こんにちは。武田塾センター南校です。
「みなさんは一日の勉強スケジュールを立てていますか？」
意外とその時の気分でなんとなく勉強する内容を決めているという人も少なくないのではないでしょうか。
これだと、その日の気分やモチベーションに大きく左右されてしまい、勉強時間が不安定になってしまいます。
安定して勉強時間を確保したり、今より勉強時間を増やしていくためには、自分自身の勉強スケジュールを立てていくことが大事です。
今回は「勉強スケジュールの立て方」についてお話していけたらと思います。
受験生活というものはあっという間ではあるものの、無計画にその日の気分だけで勉強を進めていくと、上手く進みません。
受験終了まで、毎日どんなことをやるのかスケジュールを立てていくことで、
今後の見通しを立てることができ、自分にはあとどれだけ勉強時間が必要かなど、やるべきことが自ずと見えてきます。
そのため、ぜひ最後までお読みいただいて、やり方を身につけて今後の勉強に役立てていってください。
おすすめしたい人～特にこんな人にやってみてもらいたい～
これからお伝えしていくことは全員にやってもらいたいのですが、
その中でも特に以下のことに当てはまる人は必ずやってみてください。
・部活で忙しくて、勉強時間があまり取れない。
→部活がある分、勉強にかけられる時間が他の人と比べてどうしても少なくなってしまいます。
そのため、自身の生活の中にある無駄な時間をできるだけ省き、勉強時間を最大化していく必要があります。
そのためには、スケジュールを立てて、自分自身の過ごし方を見直していくことが必須です。
・勉強時間はとっているつもりだが、何をやろうか毎回悩んでしまい思ったより勉強が進まない。
→何をやれば良いかが明確になっていないため、机に向かっていても勉強していない時間が出て来てしまします。
それだと時間を浪費するばかりなので、
スケジュールを立てることで、せっかく勉強のために取っている時間をより良いものにしていくことが必須です。
手順⓪スケジュールを立てる前に～年間計画を立てよう～
スケジュールを立てていくときに注意してほしいのが、
「そもそもそのペース感で自分が行きたい大学に合格するために必要な実力がつくのか」ということと、
「実行不可能なスケジュールを立ててしまっていないか」ということです。
ここをミスってしまうとせっかくスケジュールを立てても意味がなくなってしまうので気を付けましょう。
そういった事態に陥らないためにもやってもらいたいのが、「年間計画を立てる」ということです。
志望校合格から逆算して、〇月までに到達しておく範囲（やること）を月ごとに決めていきましょう。
これをすることによって、それぞれの月のゴールが見えるため、一日にやるべきことが明確になっていきます。
これをやった上でスケジュールを立てていきます。
手順①やることリストを作る。
何をどれだけやるか書き出していきましょう。
例えば、こんな感じです。
・『システム英単語』 601-700
・『英文法ポラリス』チャプター3
・『速読英熟語』1-5章
・『船口のゼロから読み解く最強の現代文』1-①②
・『古文単語315』80-120
・『やさしくわかりやすい古典文法』8-12章
・『数学2B 基礎問題精講』31-42
・学校の宿題プリント2枚
このような形で、
その日やることを書き出していくことで、抱えているタスクが整理できます。
手順②一日の予定を書きこもう
やることリストを書き出していったら、次は何時から何をやるかという形で、一日の予定に落とし込んでいきましょう。
やることだけ決めても適当に上から順番に消化していくだけでは、
途中でやる気がなくなってしまいますし、次どれをしようかというのを1つのタスクが終わるごとに決めていかなければならないので、非効率です。
例えば、このようにやってみてください。
（土日など休日にやるパターン例）
7:30 起床
8:00-11:00 基礎問題精講
11:00-12:00 船口の最強現代文
12:00-13:00 昼休憩
13:00-14:00 英文法ポラリス
15:00-16:00 システム英単語
16:00-17:00 速読英熟語
17:00-18:00 古文単語315
18:00-19:00 夜休憩
19:00-21:00 やさしくわかりやすい古典文法
21:00-22:00 学校の宿題プリント
このような形でやってみてください。
部活など勉強以外の予定がある人は（10:00-15:00 部活）といったようにスケジュールの中にあらかじめ入れておくと、なお良いです。
これを前日の寝るまでに、もしくは遅くとも当日の朝8時までに
いつ何をやるかを確定させましょう。
手順③予定に沿って勉強を進めよう
スケジュールを立てたら、実際にそれ通りに勉強をしていきましょう。
せっかく一日の予定を立てたのに、それを無視して進めてしまったら何も意味がありませんからね（笑）
実際に進めていくときに、1時間ごとにしっかり予定通り進められているか進捗確認をしていきましょう。
この時ポイントなのが”1時間”という短期間で進捗確認をするということです。
