何をすればいいの?古文の勉強法!!
「古文が読めなさすぎてほんとうに苦手なんです‼︎」
「古文はつまらなすぎてやる気が出ません‼︎」
受験相談をしていると度々耳にするこれらの言葉。
そう、多くの受験生が【古文】という科目に対して、
「よくわからないもの読まされ、難しく、しかも面白くない」
このように考えているのです。
しかし、これは大いに間違っています!
たしかに、古文という科目は古い文章を扱うため目新しさや派手さがなく、かつ単語や文法といった基礎事項を完璧にしないと全く内容が読めないため退屈に感じるかもしれません。
しかし、古文は日本人における創作活動のルーツであり、現代文の背景知識や歴史事項は言うに及ばず、現代日本の生活への深い理解につながるため、奥が深く面白い科目と言えるのです!
よって今回のブログでは、誰でも偏差値70を超える【古文】の勉強法について、具体的な参考書を挙げつつ、紹介していきます!
それでは、どうぞ!!
そもそも大学受験における「古文」とは?
そもそも大学受験における古文とは、英語に次ぐ第二の外国語です。
なぜなら、【古文】とは「奈良時代から江戸時代の間に書かれた作品」を読み解く科目であり、現代人は日常生活で当時の古語を使うことはまずないからです。
即ち、我々が普段使っていない言語を学ぶという点において、古文は立派な外国語と言えるのです!
それにもかかわらず、学校ではいきなり文章読解から始まり、単語や文法を軽視した授業を進めていきます。
さらに、「古語といえど日本語だから」という認識のもと、現代語での読解を試み、全く読めないという状況が出来上がります。
すると、現代日本語の感覚覚えるだけの定期テストはなんとか乗り切れたとしても、初見の問題を扱う模試などの実力テストはボロボロの成績で返ってくるため、[読めない・出来ない→嫌い]の法則で古文嫌いの高校生が大量生産されるのです。
ですが、ご安心を。
【古文】を外国語と捉えたとき、もうやる事は決まっています。
つまり、英語と同じ手順を踏めば良いのです!
本ブログでは古文の偏差値を絶対に70以上にする勉強をお伝えいたしますので、これまで古文を苦手としていた受験生たちもこれを読み勉強をすれば必ず偏差値を爆上げすることができます!
古文の勉強順序
それではまず初めに、古文の勉強手順を示しておきます。
【古文】は外国語であるため、勉強手順は英語と極めて似ています。
つまり、
①単語を覚える
②文法を理解・暗記する
③解釈を習得する
④長文を読み慣れ、根拠を持って問題に回答できるようになる
この4つです。
これをするだけで古文は簡単にマスター出来ます。
しかも、いくら古くとも古文は日本語。英語に比べて労力はかなり少ないです。
では、これからこの4つの手順の詳細を順に記していきます。
①単語を覚える
文を読むにはその最小構成要素である「単語」を覚えよ!
当たり前のことです。
単語は一冊単語帳を決めて、それを繰り返すことで暗記していきましょう。
古文は1つの単語に沢山の意味があり、それを全て覚えなければなりません。
しかし、最初から全ては無理ですので英語と同じように1語1訳で始め、そこから知っている意味を増やしていきましょう。
単語はコツコツと地道に毎日復習し、入試の直前までやり続けて下さい!!
ここでおすすめの参考書が『読んで見て覚える 重要古文単語315 三訂版 』です。
この参考書は、古文の単語を網羅しているだけでなく、
それぞれの語源や、使われている文章、そして、文化史から古文常識までありとあらゆる古文の道具が網羅されているのです‼︎
つまり、本参考書を繰り返すことで、古文に必要な道具は大方揃います‼︎
是非、入試直前まで使い倒してください!
※語源ではどうしても覚えられない、古文がどうしても苦手だという方は、『古文単語ゴロゴ プレミアム+ (古文ゴロゴ)』という語呂で単語を強制暗記する参考書がおすすめです‼︎
②文法を理解・暗記する。
単語と同時並行で、文章を作る骨格である「文法」を学びます‼︎
文法は、動詞、助動詞、形容詞などなど品詞ごとに学び、活用表を暗記しましょう!
