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チャレンジ!国公立大学入試受験 志望レベル別の勉強計画とは

皆さんこんにちは。

青森市で大学受験合格を目指すなら武田塾!

武田塾青森校です。

 

先週は私立の最難関、早稲田大学と慶應義塾大学を想定し、

英語を例に、37週かけて攻略するルートを紹介しました。

 

今回は国公立大学を志望する生徒の皆さんが、

どのように勉強を進めるべきか解説したいと思います。

 

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国公立大学入試受験 武田塾が用意する3つのレベル

 

 

武田塾が用意する3つのレベルをご紹介します。

 

地方国公立レベル

 

 

武田塾が用意する国公立ルートの中で最も基本的なものになります。

 

このレベルのすぐ下には

私立でいうところの日東駒専レベル(以下「日大レベル」と称します)があり、

日大レベルのクリアが、基礎部分の習得を証明します。

そして日大レベルのすぐ上にMARCH(明治・青山・立教・中央・法政)レベルがあり、

このMARCHレベルが、「地方国公立レベル」となります。

 

どういったレベルの国公立大学を目指すにしろ、

「国公立の登竜門」といった重要な位置づけにあるのが、地方国公立レベルです。

 

難関国公立レベル(理系)

 

理系については、難関国公立レベルを用意しています。

旧帝大の理系学部、地方国公立医学部もこれに該当します。

 

分かりやすく言えば、国公立大学の「早慶レベル」に該当しますが、

しかし、単純に早慶と同じ傾向にあるのかというと必ずしもそうではありません。

 

このレベルに入るには、先に挙げた「地方国公立レベル」の完全習得が条件です。

 

東大レベル(文系)(理系)

 

東大レベルには文系と理系があります。

東京大学、京都大学、東京工業大学、一橋大学などもこれに準じます。

 

国公立の最難関ですので、「地方国公立レベル」の完全習得はもちろんのこと、

理系の場合、「難関国公立レベル」の完全理解も条件となります。

 

まとめ

 

地方国公立レベル、難関国公立レベル(理系)、東大レベル(文系)(理系)、

以上3つのルートがありますが、

どの志望校であれ、必ず通ることになる「地方国公立レベル」は全てのルートの要です。

例え東大レベルであっても、地方国公立レベルを完璧にすることがスタートとなります。

 

レベル別の関係は以下のようになります。

 

日大レベル<地方国公立レベル(MARCHレベル)

<難関国公立レベル(理系)<東大レベル(文系)(理系)

 

ノート

 

国公立大学入試受験 8月までの目標

 

 

それではそれぞれのレベル別に、8月までの目標を記載したいと思います。

皆さんそれぞれの志望校に合わせて、参考にしてください。

 

地方国公立レベル 8月までの目標

 

地方国公立レベルには、8月までに2つ目標があります。

 

2次試験科目の中の、得意科目で日大レベルを突破すること

2次試験科目の中の、共通テストでも使う科目は目標点近くを取ること

 

「日大レベルの突破」は、武田塾に入塾すれば専用のテストが実施できます。

完全自学自習する場合は、日東駒専いずれかの過去問を用いて8割以上を目指してください。

 

「目標点近くを取る」というのは、例えば、2次試験が英語、数学、国語の場合、

本番の目標を9割と想定するならば、これに近い8割程度を3教科で取っておくという意味です。

 

なお、共通テストでしか使わない科目については、

8月までは、その点数をあまり気にしなくても大丈夫です。

2次試験で使う科目に集中しましょう!

