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併願校はどう決める?受験する大学を決める基準と注意点!

皆さんこんにちは。

青森市で大学受験合格を目指すなら武田塾!

武田塾青森校です。

夏休み真っ最中ですが、すでに第一志望校を決めて勉強に励んでいることと思います。まだ第一志望校を決めていない人は、今回のブログが参考になると思います。いずれにしても夏休みの位置づけを以前のブログで再確認してください。それくらい重要です!

 

第一志望校が決まったら、次に皆さんが悩むのは「どの大学、学部を併願しようか・・」ということだと思います。「いくつ受ければいいの」「どういう方法で選べばいいんだろう」など、その悩みの種類はさまざまですね。

 

今回は、そういった悩みを解決する指針となる「併願校を決める基準と注意点」を特集します。

 

高校でのプレゼン

 

併願校を決める 選択の基準

 

 

選択する上での基準は、簡単に言うと皆さんそれぞれが「何を重視するか」です。

 

基準その1 「その大学に行きたい!」「その学部に行きたい!」

 

①例えば具体的に「慶應義塾大学に行きたい」と思ったとします。このように大学優先とするなら「同じ慶應義塾大学で偏差値が低いところを併願先に選ぶ」というのも考え方になります。

 

②あるいは「法学部に行きたい」と思ったとして、「他の大学の法学部を併願先に選ぶ」というのも現実的な方法です。

 

上記のように①大学優先、②学部優先という考え方をする場合、受験科目は必ず確認するようにしましょう。「同じ大学(あるいは同じ学部)だから、同じ受験科目だろう」と思いこむと大変なことになります。同じ受験科目であるとは限りません。

 

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基準その2 「就職率」「授業(研究)内容」「自宅からの距離」「学費」

 

もっと踏み込んで「卒業生はどういったところに就職しているのか」を基準に併願先を選ぶこともできます。また、在籍教授陣の研究テーマを調べて「自分の興味のあるテーマかどうか」で選んだり、「自宅から通える」なら生活費等の工面が楽になりますし、「学費はいくらか」といったリアリティな面も総合的に考えると重要になるでしょう。

 

これらはひとえに皆さんが「大学に何を求めるか」という部分に直結します。就職の有利さを求めるのか、在学中の研究テーマを重視するのか、第一志望校のみならず、併願先を決める上でも大事になってきます。

 

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基準その3 今の自分の実力

 

大学受験本番である1月~2月までに、どのレベルまで狙えるのかを予測することが併願先を決める上で重要です。第一志望校ギリギリなのに、併願先に「第一志望校と同じレベルの大学」を選ぶと、滑り止めとして機能しません。

 

「今の自分の実力」は過去問を解いてみることで把握することができます。例えば過去問3年分解いてみて「大体5割くらいかな・・」といったように、現時点でのレベルを把握しておきましょう。そのレベルが併願先を決める基準となります。

 

以下の動画も参考にしてみてください。

 

 

併願校を決める 受験科目と偏差値を目安に

 

 

上記の基準を明確にした上で、さらに絞り込むために「受験科目」「偏差値」を用います。

 

受験科目はなるべく第一志望校と同じであることがベスト

 

勉強できる時間は限られています。高3の方は夏~大学受験本番までは、約半年しかありません。したがって、併願校の選択の幅を広げすぎて「あれもこれも」と対策しなければいけない教科を増やしてしまうと大変です。

 

「受験科目がバラけてしまうことはなるべく避けましょう」

 

そのためには、併願先とする大学の受験科目を調べて、第一志望校と同じ科目の併願大学、併願学部を選択するのがベストです。さらに言えば、得意科目の配点が高いなら文句なく併願先候補の一つとなります。

 

5教科

 

いわゆる「滑り止め」は第一志望校の2ランク下を選ぶ

 

武田塾では以下のようにランク付けをしています。

 

チャレンジ校・・・第一志望校、目標とする大学

実力相応校・・・・第一志望校の1ランク下、今の実力から相応と思われる大学

滑り止め校・・・・第一志望校の2ランク下

 

目安としては、それぞれのランクごとに大体偏差値5くらいの開きがあると思ってください。

 

