明治大学・学部別入試の入試対策と傾向!〜経営学部編〜
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今回は明治大学・経営学部の入試対策と傾向について紹介していきたいと思います!
目次
1. 明治大学について
2. 経営学部入試・各科目の出題傾向と対策!
3. 逆転合格を可能にする武田塾とは…!?
明治大学について
明治大学は「権利自由」「独立自治」を中心理念とする人間教育を基軸とし、社会の発展に大きく貢献している大学です。「私学の雄」として教育界に揺るぎない地位を保っています。世界24カ国の大学と締結しており国際交流も活発な大学です。
入試面としてはいわゆるGMARCHのMとして関東私立の難関校に名を連ねています。今回はそんな明治大学の経営学部入試の傾向と対策について徹底解説して行こうと思います!
経営学部入試・各科目の出題傾向と対策!
英語
大門構成
1 読解問題(長文)
2 読解問題(長文)
3 文法・語彙問題
4 会話文問題
試験時間 70分
配点 150点/350点
英語の第1問、2問では長文が出題されます。テーマは経済に関わるものが多いです。例年、与えられた語句を用いて英文を完成させる記述問題が1問含まれています。第1問については文章量も多めなのである程度のスピードで正確に読み進める必要があります。第2問は設問の難易度は高くないため、回答の根拠となる部分さえ見つけることができれば十分に対応できると思います。
第3問は文法・語彙に関する問題ですが、難易度は標準的で長文を読めるだけの文法力があれば十分対応可能です。回答にも時間はかからないと思うのでサクサク進めましょう。
第4問の会話文では空欄補充式の問題です。前後の流れを把握することは難しくはありませんが、選択肢が空欄よりも多いため、紛らわしい選択肢を確実に排除できるようになる必要があります。
対策
先に述べたように問題量は多いですが長文のレベル自体はそこまで高くないのでまずは赤本を解くことをお勧めします。ただ、他の参考書をやらずに赤本を解くことに不安がある人には「関正生の英語長文 ポラリス1」をオススメします。レベルが高くないと言ってもこのレベルは当たり前に解けないといけないので先にこちらをやるのもいいかもしれません。
また、先に述べたレベルの英文が読めるようになった上で速読力が必要なので「速読英熟語」をおすすめします。これでシャドーイング、いわゆる「追い読み」を行うことで読むスピードが格段に上がります。熟語力も付くので1石2鳥ですね!
国語
大門構成
1 現代文
2 古文
試験時間 60分
配点 100点/350点
国語は現代文、古文1題ずつで合計2題の出題です。解答方式は記述とマークの併用となっています。
内容としては、例年現代文では社会問題や時事問題を取り扱った、読み応えのある評論が出題されます。文章は難解ではないですが長い文章の中に論点が2つあるため、素早く正確に読み解く必要があります。設問も簡単に排除できるものが少なく注意が必要です。
古典では教科書に載るような有名な随筆・説話・歌論などが題材となることが多いです。中でも和歌を含む文章が頻出なため注意が必要です。内容や設問のレベルは標準的ですが現代文に時間を取られるため、短い時間で確実に正解を導ける必要があります。
全体として難易度は高くはありませんが、短い時間で長く硬い文章を読めるようにしなくてはなりません。現代文では社説や時事問題などのチェック、古典では様々な時代の文章を読むことができる必要があります。
対策
現代文では頻出範囲があることからまずは赤本をやるのが第一ですが、赤本がまだ解けるレベルではない場合は「柳生好之の現代文ポラリス2」がオススメです。レベルとしては少し低いかもしれませんがこのレベルが確実に出来なければ赤本レベルはできないと思うので、赤本ができない人はこの参考書の解説まできちんと読み込んでから赤本に入るようにしてください。
