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今回は「国公立大学は今からでも受かる?」をテーマにいろいろお話ししていきます!
今からでも国公立大学は受かる??共通テストの大切さを理解しよう!
一般的に国公立大学は「大学入試共通テストの点数」+「大学作成の二次試験の点数」で合否が決まります。
この比率は当然大学によって変わりますが、一般的に難易度が高い大学になればなるほど二次試験の比率が高く、逆に難易度が低い大学ほど大学入試共通テストの比率が高くなる傾向があります。(あくまで傾向の話なので、必ずしもそうであるとは限りません。自分の志望する大学の配点については必ず調べておきましょう!)
まず結論から言いますと、今からでも国立大学に合格することは可能です!方法としては大学入試共通テストの対策に力を入れましょう!
なぜ大学入試共通テスト対策を頑張る必要があるの??
まずはこれを見てください!
大学・学部 | 大学入試共通テストの点数 | 二次試験の点数 | 合計点 | 大学入試共通テストの割合 |
三重大学 人文学部 | 900点満点 | 600点満点 | 1500点満点 | 60% |
大阪市立大学 法学部 | 900点満点 | 600点満点 | 1500点満点 | 60% |
大阪市立大学 商学部 | 750点満点 | 250点満点 | 1000点満点 | 75% |
香川大学 農学部 | 900点満点 | 200点満点 | 1100点満点 | 82% |
兵庫県立大学 社会情報科学部 | 1000点満点 | 600点満点 | 1600点満点 | 62% |
※すべて前期入試での得点です。 パスナビより引用(あくまで引用ですので確実な情報は各大学のホームページ等をご参照ください)
皆さんこれを見てどう感じましたか?関西圏を中心に大学入試共通テストの特典比率が高い大学・学部をまとめてみました。
あくまでこれは一例ですので、まだまだ他にも大学入試共通テストの特典比率が高い大学・学部は存在します。
表の一番上、三重大学人文学部を例に解説します。(三重大学の人文学科には文化学科と法律経済学科の二つがありますが、今回は法律経済学科を対象にします。また、データはすべてパスナビのものを採用しています。また2019年度のデータを参考にしている部分もあります。2019年度はセンター試験が実施され、大学入試共通テストとは多少異なる部分がありますのであくまでも参考程度にお考え下さい。)
まず、見てわかる通り三重大学人文学部は大学入試共通テストと二次試験の得点比率が900:600です。
大学入試共通テストの割合は60%となります。これは2019年のデータになりますが、(2019年度もセンター試験と二次試験の割合は900:600)人文学部法律経済学科の合格者のセンター試験の平均得点は640点です。
センターと二次の割合は3:2なので、センター試験の得点率を1%上げるのは、二次試験の得点率を1.5%上げることに相当します。
また、センター試験及び大学入試共通テストでは基礎的なことがしっかり理解できているか?を問われます。
つまり、大学入試共通テストの対策をしっかりすることは二次試験の対策にも通ずるのです。もちろん、基本的には主要3‐4教科に限りますが。
また、大学入試共通テストはセンター試験よりも難しいといわれているので、ここでしっかり得点ができればかなり余裕をもって二次試験に挑むことができるでしょう。
大学入試共通テストの得点率が上がれば更に大学の選択肢を増やすことができます。
もう1ランク上の大学を選ぶことも可能になるかもしれません!
今、三重大学の人文学部を例に挙げましたが、さらに大学入試共通テスト比率が高い大学・学部になってくると(例:表中の香川大学農学部)、大学入試共通テストで失敗してしまうと二次試験で逆転がとても難しくなってしまいます。
自分の志望校の配点を確認したうえで勉強の計画を立てましょう!
武田塾芦屋校の講師の体験談
ここで少し話を変えて僕が神戸大学を受験したときの話をします。
僕は1年間浪人を経験しているので、2016年と2017年に大学入試を受けました。
現役時はセンター試験で大失敗してしまい、二次試験で巻き返すも数点差で落ちてしまいました。
なので浪人中の1年間はセンター試験の対策に重点を置いた勉強を意識しました。
その結果1年後のセンター試験では、現役時より100点以上点数を伸ばすことができました。
ここまではよくある話なのですが、僕が本当に話したいことはここからです。
僕はセンター試験でボーダー以上の点数をとれていたので精神的に余裕をもって二次試験に臨むことができました。
追い込まれたほうが力を出せる人もいるので一概には言えないですが、「余裕がある」というのは大きなアドバンテージです。
しかし、油断にはつながらないように気を付けましょう。
そして、僕が受けた大学は基本的な問題を多く出すタイプの大学だったのですが、2017年の数学はとても難しい問題が出ました。
もともと数学が得意だったにもかかわらず、解くことはできませんでした。
問題が難しくなると周りも同じように正答率がさがります。
つまり、みんな解けなくなるので「差がつかない」のです。
これはセンター試験や大学入試共通テストで失敗し、二次試験で逆転を目論んでいる人にとってはかなり厳しい状況です。
今年受験生の皆さんは、大学入試共通テストという、誰も受けたことのない試験に挑戦することになりますが、基礎・基本を大切に勉強していってください。
応援しています!
まとめ
さて、今回は国公立大学は今からでも受かる?をテーマにお話ししました!
この記事を読んでくれた方は大学入試共通テストの大切さを実感してくれたと思います。
自分の志望校に合わせた対策をするのは大前提ですが、大学入試共通テストの得点率を上げることが合格に「大きく」つながることをあたまにいれたうえで今後の勉強に取り組みましょう!
この記事を書いたのは?
武田塾芦屋校講師、松島先生です。
松島先生の紹介ブログはこちら!!
武田塾芦屋校 2020年度☆最新!!合格実績まとめ(^^)/
武田塾芦屋校は、2019年2月に開校し、1期生達(受験学年15名)が数々の逆転合格を勝ち取りました!!
2020年3月10日現在の合格実績(一般・推薦)
国公立大学
京都大学 農学部 1名→合格体験記はこちら!
大阪市立大学 生活科学部 1名→合格体験記はこちら!
関関同立
同志社大学 文学部 1名→合格体験記はこちら!
関西学院大学 国際学部 1名
関西学院大学 人間福祉学部 1名
立命館大学 経営学部 1名
産近甲龍
京都産業大学 外国語学部 1名
近畿大学 文芸学部 1名
甲南大学 マネジメント創造学部 1名→合格体験記はこちら!
龍谷大学 国際学部 1名
龍谷大学 社会学部 1名
その他大学、短期大学
京都外国語大学 外国語学部 2名→合格体験記はこちら!
大阪工業大学 工学部 2名→合格体験記はこちら!
神奈川大学 工学部 1名
神戸女子大学 家政学部 1名
武庫川女子大学 経営学部 1名
神戸学院大学 経営学部 1名
大阪人間科学大学 人間科学部 1名
大手前大学 健康栄養学部 1名
神戸親和女子大学 発達教育学部 1名
神戸松陰女子学院大学 人間科学部 1名
武庫川女子大学短期大学部 心理学部 1名
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