皆さんこんにちは。
青森市で大学受験合格を目指すなら武田塾!
武田塾青森校です。
2022年4月に高校生になった生徒の皆さんから、新しい学習指導要領による授業がスタートしました。これはなぜかと言うと、新高校1年生が中学2年だった時から新指導要領に既に移行していたため、旧課程では対応できないからです。この変更に伴って、2025年実施の共通テストから出題科目や内容が大きく変わります。
今回は新課程による変更が具体的にどのようなものなのか、共通テストを軸に科目ごとに特集したいと思います。まだ先のことですが、高校1年生の方はもちろん、中学生の方もぜひご覧になり、大学受験に備えてください。
参考:独立行政法人 大学入試センター、一般社団法人 国立大学協会
※2022年10月25日 修正加筆
※2023年12月12日 修正加筆
2025年共通テスト 新しく「情報」が追加
新教科として導入されるのが「情報」という科目です。これまでは5教科7科目でしたが「情報I」の追加により、6教科8科目となります。
導入の背景には、日本を支えるIT(情報技術)の人材が不足していることがあげられるでしょう。AI(人工知能)といった技術は現在では広く浸透しています。例えば、自動で床掃除をしてくれるロボットなどは既に市販されていますね。そんなAIを設計する「プログラミング」の技術は非常に専門性が高く、そういった多くの人材を育てたい国家戦略も伺えます。
こういったプログラミング技術に関する科目が「情報」で、共通テストでの試験時間は60分とされています。
2025年共通テスト 「国語」は試験時間が増える
国語は試験時間が増えます。現在80分で実施されていますが、10分増えて90分となる予定です。
なぜ増えるのかというと「多様な文章を提示するため」としています。したがって、これまでより長めの文章が出題されることは避けられないでしょう。
2025年共通テスト 「社会」は科目分類が変更
現在の地歴公民は以下の6教科に再編され、最大で2科目選択ができるようになります。
・歴史総合、日本史探究
・歴史総合、世界史探究
・地理総合、地理探究
・地理総合、歴史総合、公共(2科目を選択)
・公共、倫理
・公共、政治経済
まず必須科目が「歴史総合」「地理総合」「公共」の3種類あり、これらに選択科目である「日本史探究」「世界史探究」「地理探究」「倫理」「政治経済」の5種類を組み合わせる形になります。
注意したいのは上記6教科の中から2つ選択する場合です。
例えば「公共、倫理」と「公共、政治経済」の2教科を選択することはできません。
同じ「公共」だからです。
したがって、公共のうちどちらかを取った場合、公共以外の科目「歴史総合」の2科目か「地理総合」の2科目のうちどれか1つを選択することになります。
早い話が、同じ「公共」同士、「歴史総合」同士、「地理総合」同士は選べませんよ、ということです。
地歴公民が最も複雑で変更のある科目ですね。これまでは日本史と世界史は明確に線が引かれていましたが、新課程では「歴史総合」となり、日本史を選択していても世界史が問われ、世界史を選択していても日本史が問われます。また、現行の「現代社会」はなくなり「公共」という科目になります。
2025年共通テスト 「数学」は科目変更、試験時間増
共通テストの数学はこれまで通り2科目ですが、内容が変更されます。
数学①が「数学Ⅰ、数学A」と「数学Ⅰ」から選択。
数学②が「数学Ⅱ、数学B、数学C」となり、「数学Ⅱ」および「数学B」の「数列、統計的な推測」の2項目、「数学C」の「ベクトル、平面上の曲線と複素数平面」の2項目、合計4項目から3項目を選択して受験することになります。
試験時間はこれまでより10分増えて70分となり、文系受験者にとって、数学②の内容が増えているので大きな負担増になることでしょう。なお「簿記会計」「情報関係基礎」は選択できなくなります(ただし、経過措置あり。下記「既卒生への経過措置」参照)。
参考書ですが、2022年7月のチャート式の対応以来、続々と対応参考書が増えました。
一例として、上記は武田塾がお勧めする参考書「数学ⅡB+ベクトル基礎問題精講」です。
もちろん「数学ⅠA基礎問題精講」も新課程に伴い改定されています。
2025年共通テスト 「英語」は大きな変更点はない
教科名が変わるだけです。現行の「コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、英語表現Ⅰ」が「英語コミュニケーションⅠ、英語コミュニケーションⅡ、論理・表現Ⅰ」に名称変更されます。
2025年共通テスト 既卒生への経過措置
5教科7科目が、6教科8科目に増え、かつ内容も大幅に変わる教科があるわけですから、既卒生が不利にならないように救済措置が設けられることになっています。
新科目「情報」について
2022年発表時で選択必修科目となっていた「社会と情報」「情報の科学」に対応する経過措置を講じるとしており、大学入試センターの発表詳細を待つ状況でしたが、2023年6月9日に詳細が発表されました。
旧課程を「旧情報」として出題科目とし、「社会と情報」「情報の科学」に対応した問題が出題される予定です。
「地歴公民」、「数学」について
現行の共通テストの出題教科と科目が経過措置科目として適用、出題されます。
「旧簿記・会計」「旧情報関係基礎」は出願時に申し出て、解答することになります。
2025年共通テスト まとめ~志望校を早めに決めよう
今回、共通テストを軸に2025年の変更点をまとめました。共通テスト利用型を採用する私立大学については、科目指定が今までより複雑になるかと思います。各大学の発表を待ちたいところですが、情報を得るためには、具体的な志望校を高1の段階から(中学の段階からでもいっこうに構いません!)決めておきたいものです。
最初は誰でも実現が困難なところからスタートします。高校1年で「偏差値40だけど東大を目指したい!」「立派な医者になりたい!」、もっと抽象的に「世界中の人と交流したい!」でもいいでしょう。
だれでも最初は「無理」だと思っていたものです。ひたむきに努力し、その成果としての夢を現実のものにしましょう!
あなたの将来の夢、ぜひ武田塾青森校にお聞かせください。
人生を変えていくそのルートを、一緒に考えましょう!
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