模試結果が返ってきて一喜一憂。そんな経験ありませんか?正しい見方を学んで模試を有効に使いましょう!
皆さんこんにちは。
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今回の特集は「模試の成績表の見方」です。
5月には第一回全統記述模試が開催され、受験した人も多いと思います。
個人成績表が返ってきて、
「A判定だった、ラッキー」とか「全部E判定じゃん・・もうだめだ・・」とか、生徒が喜ぶ姿、落ち込んでいる姿、焦っている姿を毎年見てきました。
特に夏から秋にかけては重要な模試が控えていて「模試シーズン」に突入します。
「いまいち成績表の見方がわからない」
そんなあなたに向けて、河合塾さんで開催している「全統共通テスト模試」を例に模試の見方を解説します。
模試結果をどのように捉えて今後に活用していくか、夏以降の「模試シーズン」に向けて、模試の見方を習得しておきましょう!
模試の捉え方 まずは個人成績表を確認
皆さん一度は見たことがあると思います。
以下の画像が全統共通テスト模試の個人成績表のサンプルです。
【第一面】
第一面には「各科目の素点」「偏差値」「平均点」などのデータが並びます。
合格判定も掲載されているので、受験生が最も気にするところだと思います。
最初に言ってしまいますが、この第一面だけを見て、結果に一喜一憂しないでください。
いかに冷静に分析するかが大事です!
【第二面】
その分析が第二面「設問別成績」です。
ぶっちゃけると模試の段階で、第一面は「どうでもいい」のです。
むしろ重要なのはこの第二面です。
第二面には各科目の詳細なデータが載っています。
「大問毎の点数」、「大問別の平均点」、「苦手分野を視覚化したグラフ」が並んでいますね。
次項から各論、サンプル画像のAからDまでを解説していきます。
模試の捉え方 第一面 個人成績表の見方
第一面のA~Cは軽く確認しましょう。
重要な第二面のDは詳しく記載していきます。
A、成績概況
※画像は河合塾さんのHPより
第一面のA「成績概況」です。
模試の得点と全国レベルでの偏差値、順位が科目別、受験形式別、文系理系別に確認できます。
大まかに「科目間のバランス」や「苦手科目」が把握できるようになっています。
B、合格可能性評価用成績
※画像は河合塾さんのHPより
共通テストは、国公立大学は言うに及ばず、私立大学でも「共通テスト利用型」として重要な位置を占めてきました。
昨年度の全統共通テスト模試、今年度の大学入学共通テストを基にして、科目毎の得点を換算した「共通テスト換算得点」を表示しています。
簡単に言うと「今年の共通テストを受けたら、これくらいの得点になりますよ」
ということです。
しかし、現在の成績のまま来年の1~2月を迎える気はないですよね?
直前期の模試ならば大いに参考になりますが、その直前期でも、成績を上げていこうと勉強するはずですので、あくまで参考程度に見ておきましょう。
C、志望校別成績・評価
※画像は河合塾さんのHPより
判定が出ている箇所なので、受験生の皆さんがまっさきに見ると思います。
「志望校の合格可能性評価」「評価別人数グラフ」で正確な位置を知ることができます。
どういうことかというと、
「今回の模試の結果で言うと、〇〇大学〇〇学部〇〇学科で、〇〇方式で受験すると、ボーダーラインが〇〇点なので、あなたの今回の得点で考えると〇判定です」
ということを言っているのです。自分の志望校との実力の開きを確認することができます。
ちなみに「ボーダーライン」とは合格可能性や合格最低点を数値化したものです。
前年度の入試結果、募集人員、過去の模試受験者など、様々な要素を分析して算出されます。合格可能性として算出されると50%なので下回っても合格することがあります。合格最低点として点数化されると、合格者全員の最低点なので下回ると合格できません。
しかし「前年度の入試結果、募集人員、過去の模試受験者」というのが大きなミソです。
あなたが受験で争うのは現在進行形で勉強しているライバル達です。
過去の受験生と比較して優秀であれば、合格の難易度が上がります。また、根本的に言うと、模試の問題は実際に入試で受ける問題とは異なりますよね。