古典に関しては標準的なレベルですが頻出として和歌があるのでその対策は必要となります。ただ、和歌のみを扱った参考書というものはほとんどないため赤本での対策が重要となります。赤本を十分になった上で時間が余る場合は「「有名」私立古文演習」という参考書や他に和歌が頻出な大学として北海道大学の過去問がオススメです。優先順位はもちろん赤本の方が上なので時間のある人だけチェックして見てください。
世界史
大門構成
1 記述・選択問題
2 記述・選択問題
3 記述・選択問題
4 記述・選択問題
試験時間 60分
配点 100点/350点
記述式とマーク式の併用で、出題数は4題、解答数は50個です。中でも正誤問題が半分を占め、ハイレベルな出題となっています。
問題は地域的・時代的に広く出題されており、教科書のみでなく用語集レベルの知識が必要となる問題が多いです。時代別ではやや現代史の出題が大きめになってきていますがそのほかで頻出などは特に見られず広く深い学習が必要となります。出題の特徴としては1つの国や地域などの長い時代を問う通史問題が特徴です。
対策
先に述べたように広く深い知識が必要となるため、まずは「世界史マルチ・トレーニング」がお勧めです。ステップごとにやり方が別れており、段階を追って知識をつけることができます。地図などの政治経済学部で必要とされる知識もこれ1冊で教科書レベルはおさえられるのでまずはこの参考書レベルができるようになっていなければいけません。また、次に「HISTORIA 世界史精選問題集」がお勧めです。マルチトレーニングで基礎知識をつけた上でこの参考書で少し発展した問題を解けるようになれば赤本で解ける問題が増えているはずです。これでも赤本の全てを解けるようになるわけではないので取れる問題を確実に取れるようにしていきましょう!
日本史
大門構成
1 選択・記述問題
2 選択・記述問題
3 選択問題
試験時間 60分
配点 100点/350点
出題数は3題で世界史同様、記述式とマーク式の併用の出題となっています。解答数は例年計45個前後となっており、各大問で記述問題は2、3個ほどです。
出題傾向としては近代史以降からの出題が中心となっており、例年最後の大問が現代史に当てられています。分野別では社会・経済史の問題が多くなっています。
難易度としては教科書レベルを主体としつつ、正文・誤文選択問題には難問が見られ、資格な年代把握を問う設問も複数出題されているため、単純な暗記知識では通用しないことが多いです。全体として教科書のみでは対応できない問題が多いものの、基礎知識で対応できる問題もあるためその問題を確実に得点できる必要があります。
対策
先に述べたようにりレベルが高く、近代史に関しては詳細な知識も必要となります。そこでおすすめなのが「日本史用語2レベル定着トレーニング」と「イチから鍛える 日本史問題集 発展編」です。日本史用語2レベル定着トレーニングで暗記が確実にできていればイチから鍛える 日本史問題集 発展編で実力を試して見てください。時間がない人は確実に暗記ができたら赤本でもいいと思います。このレベルができていれば赤本には対応できると思います。もしできなければレベルを下げて基礎知識を確実にするようにしてください!
数学
大門構成
マーク式 例年大問3〜4問
試験時間 60分
配点 100点/350点
数学では大問が3題の年度と4題の年度があります。小問集合が出される年度もあり、年度により形式が全く異なります。ただ、どの年度もマーク形式であり問題の難易度自体は教科書の節末・章末問題レベルなので基礎レベルができていれば十分対応可能です。
頻出項目としては図形と方程式、指数対数関数、場合の数と確率、数列、ベクトル、微分積分などが挙げられ全体としてⅠAよりもⅡBに焦点が当てられています。
対策
先に述べたように内容自体は教科書レベルなので教科書の節末問題が解けるようになっていれば過去問を解くことがいちばんの対策になります。教科書の節末問題では解説が載っていなくてどのようにすればいいのかわからないという人には「基礎問題精講」という参考書がオススメです。難易度としては教科書の練習問題〜節末問題レベルで解説が丁寧にされています。この参考書がとけるようになれば赤本でも十分に対応できると思います。
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