皆さんこんにちは。
青森市で大学受験合格を目指すなら武田塾!
武田塾青森校です。
これまで、英単語の暗記方法、数学の勉強方法を紹介してきました。
今回は国語の勉強方法、その導入部を解説したいと思います。
「国語」とは、辞書的な意味では、
・ある一国における共通語または公用語
・その国民の主流をなす民族が歴史的に用いてきた言語で、方言も含める
とあります。
他の言語を習得する場合を除き(受験生の多くは英語がこれに当たりますね)、
我々日本人は、日本語で把握し、思考し、理論を構成します。
したがって古文、漢文も、まずは現代日本語で考えますので、
3教科の中では現代文が最も根幹であり、重要です。
読解力がなければ、問題文すら正確にその意図をつかむことができません。
現代文が要求する能力は、受験時期だけではありません。
実社会に出た後でも確実に役立ち、使える「力」となりますので、
現代文をおろそかにせず、しっかりと学びたいものです。
国語の勉強法 現代文
現代文の怖いところは、基礎知識がなくても読めてしまうことです。
「読めるのに得点できない」というのは、考えてみれば奇妙な話ですね。
何をすれば得点につながるのかわかりにくい教科ですが、
鍛えるポイントは「読み方」と「解き方」にあります。
現代文の「読み方」とは
・読むことはできるけど、意味が分からない。
・読んでいても集中力が持たない。
現代文が苦手な生徒さんに多い言葉です。
まずは短い文章でもいいので読む練習が必要です。
短文での「慣れ」を作るために、
「ことばはちからダ!」がおすすめの参考書となります。
この参考書は、前半が短い文章を読む訓練、
後半は現代文でよく問われるキーワードが解説されています。
導入の参考書として最適ではないでしょうか。
また、参考書を進めていくに当たって、
「あ、この漢字の読み方知らない・・」
といった課題を新たに発見することがあります。
漢字を攻略する参考書としてお勧めしたいのは
「入試漢字マスター1800+」です。
英単語もそうですし、古文単語もそうですが、
単語系の暗記のやり方は共通しています。
もちろん漢字もこの部類で、
まずは「知ってるもの」と「知らないもの」の仕訳けです。
知らない漢字に分かりやすく印をつけましょう。
そうすることで後で行う復習が容易になります。
記憶に定着させるためのポイントは「繰り返す」ことです。
「ことばはちからダ!」
「入試漢字マスター1800+」
以上の2冊で、現代文の基本的な読み方を身に着けます。
現代文の「解き方」とは
次は解き方です。
マーク、記述、論述と、解答の形式によって変わりますが、
共通テストは大部分の生徒さんが受験しますので、
マークシート対策について記述したいと思います。
まずは「選択肢の切り方」を学びましょう。
・逆のことが書いてある。
・本文に書いてないことが書いてある。
・本文に書いてあるが、設問への答えではない。
「間違えさせ方」を覚えることで、選択肢が切れるかどうかが見えてきます。
そうやって2択に絞っていくのが基本です。
この訓練は、本文の重要部分の正確な把握に繋がりますので、
記述式への対応にもなります。
漠然と解答してはいけません。
解答の根拠を本分中に求め、説明できるようにしてください。
ひょっとしたら解答の根拠に納得しないかもしれませんが、
あくまで筆者の考えを問うのであって、
自分で勝手に想像したものは正答ではありません。
初学者の実践導入として
「ゼロから覚醒 はじめよう現代文」をお勧めします。
・文章を整理し、要約する力。
・筆者の主張をつかむための読み方。
こういった現代文の「正しい解き方」を詳しく述べた手順書となります。
わからない用語や漢字に出会ったら、
「ことばはちからダ!」「入試漢字マスター1800+」を参照して復習しましょう。
国語の勉強法 古文
古文といえば、苦手な科目の上位に入ることが多いです。
感覚としては英語に近い学び方となります。
単語の意味を覚え、文法を学び、長文へと繋げていく訓練は、まさしく英語と近い学習です。
古文の「読み方」とは
まずは古文単語について、
英単語と違って多義語になりますので、訳を何種類か抑える必要がありますが、
入試古文で暗記すべき単語数は300~400であり、数は少ないので覚えきってしまいましょう!
