【漢文】田中雄二先生から使用法伝授!『漢文早覚え速答法』
こんにちは!綾瀬駅から徒歩一分、武田塾綾瀬校です!
今回は漢文参考書の定番!『漢文早覚え速答法』について、ご紹介いたします。
「まだ漢文を触れてないけど、ポイントを手っ取り早く押さえたい…」
そんな人はぜひ参考にしてください!
『漢文早覚え速答法(学研)』
タイトルの由来、意味
まずタイトルの意味ですが、これは「早覚え」と「速答法」の二つの言葉を組み合わせたものです。
早覚え
。最小のデータベースを目指したモノ
・学習することをできるだけ少なくする
速答法
・最短のアルゴリズム
・解答を導く手順を最短にする
以上の二つの意味合いが込められています。
人間の記憶力には限界があることや、共通テストだと漢文に使える時間は限られていることを考慮した結果、このような効率を高めることに特化した参考書を作ったそうです。
構成について確認しよう!
本書は大きく三つのチャプターに分かれています。
10のいがよみ公式
まずは句法についてです。
・公式の説明 ・練習問題 ・解説 |
そして、最後に仕上げの入試問題が載っています。
一つのテーマにそこまで時間がかかるものではないので、一日一テーマやったとしても10日あれば十分に終われる分量です。
これだけ漢字91
・漢字 ・読み方と意味 |
この二つを目で見て慣れるようなチャプターになっています。
現代文と違う漢字の読みと意味がメインです。例文もついているので必ずチェックしてくださいね。
受験のうらワザ
・設問の解き方 ・注目の仕方 ・暗記事項 ・文学史 |
これらの三つのチャプターに加えて、別冊マニュアルがついています。
別冊マニュアル
共通テスト・私大の記述対策用に追加事項としてまとめてあるものです。
三つのテーマについて一通り終わったら追加でやると良いでしょう。
早覚えのコツは!?
どの科目でも同じですが、
目で読んで頭で理解して口で音読して、体に染み込ませることが大事です。
頭で分かっていないと応用ができず体に身についていないと速答ができません。
この速答法は人間の行動理念に基づいて作ったものなので、別冊をしっかり読み込めばロジカルに理解した上で応用することが出来ると思います。
<参考>行動理念って何?
なにかを伝えるときに人は最初と最後で首長の要点を述べる
→問題文においては最初と最後を読めば筆者が何を言いたいか大まかに分かる
→大問全体においても最初の説明文と最後の設問を読めば出題者の意図を掴める!
実際の解き方の手順
①問題文の最初を読む
②問題文の最後を読む
③最後の設問の選択肢を見る
④①~③のステップで共通する語句を確認する
これをすることによって、筆者の主張・本文の内容・出題者の意向がほぼほぼ分かります。
重要なのはこの「ほぼほぼ」の部分で、この本に載っている方法をマスターしても完璧に文章を理解することはできません。
しかし、共通テストでしか漢文を使わないような人も多いため、とにかく効率よくポイントを押さえよう!というのが、冒頭でも紹介したこの本の主旨になります。
一日一時間でも取れれば一か月で十分に終わるので、取っ掛かりとしてスタートしてみましょう!
まとめ
・『漢文早覚え速答法』 ・やったことがない人でも手が出しやすい一冊! ・速答法のほぼほぼ分かるを意識して解いてみよう!! |
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