これをしておくことによって、できていたら「確実に前に進んでいるぞ。やったー。」となります。
逆に予定通りにできていないかったとしても、1時間の中での遅れなので、取り戻せない遅れにはなりません。
そのため、その遅れを取り戻すための対策を立てることでができるのです。
仮にこれが5時間単位で進捗確認だったらどうでしょう。
毎回少しずつ遅れてしまっていたら、5時間もたてばその遅れはかなりのものになります。そうなってしまってはその日中に後れを取り戻すことはできませんよね。
それでは計画通りにいかなかったという結果だけが残ってしまい、やる気の低下にもつながってしまうので、必ず1時間おきに進捗確認するようにしましょう。
手順④まだ余裕がある人がやるべき+αでのポイント
こういったスケジュールを立てた上で、まだ少し余裕がある人は、以下の2つもやってみてください。
・一日の最後にやるのはその日やったことの復習
→勉強内容をやったときは理解していても、時間がたつと忘れてしまっている可能性もあります。
そうならないためにも、一日の最後にその日やったことを復習することで、記憶の定着が深まっていきます。
忘れてしまっていてもその時に再度勉強できるので、取りこぼさずに次の日を迎えることができます。
・一日の成長記録をメモする。
こんな感じで書いてみると良いです。
『基礎問2B』
・軌跡の求め方がわかった
・領域の求め方がわかった
『船口の現代文』
・大事な3つの読み方を意識して文章を読んで図式化することを今回学んだ
このような形で今日学んだ内容や成長したこと記録することで、
その日の勉強で身に着いたことを整理し、今後の勉強の方針に活かすことができます。
それに加えて、今後、壁にぶつかってしまって自信を失いかけてしまったときに、そのメモを見返すことで、
自分がこれまで積み上げてきたものを再確認できるので、自信回復にもつながっていきます。
最後に注意点
このスケジュールを立てる方法をやってみた結果、
計画通りにいかないと、このやり方は自分には向いていないと言って、すぐにやめてしまう人もいます。
ですが、そこですぐに諦めてしまうのではなく、その都度「なぜ、今回すべてできなかったのか」ということを常に自分自身に問いかけていきましょう。
そして、次回すべてできるようにするためにはどうしていこうかという改善点を考えて、実行し続けることでだんだんとできるようになっていきます。
なんでもやり始めは上手くいかないものです。
そこで諦めずにできるようになるまで、努力を継続してより良い受験生活を送れるようにしていきましょう。
受験相談のご予約＆お問い合わせについて
「スケジュールを立てるのが自分では難しい」「もっと具体的にどう立てていくのか聞きたい」など、
相談事があれば、ぜひ一度受験相談に来てください。
わからないことはそのままにせず、その都度解消していく癖をつけていきましょう。
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自学自習を推薦する武田塾の仕組み
①授業は「わかる」だけ。自学自習で「できる」ようにする。
勉強の３ステップは
「わかる・やってみる・できる」
今までのように授業を受けただけでは成績は伸びません！
重要なのは
「やってみる」
＝「実践する」こと。
何度も実践を繰り返してやっと
「できる」＝テストで点が取れる
ようになります。
武田塾は「わかる」ことよりも
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を重視したシステムになっています。
②みんなと同じペースでは逆転合格はできない。
上の図の黒い矢印は一般的な予備校が設けている通年のコースです。
スタートラインをみると
早慶コースは春の段階で偏差値60
となっています。
現状の偏差値が60より低い場合は
最初から授業について行けない
ことがほとんどです。
偏差値が志望校のコースのスタート地点より低い場合、みんなと同じペースで勉強しても逆転合格は出来ません。
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最も効率的な勉強法
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③自学自習の徹底管理！完璧になるまで進ませない！
一人で勉強する時間を徹底的に効率化するために武田塾では毎日やるべき課題を「宿題」として明確に指定します。
こうすることで、毎日「何を勉強すればいいのか」で迷うことがなくなります。
そして１週間後、個別指導の前に、やってきた宿題が確実に身についているかどうかをチェックするテストを行います。
さらにテスト後の個別指導では、日々の勉強を間違ったやり方で進めていないか、自分の言葉で説明できるレベルまで理解しているかなどを細かくチェック。
それを踏まえてまた１週間の課題設定をしていきます。
①宿題の設定→②確認テスト→③個別指導→①宿題の設定→②確認テスト…
この繰り返しが武田塾の考える自学自習の最も効率的な形です。
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