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今回のブログでは慶應義塾大学を合格するための戦略を皆さんに伝いたいと思います!
1. 学部問わず合格に必要な力とは
慶應義塾大学に合格するために必要な力は、
圧倒的基礎力です!!
基礎力とは英語でいうと、
高校までに習う単語・文法・構文・長文の解き方など、
どの問題を解くときにも欠かせない知識や技術のことを指します。
よって圧倒的基礎力とは、高校までに習う知識や技術がほぼ完ぺきな状態、
つまり「何を聞かれても答えられる」状態にすることです。
例えば英語なら、
Q「atmosphere」A「雰囲気!」
Q「仮定法過去は?」A「If S’ V’~,S+would/could/should+V~.」など、
どの分野や順番で出されてもすぐに答えられなければいけません。
基礎力と聞くと生易しく聞こえますが、
圧倒的基礎力はそのレベルをはるかに高めたものです。
2. 学部ごとの戦略
(1)文学部
文学部は地歴の得点平均が50〜55%と低めで、
極めて差がつきやすいことにあります。
記述式の問題なので、
一問一答の問題集を使って単語をアウトプットする練習がおすすめです。
慣れてきたら、逆に答えの用語から問題文を説明できるようになると、
より理解度が上がるでしょう。
英語は2000字前後の超長文が1題出題され、
問題形式は空欄補充問題・和訳・内容説明問題・英作文です。
文中にハイレベルな単語が多く出てくるため、
2冊まで辞書を持ち込むことができますが、
辞書を引く時間的余裕がないことが多いので、
辞書に頼らず解けるよう語彙力を高めておくと安心です。
また、文学部では抽象的な内容の英文が出題される傾向があるため、
特に精読の完成度を高める必要があります。
慶應文学部の対策として、
「ポレポレ英文読解プロセス50」を使用している方が多いですね。
SVOCと修飾関係を適切に振れるようになるまで、
時間をかけて丁寧に解くようにしましょう。
(2)商学部
商学部の入試は、A方式とB方式に分かれており
A方式では英語、地歴、数学
B方式では英語、地歴、小論文で受けることができます。
その中でも共通している英語は、
文章量が極めて多いことが特徴と言えます。
問題は7〜8題構成で、
1題だけ文法問題、他は全て文章読解の問題となっています。
文章読解の問題では、内容説明の問題が多い傾向があります。
文章の内容はビジネスや環境関連のものが多いので、
商学部受験生の方はこれらの内容に関するトピックを事前に調べておくとよいと思います。
商学部の小論文では、
数式やグラフが課題文の中で与えられます。
これらを自分なりに考察して、
問題提起・問題解決する力が求められます。
商学部では小論文の試験の中で、
空欄補充問題も必ず出題されますが、
比較的易しいため差がつきません。
トピックとしては経済学・経営学的な内容が出題されやすいので、基
礎的な用語は必ず抑えてから試験に挑むようにしましょう。
(3)経済学部
経済学部では、
1次選考と最終選考の2段階で合否が決まります。
英語は200満点中の90点、
A方式受験における数学では150点満点中お70点が一次選考問題とされていて、
ここで一定以上の点数が取れなかった場合、
いくら合計点で合格点を超えていたとしても不合格が決まってしまうのです。
A方式受験の数学は年々難化していると言われていますが、
実は標準的な問題が大半を占めています。
試験時間が80分と問題数に対して短めですので、
共通テストの問題を時間内に余裕で9割以上取れるようなレベルまで仕上げておく必要があります。
英語では、読解問題の一部を引用しながら自分の意見を書く自由英作文の出題があります。
試験開始と同時に自由英作文の課題を確認し、
読解問題を解きながら引用箇所を探す解き方がおすすめです。
また自由英作文以外の問題はマーク式の問題で、
設問の指示文も英語で書かれているため、注意深く読む必要があります。
経済学部の日本史の出題範囲は1600年以降、世界史は1500年以降が中心なので注意しましょう!
