中央大学・学部別入試の入試対策と傾向！〜総合政策学部編〜

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今回は中央大学・総合政策学部、統一入試の入試対策と傾向について紹介していきたいと思います！

中央大学について

　文系学部がある多摩キャンパスは約52平方メートルという広大なキャンパスとなっており、143万冊の蔵書を持つ中央図書館、約11店舗の生協や喫茶店、理髪店、薬局、旅行センターなどが揃っています。理系学部のある後楽園キャンパスは東京ドームを見下ろす高台にあるという好立地にあります。また、中央大学では学部ごとに多様な奨学金制度もあるため、私立大学ではありますが通いやすい制度が整っています。

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　今回はそんなGMARCHのC、中央大学の総合政策学部・統一入試の入試対策について紹介していきたいと思います！

総合政策学部入試・各科目の出題傾向と対策！

　英語

大門構成

１　文法・語彙

２　文法・語彙

３　文法・語彙

４　文法・語彙

５　文法・語彙

６　文法・語彙

７　読解問題

８　読解問題

９　読解問題

試験時間　100分

配点　150/250点

　この学部の統一入試は国語・英語の二科目の試験となっており、配点・入試制度ともに英語重視の試験形式となっています。英語の試験で基準点（平均点）以上をとった受験者の２科目合計点で合否が判定される仕組みとなっています。そのため特に英語での得点は重要になります。

　英語の試験は全てマークシート式、試験時間は100分となっています。会話文・英作文などの出題はなく文法・語彙の出題や配点が多くなっています。問題全体としては文法・語彙と読解問題の配点が半々ほどになっています。

　各大門では大門１〜３は熟語表現の前置詞、動詞・名刺の知識が試される問題がメインとなっています。大門４では英単語の同義語・同義表現が毎年出題されています。大門５は文法的に誤っている文章を選択する問題が、大門６は短文の空欄補充問題となっており、基本的な文法事項が問われる問題となっています。

　大門７・９は基本的な読解問題、大門８は短めの英文２題の空欄補充問題となっています。出題内容は様々な分野から標準的なレベルの文章が出題されていますが、文章量が多いため速読力が必要となります。

　全体として問題のレベルは標準的ですが、100分という時間内に解く問題としては文章量・問題量が多くなるため、難解な問題を解く対策よりも標準レベルの問題を短い時間で確実に解けるようにする必要があります。また、文法の配点も多いため、時間を書けずに正しい選択肢を選べるような対策が必要となります。

対策

　この学部の入試問題の特徴としては「文法問題の配点が多い」ことと「文章量・問題量が多い」ことが挙げられます。　他の大学ではあまり出題の見られない形式の文法問題などもあるため、基礎ができていれば時間を図りながら過去問で対策を行うのが得点を稼ぐ一番の近道だと思います。

　過去問以外の対策としては、全体として文法の割合が高いので「英文法ファイナル問題集　標準編」がオススメです。この参考書ではなくてもいいですが、文法をやる上で重要なのは基礎レベル、またはそれ以上のレベルの文法の参考書１冊を完璧に、説明できるレベルにするということです。中途半端に何冊もやるのではなく１冊を完璧にすることを意識してください。それができていれば文法の問題には対応できるようになっていると思います。また、文学部の赤本を解いて余裕がある方は他の学部の文法問題も解くことをお勧めします。他大学ではあまり見られない形式の出題が多くなっていますが、中央大学の経済学部などでも同じ形式の出題があるため時間がある方は他学部の問題も解いて見ることをお勧めします。

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　長文に関しては長文のレベル自体はそこまで高くなく、比較的解きやすい問題が多いので、基礎ができている人であれば最初から赤本に入っても大丈夫だと思います。もし自分に最初から赤本を解く自信がない人であればオススメなのが「ハイパートレーニングレベル３」と「関正生の英語長文ポラリス２」です。この学部の試験問題では難易度より試験時間の方がネックになるので参考書や過去問を解くときはきちんと時間を測りながら解くようにしてください。

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　また、速読力をつけるために「速読英熟語」という参考書をおすすめします。この参考書でシャドーイングを毎日行うことにより読むスピードは格段に上がります。普段使っている参考書に加えて、毎日寝る前に1題、シャドーイングをすることで速読力をつけていきましょう！

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国語

大門構成

１　現代文

２　現代文

３　古文

試験時間　90分

配点　100/250点

　前述のように総合政策学部の合否判定の形式的にはまず、英語で基準点以上が取れなければ国語で満点を取っても意味がありません。その点で、まず英語の対策をした上での国語の対策という順番になります。

　出題形式としては基本的にマークシート形式ですが、漢字・四字熟語などは記述問題となっています。過去には200文字の記述問題も出題されていますが近年は漢字関連のみが記述式の出題となっています。

　現代文の出題では学部の特性上、毎年評論の出題となっています。出題文のテーマが幅広くなっていますが、内容や設問は標準的になっているため、正確な読解と丁寧に選択肢を見ていくことで確実に点数が取れる問題となっています。

　古文では記述問題の出題は稀で、基本的にはマークシート式の問題となっています。記述式の問題の出題がある年度は同義表現の抜き出しの出題となっています。問題内容は現代語訳、助動詞の活用、指示内容、読解問題など例年決まった形式がある一方、知識問題が問われる年度もありました。

対策

　現代文ではまずは赤本をやって傾向をつかむのが第一ですが、赤本の問題が解けない人や基礎に自信がない人は「柳生好之の現代文ポラリス２」がオススメです。この参考書の解説まできちんと読み込んで自分で説明できるレベルまでになったら赤本に入るようにしてください。このレベルの参考書ができるようになっていれば赤本の問題には対応できるようになっていると思うのでしっかり読みこんで国語力をつけましょう！また、時間があれば統一入試の問題も同系統の出題となっているので対策となるのでぜひ解いてみてください。

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　古文に関しては基礎的な問題が多いため、自分がすでに持っている基礎的な単語帳や文法書の内容がきちんとできていれば赤本をやるのが一番だと思います。時間があって赤本の前に何か参考書をやって起きたいという人には「有名」私立古文演習」という参考書がオススメです。優先順位はもちろん赤本の方が上なので時間のある人だけチェックして見てください。