そして、文法は覚えているだけではいけません。
それを実際に使いこなす必要があります。
そのためには、文法問題を解き、どんどんアウトプットしていくことが大切です。
また、古文では重要な文法事項として敬語というものがあります。
敬語は尊敬語・謙譲語・丁寧語の3つに分類されます。
これらを正確に覚えることで、省略が多い古文の主体と客体を補う事が可能となり、文章が格段に読みやすくなります。
ここでおすすめの参考書が『高校やさしくわかりやすい古典文法 新装版 』と『ステップアップノート30古典文法基礎ドリル 』です。
前者の参考書(はじめからていねいに)が、古典文法をゼロから丁寧に解説しているもの
後者の参考書(ステップアップノート)が、入試で使う古典文法を網羅しているもの
となります。
故に、1冊目の『やさしくわかりやすい古典文法』をまずは2〜3周し大方覚えた後に、
2冊目の『ステップアップノート基礎編』でゴリゴリに文法を暗記し、問題演習を重ねていきましょう!
『ステップアップノート』を完璧にすれば早稲田の文法問題でさえ十分に対応できるため、とにかく入試直前まで繰り返すことが重要です!
③解釈を習得する
単語と文法を覚えたら、それらを使って文章を読む方法、すなわち「解釈」を学びます。英語と同じです。
そのときにミチシルベとなるのが、敬語と背景知識に繋がる古文常識です。
敬語は先述したとおり文章を補うのに非常に役立つため重要で、古文常識も文章の背景を理解するのに不可欠です。
古文常識は単語帳に載っているものを暗記しても良いですし、時間がある人は参考書を1冊やってもいいかもしれません。
当時の生活様式を知ると、古文がより面白くなること間違いなし!
ここでおすすめの参考書が『富井の古文読解をはじめからていねいに』です。
この参考書は、簡単な古文を用いて「単語」と「文法」をチェックしてくれるため、これまでの古文学習の総復習ができるだけでなく、
長文の読み方から、古文常識に至るまで、古文を読む際に助力となる要素を網羅してくれているため、非常におすすめです‼︎
本参考書を3周程度回したら、別冊の「古文常識ノート」を切り取りそれを入試直前まで繰り返していきましょう!
④長文を読み慣れ、根拠を持って問題に回答できるようになる。
単語、文法、解釈ときたら、最後はもちろん「長文」です!
長文を読み慣れ、問題を解き慣れましょう!
読解の際は、敬語を駆使して「主体」と「客体」を見分けることに注力してください。
また、現代文と同じように一問一問丁寧に、根拠をもって解いていきましょう。
ここでおすすめの参考書が『古文上達 基礎編 読解と演習45』か『武田塾一冊逆転プロジェクト 古文読解多読トレーニング』です。
前者の参考書(古文上達基礎編)が、文法の復習も可能な古文が苦手な人向けの参考書、
後者の参考書(多読トレーニング)が、少し骨のある文章を読解していく古文がそこまで苦手ではない人向けの参考書となります。
自分のレベルに合わせて選ぶと良いでしょう!!
時間がある場合は両方こなすこともおすすめです!
大事なのは、一文一文を丁寧に読解し、理解することなので、とにかく「丁寧さ」を忘れずに使用してください。
本参考書が終わった後は、『大学入試問題集 岡本梨奈の古文 ポラリス』等の実践問題集を使い、共通テストの過去問をはじめるとよいでしょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
古文には明確に勉強方法が存在し、得点を挙げる方法も確立されています。
故に、英語と同じように、コツコツと単語・文法・解釈の基礎を積み上げ、着実に一文一文を読めるように訓練をしていけば、誰でも【古文】を得意にすることはできるのです!
そして、武田塾は古文のみならず、全教科の受験必勝法をノウハウとして持っているので、
この記事を読んで
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自学自習を推薦する武田塾の仕組み
①授業は「わかる」だけ。自学自習で「できる」ようにする。
勉強の3ステップは
「わかる・やってみる・できる」
今までのように授業を受けただけでは成績は伸びません!
重要なのは
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=「実践する」こと。
何度も実践を繰り返してやっと
「できる」=テストで点が取れる
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武田塾は「わかる」ことよりも
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上の図の黒い矢印は一般的な予備校が設けている通年のコースです。
スタートラインをみると
早慶コースは春の段階で偏差値60
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現状の偏差値が60より低い場合は
最初から授業について行けない
ことがほとんどです。
偏差値が志望校のコースのスタート地点より低い場合、みんなと同じペースで勉強しても逆転合格は出来ません。
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