みなさん、こんにちは!
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大学受験の塾・予備校の
武田塾青砥校です!
今回のブログでは、
現代文を勉強する時に
「やってはいけないこと」
について書いていきます!
ここ最近で現代文の勉強を始めたばかりの君も、
このブログを読んで、もう一度自分の勉強法を見直してみよう!
現代文とは、どういう科目?
まずここで、現代文がどういう科目なのか整理しておきましょう。
現代文とは、基本的に日本語の評論(もしくは小説)を読んで
出題される設問に答えていく科目です。
筆者の主張や文章全体のテーマをどれぐらい把握しているかによって
正答率も大きく変わってきます。
もちろん、それらを理解するためには
正しい読み方を実践する必要があるのですが、
間違った読み方によって成績が伸び悩む人も多いです。
そこで、現代文という科目を勉強する中で
タブーとされている勉強法をいくつか挙げ、
どうしてそのような勉強法をやってはいけないのか、
細かい理由にまで言及していきたいと思います。
間違った勉強法その① いきなり長文から解く
先ほど、現代文は長文を読んで設問に答える科目だと言いました。
ですが、現代文を始めて勉強する時にいきなり長文から入るのは絶対にNGです。
その理由として、まず日本語の正しい使い方を理解する必要があるからです。
というのも、私たち日本人は日本語を使って普段からコミュニケーションを取っていますよね。
その一方で、日本語を完全に正しく使えている人は意外にも少ないのではないでしょうか。
何故なら、英語は表音文字ですが日本語はそうではありません。
音が合っていないと文法や単語が成立しない英語とは異なり、
日本語は発音が多少違っていても伝わってしまう言語なんですね。
それは日本各所の方言にかなりの地域差があることからも見て取れます。
ただし、対話のコミュニケーションに問題がなくとも、
評論や小説といった文章になると話が変わってきます。
現代文はこうした文章を読んでいくわけですから、
いきなり長文問題を解く前にきちんと
日本語の用法をおさらいする必要があるんですね。
おススメの参考書に、
「田村のやさしく語る現代文」があります。
参考書の分量自体はそこまで多くないのですが、
書いてある内容は
現代文を始めて勉強する人に最も読んでほしいと思えるものになっています。
例えば、助詞の使い方についての説明が序盤でされているのですが、
「が」「は」「も」の違い、皆さんは分かりますか?
一言でいうと、「は」は強調の意味合いが強いそうです。
「わたしが勉強する」だと、そのままの意味ですが
「わたしは勉強する」だと、他の人は勉強してなくても自分はやるぞ!という意志すら感じますよね。
このように、助詞という一文字の要素が日本語のニュアンスを大きく変化させるんですね。
こうした日本語の読み方についておさらいできる内容は貴重なので、
少なくとも1冊は日本語の用法について学べる参考書を、
手に取って読んでみてください。
とにかく、最初から長文を解くのは絶対に厳禁ですよ。
間違った勉強法その② 問題の解説を読まない
さて、漢字やキーワードなど基礎知識を付け、
日本語の用法についても理解を進めた後は、
長文問題に取り組む頃ですよね。
ただし、ここでもやってはいけない勉強法があります。
それは、「問題の解説を読まない」ということです。
問題を解きっぱなしにして解説を読まない人は実際に多いですが、
丸付けをしたあとは、必ず解説を読み込むように意識しましょう。
さらに、
問題の解説を読むときにも、やってはいけない方法があります。
それは、流し見することです。
どういうことかと言うと、解説を読んだふりになってしまっているということですね。
ただしそれは、音読をすればいいというわけではありません。
目視で解説を確認する際に、
必ず「本文と行き来する」のが良いと思います。
つまり、解説に書いてあることを実際に自分の頭に落とし込むことが
現代文においては重要ですから、
解説で述べられていたことを本文に移ってから実践しないといけないわけです。
例えば、解説で
「筆者は近代における科学主義のメリットとデメリットを第5段落で述べていた」
とあったら、実際に読んでいる方も
本文の第5段落に飛んで、筆者が本当に科学主義の功罪について主張を広げていたのか、
自分の目で確かめることが重要になるということです。
そこで「自分の頭で整理する・考える」という機会を持たないと成績は伸びません。
必ず解説を読んで自分なりに理解して、それを本文でも確認して……
という作業工程を踏みましょう。
間違った勉強法その③ キーワードが定着しないまま進む
長文問題を解きながら、
直前まで並行してやらなければいけないことを知っていますか?
そう、それが「キーワード」です。
キーワードとは、入試現代文において頻出の単語群のことですね。
このキーワードの知識をしっかり付けることができないまま
長文や過去問に取り組む受験生が本当に多いです。
気を付けましょう。
また、間違った覚え方でキーワードを身に付けようとしている人も多いです。
例えば、「パラドックスは逆説という意味だな」というパターンです。
これは英単語でもよくあるのですが、そもそも「逆説」という日本語が難しいですよね。
キーワード系の参考書では、このようにキーワードの説明文がそもそも難しいので、
受験生はその難しい説明文だけ覚えて、説明文の内容を全く理解していない……
ということが多々あります。
そういった状況を回避するために、
説明文で分からない単語が出てきたら
一度自分でその意味内容を推察する癖を付けましょう。
意味を調べるのはその後です。
自分の予想する意味と実際の意味がどのように違ったのか理解することで、
キーワードの内容を忘れにくくします。
長文問題を解きつつ、受験期にも重宝するのが
このキーワードという分野なので、
学習を欠かさず常に取り組んでおきましょう。
現代文はある程度やるべきことが決まっている科目なので、
間違った勉強をしているな、と思ったら
早めに軌道修正できるようにしておきましょう。
今回のブログを読んで参考にしてもらえたら嬉しいです。
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