(4)法学部
法学部の英語では空欄補充問題が多く出題されます。
その中でも、語彙力を試す名詞の補充、
文章関係が理解できていないと
答えられないような接続詞の補充問題が特に多いです。
過去に発音・アクセント問題が出題されたこともあるので、
英単語をただ覚えるだけではなく正しく発音できるような勉強も必要といえます。
小論文では法・権利・政治に関するトピックから出題されますので、
これらに関連する書籍などを手に入れて最低限の知識を頭に入れると試験本番で柔軟に対応しやすくなります。
また、法学部の小論文では、
同じ用語が年度を変えて何度も登場することが少なくありません。
そのため過去問を解く際にはただ解くだけではなく
、復習の段階で課題文で出てきた用語、内容を完全に理解しきることも高得点への最短ルートだといえます。
(5)環境情報学部・総合政策学部
慶應SFCと呼ばれるこの二つの学部は、英語と小論文の2科目で合否が決まります。
英語は語彙のレベルが非常に高いことが特徴と言えます。
「システム英単語」や「ターゲット1900」を完璧にした後、
「英検準一級でる順パス単」や「リンガメタリカ」など、
より難易度の高い単語帳を使うことがおすすめです。
問題は空所補充・内容説明がほとんどで、全て選択問題となっています。
小論文についても特徴的で、他の学部に比べて圧倒的に資料文の量が多いです。
2017年度には7つの資料が与えられました。
慶應SFCは「問題発見解決力」を重要視しているため、
小論文の試験を通して、
与えられた資料から問題提起し、
それを解決するという一連のプロセスを立てられているかどうかが採点の基準になります。
過去問演習をひたすら繰り返し、
時間内に完成度の高い文章を作れるように訓練が必要です。
(6)理工学部
理工学部の英語は大問が8つもあり、そのうち7つが長文読解です。
時間内にどれだけ正確に解けるかが合格の鍵になります。
「英語長文ポラリス レベル3」や、
「やっておきたい英語長文1000」レベルの問題を
短い時間でスラスラ解けるように訓練しましょう。
数学では、証明問題をのぞいて全てマーク式で、
部分点がもらえないことが特徴的です。
問題の誘導に乗りながら解く点で、
センター試験・共通テストの数学と似ていますので、
これらを使って対策をすると効果的です。
しかし、問題の難易度はこれらより高くなるので、
「青チャート」や「大学への数学」、
「1対1対応」などを使って対策をしていきましょう。
(7)医学部
医学部の英語は記述式の比率が高く、国立型の問題といえます。
全体の難易度がかなり高く、語彙力・速読力・精読力が強く問われます。
英文解釈の参考書は、「ポレポレ英文読解プロセス50」、
「Rise構文解釈1・2」がおすすめです。
長文解釈は過去問を使って、問題の形式に慣れる必要があります。
アクセント問題も出題されたことがあるため、対策が必要です。
(8)薬学部
英語は長文読解が中心で、
トータル2500字ほどの分量がある上に、
英問英答の形式であるため、設問も丁寧に読む必要があります。
時間内に解き終わるためには速読力が必須です。
速読力を養う参考書として「パラグラフリーディングのストラテジー1・2」がおすすめです。
数学は全問穴埋め式の問題で、途中点がもらえません。
薬学部の数学は特にスピードが要求されるため、
定理・公式はしっかり暗記しておいたほうが時間に余裕ができます。
また、微分・積分、ベクトルについての問題がよく出題されるので、時間をかけて対策すると良いでしょう。
(9)看護医療学部
英語では、かなり難易度の高い文法問題が出題されます。
「NextStage」や「アップグレード英文法・語法問題」のあとに、
「頻出英文法・語法1000」を使ってより高いレベルの知識をつけておくと良いでしょう。
関西大学の英語と出題形式が似ているので、関西大学の過去問を使って対策するのもおすすめです。
3. 最後に
慶應義塾大学は学部ごとに問題の難易度や出題形式が大きく違いますが、
共通して必要な力は基礎力です!
基礎の定着に時間をかけて、合格を勝ち取りましょう!
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