皆さんこんにちは。
青森市で大学受験合格を目指すなら武田塾!
武田塾青森校です。
まず最初に、大事なことなので書きます!
共通テストの「受験案内」の郵送申込み、通常発送での締切が9/25(日)と迫っています!
現役生の皆さんは所属高校で取り寄せてもらえるでしょうが、既卒生の皆さんで、国公立受験者、あるいは私立大学志望で共通テスト利用型の受験を予定している受験生の皆さんは、個人で取り寄せる必要があるため、共通テストの「受験案内」の郵送手続きを忘れないよう注意してください!(忘れてた!という人はここから申し込んでください!)
さて、前回は赤本の活用法をご紹介しました。読んでいただけたでしょうか?赤本は各大学の「個別試験」対策という意味があります。しかし、特に国公立志望の皆さんは個別試験だけでは合格できません。個別試験前に「共通テスト」を受ける必要があり、合否は共通テストと個別試験の得点の合計で決定します。
今回は、「共通テストの攻略」、「共通テスト対策はどうすればいいのか」を特集したいと思います。
共通テスト対策 まずは前年度の振り返り
前年度2022年度の共通テストが「難化」したことは、皆さんご存知だと思います。
特に数学については、数学ⅠAが平均点37.96点で2021年度より19.72点下がり、数学ⅡBは平均点43.06点で同じく16.87点下がりました。数学と同じように大幅にダウンしたのは生物です。生物の平均は48.81点で、前年比マイナス23.83点と大幅に下がりました(独立行政法人 大学入試センター参照)
この難化をどう読み解くべきでしょうか。
各教科の2022年度の問題を見ると、『知識の有無を判断してばかりでは「流動する世界で活躍する人材」を育てられない。知識はもはや「知って当たり前」の前提条件であり「思考力や理解力、応用力」のほうを問いたい』、こういったメッセージを強く感じます。
その証拠として、難化した昨年の共通テスト過去問を見ると、どの教科においてもグラフやイラストが増えているのがわかります。グラフやイラストを読み解き、意味するデータを理解する必要がありました。
では今年度2023年はどうなるのか。
予想して断言するのは非常に難しいですが、去年が難しかったからといって今年は簡単になる、と安易に考えてはいけません。共通テスト前の「センター試験」時代においても、難しかった年の翌年が、大幅に易化していたかというとそうではありませんでした。一気に易しくなるということは経験則からいってもありえません。
したがって受験生の皆さんは「グラフやイラストを読み解く力が要求される」難化した昨年の共通テストを前提として勉強しなくてはならないと思われます。
共通テスト対策 英語、国語、数学について
英語、国語、数学については、共通テスト独特の出題形式に慣れる必要があります。なにも事前演習せずに、いきなり実際の共通テスト過去問を解くと、その独特さに面食らうと思います。本来の実力が、出題形式のせいで発揮できません。
「共通テスト用の」解き方というのが存在します。この解き方を覚える以下の参考書をお勧めします。
解き方を身につける参考書 英語、国語、数学
3シリーズあります。画像は「英語リーディング」ですが、他、英語リスニング、現代文、古文、漢文、数学についても検討してください。
「きめる!共通テストシリーズ」
「大学入学共通テスト 点数が面白いほど取れるシリーズ」
「1カ月で攻略!大学入学共通テストシリーズ」
「どのシリーズがいいのかわからない」という方、正直どれでも構いません!書店で手に取ってみて、合いそうなものを選択しましょう。
解き方を身につけたら演習量を増やす参考書を
上記3シリーズで共通テスト独特の出題形式を学んだら、演習量を増やしましょう。
※画像は同じく「英語リーディング」ですが、同様に国語、数学も検討してください。
「マーク式基礎問題集」シリーズ
「2023年用共通テスト実戦模試」シリーズ
以上、英語、国語、数学については、共通テスト対策として「解き方の習得」と「演習」という2段構えになります。
共通テスト対策 理科、社会について
講義系参考書で「中身の理解」を深める
理科、社会については「きめる!共通テスト」シリーズ、「大学入学共通テスト 点数が面白いほど取れるシリーズ」がいいでしょう(画像は既に上記にあるので割愛します)。単なる暗記ではなく、赤字になっている部分、その前後の文もしっかり読んで、中身の理解を心がけるようにしてください。
特に公民(現代社会、倫理、政治経済、倫理政治経済)については「蔭山の共通テストシリーズ」もお勧めになります。これは以前特集を組んだことがあります。まだ御覧になっていない方はぜひ見てみてください。
※画像は倫理ですが、蔭山シリーズは他に現代社会、政治経済もあります。
「最低限の知識」を抑えたい方向け
どうしても苦手で「そこそこ取れればよく、他の科目で点数を稼ぐ」という戦略でいく方、あるいは「共通テストだけの科目だから勉強時間を極力抑えたい」という受験生向けには以下の2シリーズをお勧めします。判断の目安として共通テストの点数が6割くらいでいいという方限定です。
※理科、社会を得点源としたい受験生の方には以下はお勧めしません。「きめる!共通テスト」シリーズか「大学入学共通テスト 点数が面白いほど取れるシリーズ」のほうを進めてください。
「共通テスト集中講義シリーズ」
「共通テストはこれだけ!シリーズ」
以上の2シリーズがコンパクトにまとまっていて、お勧めとなります。
共通テスト対策 まとめ~科目毎に対策は変わるので注意
英語、国語、数学
ステップ1:解き方を身につける
ステップ2:演習量を増やす
以上の2ステップが必ず必要になりますので注意してください。紹介した参考書を用いて勉強をしましょう。
理科、社会
いずれも単なる暗記ではなく、赤字となっている部分の前後の文脈もしっかり覚えてください。それが「中身の理解」に繋がっていきます。
単なる暗記から「理解」へと抜け出そう
共通テスト受験科目全てに言えることですが、冒頭に述べたように、共通テストの傾向は、単なる暗記では太刀打ちできなくなってきています。紹介した参考書で「赤字のところだけ覚えればいいんだ」と考えてしまうと足元をすくわれます。
実は皆さんのこれまでの覚え方にヒントがあります。
紹介した参考書に赤いチェックシートが付属していることが多いですが、赤くなっている用語は確かに重要語句です。それをシートで隠しながら覚えるとき、皆さんの頭の中の思考ルートはどうなっていたでしょうか?
例に出します。以下のような文章があったとします。
「1929年の大恐慌以後、各国は〇〇〇〇体制を作り、政府が積極的に経済に介入し、福祉国家の道を歩んだ」
政治経済からの出題例ですが、〇〇〇〇の答えは「混合経済」です。ここが赤字になっていて覚えるべき用語なのですが、皆さんは無意識に頭の中で、前後の文章「1929年の大恐慌以後」と「政府が積極的に経済に介入し、福祉国家の道を歩んだ」をリンクさせ、結果「混合経済」と答えを導くはずです。
このようにリンクさせた覚え方を必ずするようにしてください。しっかりと暗記事項の説明ができるようになり「理解」していないと、難化した共通テストに立ち向かえません。
以下の動画も参考にしてください。
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