 

東大レベル(文系)、難関国公立レベル(理系) 8月までの目標

 

東大レベル(文系)、難関国公立レベル(理系)には8月までの目標として3つあります。

 

得意科目の地方国公立レベルを突破すること

苦手科目の日大レベルを突破すること

2次試験科目の中の、共通テストでも使う科目は目標点近くを取ること

 

得意科目については、登竜門である地方国公立レベルは突破しておきたい。

苦手科目は、その一つ下の日大レベルは超えておきたいところです。

 

得意科目、苦手科目を想定して考えると

例えば英語、数学を優先で勉強しているが、国語が全く追いついていないという場合、

国語を1ランク落とし「日大レベル」とし、

最低限8月までに、日大レベルの知識は習得して突破したいということです。

 

また理科が2科目必要だという場合、

この8月までに1科目は地方国公立レベルを突破し、

残り1科目は日大レベルの完全習得を目指します。

なぜタイムラグを付けているかというと、基礎の習得(日大レベル)が2科目で被ると

あとあと大変だからです。

 

9月以降は、共通テストでしか使わない科目の勉強も追加していきます。

したがって、この8月までに、2次試験科目の基礎が終了していないと大変不利となります。

 

東大レベル(理系) 8月までの目標

 

日本で最難関の大学が並びますが(東京大学、京都大学、東京工業大学、一橋大学など)

結論から言えば、

8月までに「全科目で」東大レベルに達している必要が本当にあるのかというと、

必ずしもそうではありません。

 

それよりも重要なのは、実際に過去問を解いて自己分析し、

どのレベルまでなら受験日までに間に合うかを正確に把握することです。

 

東大(理系)の場合、合格者最低点は67割程度ですから、

以下のような"まだら状態"であっても、最低点を突破できるならば合格可能です。

 

英語(地方国公立レベル)、数学(難関国公立レベル)

物理(東大レベル)、化学(難関国公立レベル)

 

上記は一例ですが、

どの科目、どの分野で点数を稼ぐのかシミュレーションしたいところです。

 

以上のことから、8月までの目標を以下のように設定しましょう。

 

2次試験科目の中で、得意な科目の難関国公立レベルを突破すること

苦手科目の地方国公立レベルを突破すること

2次試験科目の中の、共通テストでも使う科目は目標点近くを取ること

 

ノートパソコンで会議

 

国公立大学入試受験 910月までの目標

 

 

9~10月に、いよいよ共通テストを睨んだ対策を本格化させていきます。

 

地方国公立レベル 9~10月までの目標

 

9~10月までに、地方国公立レベルは次の3項目を目標として掲げます。

 

2次試験科目全てにおいて、地方国公立レベルを突破すること

共通テスト科目全ての勉強を開始すること

11年分の過去問を解き始め、学習が足りない点を分析すること

 

理想は2次試験の全科目で地方国公立レベルの突破が望ましいですが、

現実問題として、地方国公立レベルの完全習得を全科目でやれる人は少数だと思います。

最低限、自分の得意科目は地方国公立レベルまで終わらせましょう。

得意科目はその後、過去問の分析を開始します。

 

改めて記載しますが、

「地方国公立レベル」の習得の証明は、

武田塾に入塾するならば専用の確認テストを実施することができます。

完全自学自習する場合、

最寄りの国公立大学の過去問で構いませんが、突破したい科目を抜粋し、

8割以上取れれば、その証明となります。

 

過去問を解く際の注意点を書いておきます。

過去問は「分析するための材料」として使うのであって、

その点数に一喜一憂してはいけません。

何が足りないのか、どこを補って勉強すればいいのか、解説を読んで指針を立てましょう。

 

また共通テストでしか使わない科目も、この時期9~10月に学習を開始します。

 

東大レベル(文系)、難関国公立レベル(理系) 9~10月までの目標

 

東大レベル(文系)、難関国公立レベル(理系)では、

2次試験の過去問を見て、科目ごとに必要なレベルを確認して取り組みましょう。

大まかな目標として4つ挙げます。

 

2次試験科目の得意科目は、

地方国公立レベル、難関国公立レベル、東大レベル(文系)を突破すること

苦手科目は、

最低でも日大レベル、理想系として地方国公立レベルを突破すること

共通テスト科目全ての勉強を開始すること

11年分の過去問を解き始め、学習が足りない点を分析すること

 

東大レベル(理系) 9~10月までの目標

 

9~10月までが知識のインプット期限だと思ってください。

つまり、参考書が1冊終わって次の参考書に進むのは、この時期がラストです。

基本的には、10月までに到達したレベルで本番に挑むことになります。

 

