皆さんこんにちは!今回のテーマは「数学は暗記科目なのか否か?」です!
皆さんは数学が得意でしょうか。もしかしたら、「公式が覚えられない!」や「全然解き方が覚えられない!」といった悩みを持つ方もいるかもしれませんね。しかし、数学はそもそも暗記科目なのでしょうか。
結論から申し上げると、数学は暗記科目ではありません!今回はその理由をいくつか挙げていきましょう。
数学は謎の記号の羅列!?
数学が苦手な人は数学に出てくる色々な記号を”記号”として見てしまっていることが多いです。
そのため、そういった記号を教科書や参考書に書いてあるままに暗記しようとしまっています。
数学に出てくる記号には全て意味があります!昔の人が一文字一文字に意味を込めてそういった記号を定義しているのです。
例えば、Σ(シグマ)という記号がありますよね。これはSumのS(ギリシャ語のS)です。
「こういうルールに従って、足し算してね」という意味が込められています。
他にも∫(インテグラル)という記号があります。これもSumのSを細くして作られています。先程のΣ同様、「こういうルールに従って、足し算してね」という意味が込められています。
従って、意味を考えれば、これら二つの記号はほぼ同じ意味なのです(その違いは離散的に足すのか、もしくは連続的に足すのかというだけです)。
しかし、多くの受験生はこれらを全く別のものとして捉えてしまっているでしょう。それでは、覚えることも多くなりますし、こういった記号を避ける原因にもなってしまいます。
ほとんどの場合、数学記号は英語由来なので、意味を考えれば理解できることがほとんどです。
数学は言語なのです。しかも、日本語や英語といった言語とは違い、世界中どこでも(もしかしたら、宇宙中どこでも)通じる言語なのです。
数学は数式の意味を考えましょう。
すべて意味を考えるのか
そうは言っても、実際のところ数学が得意な人は数式を書くときに全ての意味を考えているわけではありません。それでは、時間がかかりますし、なにより疲れてしまいます。
実のところ、数学が得意な人は公式等は覚えてしまっています。頭でも覚えていますし、手も覚えています。
そのため、問題を解く際には、「どのようなことをすれば答えが導けるか」であったり、「どのように論理を展開すれば相手に自分の言いたいことが伝わるか」といったことしか考える必要がなく、スピーディーに問題を解くことができるのです。
しかし、これは公式を覚えようとして覚えているわけではありません。何回も意味を考え、たくさん演習することによって、結果的に覚えてしまっているのです。
数学は演習量が大事
他の科目よりもずっと演習量を積まないと、数学は得意にならないと思います。
前述の通り、手が基本的な数式処理を覚えていないと、それ以外のところに意識が向かないのです。
また、数学は毎日触れていないとすぐに数式の処理速度が落ち、細かいところで計算ミスが頻発してしまいます。そういうデリケートな部分を持っているので数学は難しいのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。数学は暗記科目ではないということが理解できたでしょうか。
数学は「初めは数式の意味を考え、何回も演習し、気づいたら覚えてしまっていた」となることが理想なのです。
意味を考えずに暗記に頼っているといつまで経っても数学はできるようになりません!なかなか難しいですが、数学が得意になればそれは大きな武器になります。
それでは、頑張りましょう!
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