お勧めは「読んで見て覚える 古文単語315」です。
高校によっては、古文単語の指定参考書になっていることも多いですね。
またこの単語帳は「古文常識」のページもあり、一石二鳥です。
次に文法ですが、
接続する言葉の形で使い分けることができます。識別をしっかり覚えましょう。
特に助動詞、敬語は入試問題で頻出の必須知識となります。
お勧めの参考書は「ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル」です。
古文の「解き方」とは
日本人は省略が大好き?です、これは今も昔も変わりません。
現代日本でも主語は頻繁に省略されますよね。
皆さん自身の日常会話を思い返せば理解できると思います。
例えば「山田君が好き」→「好き」の一言で済ませるなどです。
古文の問題の解答を見ると、
ものすごー--く長い訳がついていることが多いです。
これはつまり、省略されている不完全な文なので補う必要があるからです。
古文は「主語」が抜けていることが多く、
誰がその行動をしたのか非常にわかりにくくなっています。
したがって、主語をはっきりさせながら読むのが基本です。
例えば、敬語の知識を学んでいれば、
誰に対する敬語なのかを判別できるので、主語を特定できます。
読み方を訓練する参考書としてお勧めなのは、
「古文上達 基礎編」です。
国語の勉強法 漢文
まず漢文の勉強をいつスタートさせるかですが、
古文を先行させ、
古文単語、古典文法、読解練習基礎の3つが終わった段階で始めましょう。
漢文は、本文を書き下し文にした後、古文の読み方をしないといけないからです。
したがって古文の知識が前提で必要です。
漢文の「読み方」とは
必要なのは3つです。
・書き下し文にするテクニックを磨くこと。
・漢字の読みと意味の違いを把握すること。
・置き字を学ぶこと。
これらを学ぶのにお勧めの参考書は、
「漢文早覚え速答法」です。
漢字以外の読み方(これを"いがよみ"と紹介されています)を丁寧に学び、
句法をパターンごとに学習でき、かつ読み間違いをよくおこす漢字がまとめられています。
まとめ 国語の勉強に共通するもの
現代文、古文、漢文の勉強法を紹介いたしました。
いかがだったでしょうか?
これは国語に限らず、英語にも通じることですが、
「音読」は有効な学習法です。
漢字を音読すること。古文単語を音読すること。漢文を音読すること。
言語を勉強するに当たって「口を使った」勉強は記憶に残りますし、
「言語」なのですから、至極当然とも言えます。
国語を苦手とする生徒さんの相談を受けてきましたが、
大抵、高校受験の感覚のまま、国語の勉強を”なんとなく”している方が多いです。
なにも勉強せず、直観や感覚で解けるのは高校受験までであり、
大学受験では絶対に太刀打ちできません。
「解答に根拠を持つこと」
「根拠を自分で説明できること」
直観や感覚ではなく、確実な根拠を持ち、論理立てて解答する力が必要です!
国語が伸び悩む方がいたら、ぜひ無料受験相談を利用してみてくださいね。
武田塾青森校では無料受験相談を実施しています。
「勉強のやり方がわからない、、」
「どの参考書を使えばいいのかわからない、、」
「塾の授業を受けても意味ない気がする、、」
受験に関する悩みに、無料で個別アドバイスをさせていただきます。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
日本初!授業をしない武田塾 青森校
〒030-0801
青森県青森市新町1-8-2
新町藤田ビル 4階
TEL 017-764-6901
受付時間
<月~土曜日>
自習室利用可能時間 13:00~22:00
電話受付対応時間 13:00~22:00
========================
武田塾青森校では無料受験相談を実施しています。
「勉強のやり方がわからない、、」
「どの参考書を使えばいいのかわからない、、」
「塾の授業を受けても意味ない気がする、、」
受験に関する悩みに、無料で個別アドバイスをさせていただきます。