11月以降は、インプットした知識を深めたり、分野別の対策や過去問がメインとなります。

 

目標は下記の3つです。

 

2次試験科目の得意科目は、

難関国公立レベル、東大レベル(理系)を突破すること

苦手科目は、

最低でも地方国公立レベル、理想系として難関国公立レベルを突破すること

共通テスト科目全ての勉強を開始すること

11年分の過去問を解き始め、学習が足りない点を分析すること

 

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国公立大学入試受験 12月までの目標

 

 

全てのレベルにおいて以下の共通目標を持ちます。

 

・第一志望学部、学科の合格最低点を安定してクリアする

週に23年分の過去問を解くことを習慣化する

・合格に必要な分野別対策を一通り終える

共通テストの全科目の合計、科目ごとの目標点を突破する

 

12月は、共通テストまで1カ月と迫っている時期です。

したがって、共通テストの全科目合計のシミュレーションが最も重要となります。

シミュレーションのためには、共通テストの過去問を実際に解くことが必要です。

 

例えば、英語で8割を目標としていたが、過去問で6割しか取れなかった場合、

代わりにどこで補うか、

正確な表現で言うと「他のどの科目で補えるか」という見極めが大事です。

その見極めのために共通テストの過去問を解きます。

 

共通テストの過去問で、

9割が取れるときもあれば6割しか取れない時もある不安定な科目と

8割を安定して取れる科目で考えた場合、

8割をコンスタントに取れる科目で、その失点をカバーすることになります。

 

もう1点大事なのは、

科目ごとの「ブレ」を計算にいれることです。

5教科7科目で、英語〇点~〇点、数学〇~〇点といった具合に合計点数にも幅を持たせます。

その上で、合格点のボーダーに必要な点数が取れるようにシミュレーションしましょう。

 

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国公立大学入試受験 優先順位を立てる長期的戦略を

 

 

前回のブログでは早慶レベルの英語を例に取りましたが、

国公立の場合は、私立大学と比較して時間に追われることが多いと思います。

なぜなら5教科7科目もの対策が必要だからです。

 

したがって、5教科7科目をいっぺんに対策をして、どれも中途半端になるよりも、

どの科目を優先して対策したらいいのか、戦略部分が非常に大切になってきます。

 

現在皆さんが到達しているレベルなど、それぞれ違いますので、

詳しくは無料受験相談を受けてみてください。

武田塾青森校では、皆さんのご相談をお待ちしています。

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国公立大学入試受験 志望レベル別の勉強計画まとめ

 

 

簡単にまとめ

 

7月末までに志望校の1ランク下のレベルを仕上げること

 

7月末までは2次試験の科目を優先しましょう。

例えば、地方国公立レベルならば1ランク下の「日大レベル」までの知識を完璧にします

 

910月に、志望校レベルの知識を仕上げること

910月に、共通テストしか使わない科目の対策も開始すること

910月に、週11年分の過去問を解くことを習慣化すること

 

共通テストでしか使わない科目の学習も開始しますので、負担が増します。

910月なる前に、2次試験科目については基礎のインプットが終わってる状況が望ましい

 

12月までに過去問と分野別対策を仕上げること

12月までに共通テストの全科目の合計、科目ごとの目標点を突破すること

 

分野別対策は、志望校の2次試験によりさまざまです。

論述問題を好む傾向がある、自由英作文が出される・・などがあります。

志望校の出題傾向を把握しましょう。

 

最後に、とても大事なことなので繰り返すと・・・

 

どの国公立大学を受験するにせよ、

「地方国公立レベル」の習得が、全ての受験のベースとなります。

 

もし習得が不十分な場合、

無理して次のレベル(難関国公立レベルや東大レベル)に行っても、

結局、地方国公立レベルの知識に戻りながら進めることになって、

効率が悪くなるどころか、9月以降は共通テスト対策を開始する時期でもあり、

さらに時間も厳しくなって、非常にハードなスケジュールを要求されてしまいます。

 

国公立大学を志望する生徒の皆さんは、夏はあらゆる意味で「天王山」になります。

気合を入れて頑張っていきましょう!

 

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