昨年は共通テストの難化が指摘されましたが、私立大学の一般個別試験においても、近年は難問が増えている傾向にあります。チャレンジ校の1ランク下である実力相応校を複数受けることによって滑り止めにしたとしても、リスクが高いと言わざるをえません。滑り止めとして機能させるために2ランク下を併願先に入れることをお勧めします。

 

併願先としてどれくらい出願すればいいか

 

ただ際限なく受け続けるのは非現実的です。例えば私立大学の受験料は1学部で3万円ほどしますので、私立大学10校受けるだけで単純に30万円ほどします。また、際限なく受けると、来年の12月の受験期に受験日程に余裕がなくなって7日連続受験といったことも起こってしまいます。疲労という観点から本来の実力を発揮できないのでお勧めしません。※連続受験については特集したブログがあります。一読してみてください。

 

締切に焦る

 

以下は、参考までにどれくらいの数を選べばいいかを示したものです。

 

チャレンジ校・・・12

実力相応校・・・・23

滑り止め校・・・・12

 

あくまで上記は目安ですので、増やしても減らしてもいいでしょう。ただし、ただ安心のためだけに何校も受けるというのは、上述した通り非現実的ですので、併願校の数はほどほどに抑えたほうがいいと思われます。

 

併願校を決める 受験日程に注意

 

 

受験日は多くても3日連続までとなるよう併願

 

上述を繰り返すことになりますが、併願校を決めるときは、その受験日程にも目を配りましょう。「第一志望校と日程が被っている」ならば併願先とはなりません。また、被っているだけでなく「受験日が連続している」のも注意が必要です。2日連続受験ならまだ許容範囲ですが、3日連続だと疲れがたまってきます。

 

併願先を増やすと連続受験はどうしても起きますが、最大でも3日連続までとしたほうが無難です。そのためにも、併願先の受験日程を調べて把握しておくことが必要です。

 

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入学金の振込期限はいつまでかを確認

 

これは盲点であり重要です。受験日程にばかり気を取られて、合格通知をもらった後のことを考えていないというのはよくあります。例えば「第一志望校の結果発表よりも、滑り止め校の入学金振込期限が早い」場合です。この場合、滑り止めとして機能させるために振り込むと思いますが、第一志望校にその後合格した場合、滑り止め校に支払った入学金が全て無駄となってしまいます。

 

入学金は大体20数万ほどしますので、大きな損失です。こういった事態を避けるために「合格発表日」と「入学金振込期限日」は必ず確認しておきましょう。

 

第一志望校が受験日程の最初にこないように計画

 

第一志望校を最初に受けてしまうと、どんなことが起こるでしょう?ずばり、モチベーションが保てなくなります。併願先がこの後控えているのに「もういいや」とそのまま燃え尽きて、併願大学の受験で実力を発揮できなくなると、第一志望校が不合格になってしまったら、併願先を含めて全滅!?なんて事も起こりえます。

 

こういった「日程から影響されるモチベーション管理」というのも大切です。第一志望校は受験日程の中間にくるように、賢く併願先を選んで日程を組んだほうがいいでしょう。

 

まとめ 失敗しない併願校選択

 

 

矛盾するようですが、受験日程や入学金振込期限といったことばかりに目を奪われてはいけません。これらはあくまで注意点であり、併願先を選ぶスタート地点は「どこに基準を置いて併願先を選択するか」にあります。その後に受験日程だったり、偏差値だったり、焦点を絞っていく各要素がきます最初に基準がなければ焦点を絞れません。

 

皆さんが大学に求めるものは何でしょう?

 

「就職に有利になるようにしたいから」

「興味あるテーマを研究したいから」

「〇学を学びたいから」

「〇〇大学だから」

「学費が比較的安いから」

「自宅から近いから」

「今の自分の偏差値から考えたら妥当だから」

 

さまざまあると思います。誰かが決めてくれるのを待つよりは、自分で、自分が大学に求めているものをはっきりさせておきましょう自分のことは自分にしかわからないものですよ?

 

皆さんの中に併願先で悩んでいる方がいたら、武田塾青森校の無料受験相談を受けてみましょう。最終的には自分で決めないといけませんが、そもそも自分のことがわからなかったりする方もいると思います。併願先を決めていく上で、その悩みを整理するお手伝いを武田塾青森校では行っています。

 

お気軽に相談してくださいね。

 

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