こんにちは。武田塾阿佐ヶ谷校です!
先日は漢文についての記事を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか??
今回は古典編!!!
みんな避けがち(?)な古典文法に関する記事になります!!
これを読むだけで古文の文法に対する苦手意識が払しょくされて、きっとスムーズに学習が進むこと間違いナシ!!
それではいってみましょう!!
古典文法ガイドライン
なぜ古典文法を学ぶのか
なぜ古典文法を学ぶのか、自ら納得したうえで勉強したくありませんか?
学校の定期試験で出題されるからとりあえず文法を覚えようとしたなんて方多いんじゃないでしょうか。
そうして大学受験が迫ってきたときに「みんな忘れちゃった!」なんてよくあることだと思います。
すると、文法を覚えなおすことになるわけですけれども、
「めちゃくちゃ覚えること 多かったよな」とか、
「大学受験は純粋な文法問題の配点低めだよな」
とかついつい思われて最初からやり直すことにためらいがある人とかいらっしゃるんじゃないでしょうか。
今回これを読んで古典文法を概観し、「案外楽にできそうかも!」なんて思っていただけると幸いです。
⒈ 品詞
品詞を学ぶのは次のステップへ行くための布石みたいなものなのでそこまで頑張らなくて大丈夫!
“活用語”が“動詞・形容詞・形容動詞・助動詞”
で、
“付属語” が“助詞・助動詞”
だと分かれば十分!
活用語は活用を、付属語は接続を覚えよう という見方ができていれば、次へスムーズに進めます!
⒉ 活用
文に合わせて単語の形がちょびちょび変わっていくやつです。
現代語でも普通にやってることなのでだいぶ感覚はつかみやすいですよ。
活用を追えないと品詞分解できないので、目に見えて文の把握に障害となります。
内容は動詞が9種、 形容詞・形容動詞が 2 種ずつ。
さらに助動詞は 28 個あるのですが、だいたい目を通しておくくらいでもいいでしょう!目的は品詞分解できることにありますからね。
⒊ 接続
こちらも品詞分解で非常に有用です。
助動詞はみんな覚えちゃいましょう。大体が未然・連用・終止に接続するので、やってみると案外すっと入ってきますよ!
助詞は現代語と同じものも多いので(例えば接続助詞「て」)、数を絞って覚えればいいです。
接続助詞の「ば」「ど、 ども」「で」
と、
終助詞の「なむ」「ばや」
さえ最低限覚えておけばよいでしょう。
⒋ 意味
これは文法という域から少し離れ始めますが、活用や接続を覚えたときに一緒に覚えてしまうといいでしょう。
品詞分解する目的は文意を理解するためですので、意味も同時に浮かぶようにしときましょう。
教科書だと多くは助動詞にその力がそそがれているかと思いますが、その他の品詞についてももちろん大事な大事なところです。
まずは助動詞を押さえるといいと思います。
⒌ 敬語
こちらも文法からは少し離れますね。
しかし敬意の方向などを理解しないと文意を把握しづらくなりますので、だいぶ練習されるとよいでしょう。
敬語とはどうゆうものかを大雑把につかんだ後で、敬語動詞ごとに一つ一つ覚えてゆくとよい と思います。
まとめ
「あれ、これだけ?」と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、基本はこれだけですよ。
ぜひやってみましょう!
ただ、
文法書の目次など読んでいただければわかるかと思いますが、呼応の副詞・和歌や修辞法・語幹用法など勉強するべきことはまだあります。
ほか、実際に読解するには文の読み慣れというものも大事だったりします。
主語の推測とか古典常識の部分ですね。
ですが、古文は基礎の部分が大きい分野です。そこを土台にさらに色々知っていければいいのです。
私は上で挙げた部分、とくに活用・接続・助動詞の意味の部分は古文を読解するうえで最も基礎的な知識になると思っています。
これが最初の「なぜ古典文法を勉強するのか」の私なりの答えでもあります。
つまり、文法事項を固めることでそれが読解の支えとなって、それがさらに古典世界を見ていく上での足掛かりとなるということです。
だからこそ、ぜひここを固めていただきたいのです。
全体像をつかめずにおののいていた方々に少しでも「やれそう!」と思っていただけたら喜ばしい限りです。
いかがでしたでしょうか??
皆様の古文学習に少しでもお役に立てたらうれしいです!!
古文の勉強方法などに関してもっと知りたい!!!という方はぜひ
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