こういった事情が「参考程度に見るべきだ」という確たる論拠になります。
模試の捉え方 第二面 「設問別成績」が重要
※画像は河合塾さんのHPより
さて、大事なD欄です。
サンプルでは英語になっています。
受験者と同じ学力レベル層を比較して、最も良かった設問に〇、最も悪かった設問が▲で表示されています。また「設問別バランス」のグラフでは、各分野の得点率に偏りがないか確認できます。
つまり、
最も悪かった設問(▲)が、あなたの知識習得が遅れている分野です。
また、第一志望が、同じライバルでワンランク上の判定者(例えば、あなたがC判定ならB判定の受験生)と成績が比較されたのが「設問別バランス」のグラフで、あなたの今後の勉強指針がわかります。グラフに描かれる図形が「大きな正六角形」に近づくようになるといいのです。
自分と同じ大学、学部、学科を志望していて、同じ受験方式を取るライバル達。
そんなライバル達と比較して、自分はどの分野が弱いのかがはっきりわかるので、どこを念入りに勉強していけばいいのかが分かるんですね。
次から具体的にどう活用するか、一つ一つ確認していきましょう。
「設問別成績」活用方法その1 苦手分野を知る
模試を受ける意味、その最大のメリットは「自分の苦手分野を知ることができる」点にあります。
最も悪かった設問(▲)を確認しましょう。
「模試別成績」活用方法その2 正しい伸ばし方ができているか確認
「得意科目は安定しているか」
「苦手科目をいつまでも引きずっていないか」
得意科目は、「設問別バランス」のグラフの図形が正六角形に近い形になっているはずです。
苦手科目は、この図形がいびつになっていますね。
前回の模試と比較して、この図形が正六角形の形に近づいているか
近づいていれば、対策が成功して正しい伸ばし方ができていることになります。
全く変わっていない、それどころか図形が小さくなっている!?のであれば、対策や勉強法など、なにかが間違っていることになります。
模試の捉え方 個人成績表受け取り後 大事なこと3つ
模試の判定は参考程度です。一喜一憂してはいけません。
また、模試結果が返ってきて「そのまま放置する」は論外です。
次の3つを必ず行ってください。
その1 復習、解き直しを必ず行う
復習は絶対に必須です!
特に、最も悪かった設問(▲印がついています)の放置は厳禁!
▲印のついている分野を復習しましょう。
その分野の参考書に戻り、内容を再確認して、模試に戻る。
この往復を必ず行ってください。
例えば、模試の設問と解説文を見て「分詞構文」の知識があったら解けたという問題であれば、英文法の参考書の「分詞構文」の項を熟読して、インプットしなおします。
学力を上げるというのはどういうことかというと「苦手分野や理解できない項目を減らしていくこと」だと理解してください。
復習、解き直しは、そのために必須です。
その2 インプットとアウトプットをバランス良く
苦手分野や理解できない項目を減らすために、復習を通じて知識をインプットし直すと思います。
インプット回数が少なければ記憶に残らず、似たような問題が出題されても得点することができないでしょう。またアウトプットが少なければ、定着度が低くなります。
模試の分析結果から、参考書と模試を往復して、参考書の知識をインプットする。
その後、模試を解きなおしたり、問題集の同じ分野を解いてアウトプットする。
このバランスをしっかり取っていきましょう!
その3 模試結果がどうあれ、自分を信じること
精神論ですが、どう気持ちを保っていくかが最後の最後に重要です!
模試を受けている最中も、模試結果を受け取って復習していく時間も、受験勉強全般に「不安」はつきものです。
「このままで合格できるんだろうか」
模試結果に思い悩む方は多いですが、今、目の前に「あなたの弱点はこの分野ですよ~」と示されているわけです。復習と解き直しを冷静に行ってください。
「この難解な問題も、自分はきっと理解出来るようになるはずだ!」
立ち止まることなく、自分を信じて突き進む人が来春の合格を勝ち取るのです!
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