【2022年度】小樽商科大学の入試傾向と対策!!
みなさん、こんにちは!
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今回は小樽商科大学の入試対策について紹介していきたいと思います!
目次
1. 小樽商科大学について
2. 共通テストについて
3. 筆記試験について
4. 逆転合格を可能にする武田塾とは…!?
小樽商科大学について
小樽商科大学は1911年に開学した小樽高等商業学校を前身とした商業大学です。2004年に国立大学学校法人小樽商科大学となった北海道で数少ない国立の商業大学でとても人気の大学です。
小樽商科大学には経済学科・商学科・企業法学科・社会情報学科の商学4学科があり、入学してから学部を決める形式となっています。
北海道内でとても人気の国公立大学ですが、人気の理由としてはまず「就職率が高い」という点が挙げられます。
学部別実就職ランキングでは商・経営系全国大学で第2位、北海道・東北地域での実就職率第4位、有名企業400社の実就職ランキングでも北海道・東北地域で第3位となっています。
2020年度の就職内定率も95.4%と5年連続95%を超えており、コロナ渦でもとても高い就職率を維持しており、安定していることが人気の理由の1つだと思われます。
また、入試制度として理系・文系問わず受験ができ、共通試験の割合が高いことも人気の理由の1つだと思われます。
共通テストの割合は後でも述べますが約65%で、かつ筆記試験で数Ⅲを選択できる特殊な受験形態をとっています。また、共通テストでは理科の専門2科目でも受験できます。
これも人気の理由の1つですね!
それでは本題。小樽商科大学の入試傾向と対策、勉強法について見ていきたいと思います!
共通テストについて
先にも述べましたが、小樽商科大学は共通テストの割合が高い大学です。
2022年度の募集要項では例年から変更はなく、以下のような配点になっています。
国語:200点
数学:200点
英語:200点
社会:100 or 200点
理科:100 or 200点
(理科・社会で300点)
合計:900点満点
理系・文系で受験科目を選択でき、文系は社会2科目、理系は理科2科目での受験ができます。
2次試験が500点満点なので合わせて1400点満点となっています。割合としては約65%です。つまり共通テストでいい点を取ることができれば確実に合格できるということです!ちなみに昨年度の合格者平均が前期試験で912点なので65~70%程取れていれば安泰だと思われます。
後期試験はセンターのみで75%程が合格者最低点なので、小樽商科大学を目指すのであれば共通テストに特化して80%を目指すのが得策ではないかと思われます。ただ、2020年度の合格最低点は60%少しととても低くなっており、年度によって差が激しいので出願前の合否判定予測もきちんと確認しておくことも大事になります。
筆記試験について
小樽商科大学は共通試験が取れれば受かる!とは言いましたが、2次試験で周りに差をつけられないことも重要です。
前期試験の受験科目としては国語・数学・英語で、英語重視枠であれば国語・数学の内得点率の低い方を100点換算、数学重視枠では国語・数学の内得点率の低い方を100点換算して、合計としては500点満点で計算します。
それでは周りに差をつけられないためにはどうすればいいか、科目ごとに紹介していきたいと思います!
国語
小樽商科大学の国語は大問4題で制限時間は100分、記述問題が多いです。レベルは標準的ですが、文量が多く読むのに時間がかかる問題が多いので注意が必要です。
大問構成は次のようになっています。
第1問 現代文
第2問 古文
第3問 現代文
第4問 漢文
出題形式は正誤選択もありますが、大部分が記述式の問題となっています。筆者の考えを書く問題や指示内容を記載する問題などがメインとなっています。
基本的には共通試験レベルの文章が出題されるので、そのレベルの文章の記述ができれば十分だと思われます。
対策
現代文では長い文章が出題されることや、要約が出題されることから、共通試験レベルを解けるようになったら「現代文読解力開発講座」を解くことをおすすめします。
基礎ができたうえでこの参考書の記述や要約ができれば現代文は充分であると思われます。また、赤本などで出題の形式を知ることも対策として有効です。ある程度解けるようになったら赤本を解いてみましょう!
古典・漢文では共通テストレベルの標準的な問題なのでそのレベルの問題をひたすら解くことをおすすめします。その問題としておすすめなのが「CanPass国公立標準問題集」です。基礎的な文法事項に加え、作者・時代背景なども聞かれることがあるため赤本にきちんと目を通しておくことも重要になります。
このレベルが解ければ樽商の過去問も解けるはずなので赤本にチャレンジしましょう!
数学
数学は大問4題の出題で制限時間は100分です。
特徴的なところとしては、問題が選択できるという点です。構成としては以下のようになっています。
第1問 共通問題 小問3問(空欄補充)
第2問 共通問題 記述問題
第3問 共通問題 小問3問(空欄補充)
第4問 選択問題 記述問題(ⅠA・ⅡB)
第5問 選択問題 記述問題(ⅠA・ⅡB・Ⅲ)
出題に偏りはなく、難易度は教科書の章末問題や共通試験と同レベルです。出題形式や分野に関しては年度によって異なりますが、2次関数・指数対数関数などは毎年出題されているので最低限できる必要があります。難しくはないので確実に点数を取ることが重要です。特に小問集合は簡単なので確実にとりたいところですね!
対策
先に述べたように難易度は高くないので、共通試験レベルを確実にできることが重要です。そこでオススメな参考書は「基礎問題精講」です。
共通試験と同等かそれより少し難しいレベルの良問が多い問題集です。問題数も150問程度と多くなく、一日当たりの問題数を決めて行えば確実に終わらせられる参考書です。
もし、このレベルが難しいのであればその一段階手前のレベルの「入門精講」という問題集もあるのでこちらもおすすめです。この参考書は数Ⅲはなく、共通テストより簡単くらいの難易度なので文系で数学が苦手という人はここから進めていくとよりやりやすいと思います。
英語
小樽商科大学の英語は大問5題、制限時間100分となっています。基本的に記述・論述形式です。
構成は
第1問 読解
第2問 読解
第3問 読解
第4問 自由英作文
第5問 自由英作文
問題は難しくはありませんが、文量が多いです。なので時間内に解き終わるのが重要になります。また、和訳の問題ではなく英語で回答する問題がほとんどなため、英作文ができることも重要です。
出題形式は例年同じなので過去問を解くことが対策の1つとなります。
対策
主な対策としてはまず、国公立の平均レベルの問題が解けることが重要です。ですから、「国公立標準問題集CanPass英語」をおすすめします。
国公立の標準レベルな英語の問題が詰まっている問題集です。これができるようになったら赤本にチャレンジしましょう!
また、速読力を上げるために「速読英熟語」をおすすめします。これでシャドーイング、いわゆる「追い読み」を行うことで読むスピードが格段に上がります。熟語力も付くので1石2鳥ですね!
英作文に関しては「英作文ハイパートレーニング 和文英訳編」をオススメします。英作文の基本が解説がされているため、自由英作文をやる前によく使う例文や文法などを自分で書けるようにしておくことで大門3の対策にもなります。それができるようになり「自由英作文編」までできるようになれば英作文の対策としては十分であると思います。
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