimumで
①を読んだみなさんの中には、計画を変更しすぎて最終的に終わらなくなるのではないかという不安を抱く人もいると思います。なので次にきちんと終わる分量の決め方についてのお話をしようと思います。
・MaxではなくMinimun
1日の勉強の分量はその日にできる最大の量ではなく、その日にやらないといけない最低限の量にすることを意識しましょう。まずは自分ができる勉強量の半分から計画を立て始めてみても良いと思います。少ない量から始めて順調にクリアできるようであれば、徐々に分量を増やしていきましょう。ただしどんなに慣れたとしても自分の限界ギリギリの量を設定してはいけません。大事なことはゆとりを持った計画を立てることです。
計画が上手く行かない人の場合は計画の量を自分の最大値に設定してしまっており、そのため少しでもつまづくと上手く行かなくなるというケースが大半のように思えます(筆者も元々そのタイプでした)。
しかし最低限の量で設定することで、ゆとりを持った十分実現可能な計画を立てれるようになります。
またゆとりがあるので、上手くいった日は計画以上に勉強を進めてみることもできるでしょう。
ゆとりを持たせることで柔軟かつ適切な量での計画を立てることができます!
ぜひゆとりを意識して計画を立ててみましょう!
③時間と量、自分のタイプを理解しよう
さて、ここまでで大まかな計画の立て方は理解できましたでしょうか?
最後に個人のタイプ別の計画の立て方について話そうと思います。
計画を立てる際には二種類のタイプの人がいて、時間をベースとして考えるか、量をベースとして考えるかの違いがあります。
これからそれらの特徴について説明します!
(1)時間ベース
時間ベースの人は1日の勉強時間と科目や参考書にかかる時間を考慮して計画を立てます。
例えば、
今日は9時間勉強できるから、英語に3時間、数学に3時間、国語に3時間
英語は単語に30分、文法に30分、長文に2時間
のように科目や参考書にかかる時間を推定し、そこから1日の勉強時間に収まるように計画を立てます。
このタイプの人は、[ターゲット1900:30分]のように時間をメインに計画を立ててみると良いでしょう。
(2)量ペース
量ベースの人は勉強する量を考慮して計画を立てます。
例えば
一週間後までに参考書A、B、Cをそれぞれ200ページ終わらせないといけない
なので今日は三つの参考書をそれぞれ30ページづつやる
といったように、量を逆算して最低限やらないといけない計画を立てます
こちらのタイプの人は、[ターゲット1900:1-150]のように量をメインに計画を立ててみると良いでしょう。
自分がどちらのタイプなのかを考えて(実際に一週間ずつくらい試してみても良いと思います)、自分にあった計画の立て方をしてみましょう!
まとめ
①短期と長期の計画を作るべし
②計画の分量はMaxではなく、Minimumで
③時間と量、自分のタイプを理解しよう
いかがでしたか?
この記事がみなさんの勉強に少しでも役立てば幸いです。
目標達成に向けて勉強を頑張って行きましょう!
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