【2022年度】天使大学・一般選抜入試の傾向と対策！！

大学案内・募集要項・入試広報資料 - 天使大学

みなさん、こんにちは！

大学受験対策塾・予備校の武田塾旭川校です。

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今回は天使大学の一般選抜入試対策について紹介していきたいと思います！

天使大学について

　天使大学は看護栄養学部のみの単科の大学です。全国で唯一、助産師を育成するための専門大学院が設置されています。看護栄養学部と言う名の通り、看護学科のみでなく栄養学科も設置されており、両学科で合同で履修する授業があるのも特徴の１つです。

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　道内の看護大学の中でも天使大学が人気の理由は「国家試験の合格率」と「就職率」の２つが挙げられます。まず、国家試験の合格率についてですが、毎年天使大学ではほぼ100%の合格率を誇り国公立大学にも匹敵します。就職率も同様です。そのため、道内の私立看護学部の中でとても人気があり、偏差値もトップです。

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　また、2020年度に新校舎になり、最新の設備で勉強できるという点も人気に拍車をかける理由の１つかもしれませんね。

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　では本題の入試対策についてです！

共通テスト利用入試について

　まず、入試形態についてですが、天使大学では共通テスト利用入試と個別入試の２つの形態をとっています。配点などはどちらも同じで以下のようになっています。

国語 or 数ⅠA：100点

英語：100点

理科(理科基礎)：100点*

*理科は化学・生物から選択、理科基礎は生物基礎・化学基礎

合計：300点満点

　もし国語と数学、理科２科目などを受験していた場合ではより点数の高い方を採用することとなっています。天使大の受験を考えている場合はなるべく全ての受験科目を受験したほうが可能性は上がります。

　例年の倍率は2.5~6.5倍と年度によって差が激しいです。合格最低点は倍率の低い年度ですと192点、高い年度だと225点となっています。昨年度は倍率が低かったため、来年度はまた倍率が上がるのではないかと考えられます。共通テスト利用入試で確実に合格するには230点ほどが欲しいですが、年度によって差があるので200点ほどでも出して見る価値はあると思います。これで受かれば一般選抜に時間を取られることもないですし！

個別入試について

　個別入試も共通テストと同様の配点となっていますが、理科は理科基礎のみの１科目となっています。

　倍率は例年3~4.5倍ほどでしたが、昨年度は2.6倍と新型コロナの影響で看護学部の人気が落ちているのか低下していました。合格点はあまり変わりなく200点前後です。共通テスト入試ほど合格点に差はありませんが年度によって差はあります。個別入試の内容自体は共通テストレベルなので基礎を確実にして全体で7割が取れれば十分合格圏内だと思います。

　また、天使大学では各科目の対策の仕方について大学の受験生向けのホームページに掲載されています。それを熟読した上で次に紹介する参考書をやり込めば対策としては十分だと思います。

　それでは各科目の対策について述べていきたいと思います。

英語

　全問マーク式で試験時間は60分で必須科目となっています。問題構成としては昨年は以下のようになっています。

問題１　発音・アクセント（３問）

問題２　文法（対話文）（10問）

問題３　整序作文（対話文）（5問）

問題４　長文読解

問題５　長文読解

問題６　読解

　問題４・５では500~700語ほどの医学や健康に関する長文が出題されます。問題６は出題形式が天使大学独特なので赤本できちんと対策することが重要になります。全てにおいてレベルは教科書や共通テストと同等なので基礎をきちんとしておけば7割は十分に取れると思います。

対策

　文法・整序作文に関しては「全レベル問題集英文法レベル2」をお勧めします。基礎レベルの問題集で問題数も多くなく、必要な部分を重点的に対策できます。整序作文に関しても他の参考書と比較して多めに構成されているため、この参考書のみでも文法の対策は十分だと思います。もちろん、他にやっている文法書があればそれを完璧にすることでも十分対策になります。

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　長文読解に関しては共通テストレベルを確実にする必要があるた「ハイパートレーニングレベル２」と「関正生の英語長文ポラリス1」をお勧めします。共通テストレベルの長文が入っている参考書で1冊１２題ほどとなっています。

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　独特の出題形式のものもあるため、上記のレベルができるようになれば赤本をあるだけ解いて天使大の出題形式に慣れましょう！医療系特有の頻出単語なども確実にすれば完璧だと思います。

国語

　国語は毎年長文２題からの出題です。出題形式は英語同様、マーク式で試験時間は60分です。国語か数ⅠAの選択式となっています。

　長文の文字数は4500字ほどで設問数は毎年各10問ほどで４ページ程度となっています。レベルは教科書レベルですが、文章の内容理解に関する問題が多く、出題分野が多岐にわたるためどんな分野の文章でも内容を的確に把握できる読解力が求められています。

対策

　先に述べたように難易度は高くないですが、安定した国語力が必要なため、共通試験レベルの読解問題を毎日解くということが重要になります。そこでオススメの参考書が「柳生好之の現代文ポラリス１」です。レベルとしては共通テストと同等ほどなのでこのレベルがしっかり解ければ国語での受験でも安定して点数を取れると思います。

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　また、試験まで時間がないという人はとりあえず赤本をといて傾向をつかむということが大事になります。ポラリス１のレベルができていれば十分対応可能だと思うので、時間がある人はポラリスを終わらせて赤本の対策をするようにしてください！

数学

　数学はⅠAからの出題で他の科目同様、マーク式で60分の試験です。ⅠAのみの出題ですが、ⅡBまで履修している方が対応しやすい問題が多いくなっています。

　大問は４題で2017年までは図形の出題が多かったですが、2018年からは代数分野の出題が多くなりました。どちらにせよ図形・代数は必ず出題されるといっても過言ではないためきちんと苦手をなくしておくことが大事です。頻出問題はありますが、出ない分野はないためどの分野も広く浅くな勉強が必要となります。

　全体の難易度としては教科書レベルで、それを超えた問題は出題しないと公言しているため、いかに基礎を応用できるかがカギとなります。

対策

　先に述べたように難易度は高くないので、基礎レベルの問題を確実にできることが重要です。そこでオススメな参考書は「基礎問題精講ⅠA」です。

　教科書と同等かそれより少し難しいレベルの良問が多い問題集です。問題数も150問程度と多くなく、一日当たりの問題数を決めて行えば確実に終わらせられる参考書です。共通テストの対策にも使えますので、共通テスト前にやっておくのもいいかもしれません。この参考書だけで十分対策になるのでこの中の問題を全て自分で問題を解いたことのない人に解説できるレベルにまで仕上げるようにしましょう。そうすることで基礎を正しく理解でき、公式などの応用をやりやすくなります。

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　基礎レベルの対策が終わったら赤本で傾向をつかむことも忘れずに！

理科

　理科は生物基礎・化学基礎からの１科目選択式で必須科目となっています。試験時間・配点は他の科目と同様100点、60分です。

　基礎科目は範囲があまり広くないため、どの分野からも満遍なく出題されています。どちらの科目も大問は４題となっています。他の科目は共通テストレベルができていれば十分でしたが、理科基礎に関しては共通テストよりは少し難易度が上がります。ですが基礎ができていれば対応可能であることについては変わりないので他の科目同様、基礎を確実にしてください。

対策

　理科基礎に関しては共通テストレベルに加え、そこから少し発展した考えができなければなりません。そこでオススメの参考書は「リードLightノート」です。基礎的な内容を苦手な人でも取り組みやすい様に構成されています。基礎的な内容がメインですが、そこから少し発展した問題も乗っている参考書です。これで基礎を完璧にして入試問題に挑戦しましょう！

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