皆さんこんにちは。
青森市で大学受験合格を目指すなら武田塾!
武田塾青森校です。
新高校1年生、新高校2年生、新高校3年生、既卒の皆さん。
改めて大学の「入試形式」について確認いたしましょう!
特に新1年生にとっては、大学受験って一体どういった形をとるのか。
新高2、新高3、既卒生の皆さんにとっても、
多すぎる入試形式に戸惑いを隠せなかったりしませんか?
今回はそんな入試形式を特集、整理したいと思います。
入試形式 大学入試は大まかに3種類
ざっくり分けると、次の3種類です。
・一般選抜
・総合型選抜
・学校推薦型選抜
一般選抜はさらに種類があり、
共通テストと、各大学が実施する一般選抜試験に分かれます。
一方で学校推薦型選抜は、公募制推薦と指定校推薦の2種類があります。
入試形式 一般選抜とは
国公立と私立で違います。
特に私立大学については、各大学により特色がありますね。
国公立大学の試験の流れ
1月中旬に実施される共通テストを受験し、
その結果を踏まえて、2月下旬~3月初旬に行われる大学独自の2次試験に出願します。
合否は共通テストと2次試験の合計点で決まる場合が多いです。
国公立大学の2次試験スケジュールは3種類
・前期(おおむね2~3科目、筆記による学科試験)
・中期(公立のみ)
・後期(論文や総合問題、面接が中心の試験)
定員の約8割が前期で決まり、後期は難易度も倍率も高くなる傾向があります。
私立大学の試験の流れ
2種類あります。
・共通テストを利用する型式
・各大学独自の問題による個別学力試験
試験科目は基本3教科となりますが、2教科や1教科で受験できる学部・学科があります。
また、同じ私立大学・学部・学科に対して、複数の受験方式を選択し、
さらに複数の出願も可能とする大学もあり、一概に決まった形式を取っていません。
よって各私立大学の募集要項確認が必須となります。
入試形式 共通テストとは
2020年度まで、いわゆる「センター試験」と言われていたものです。
2021年度から「大学入学共通テスト」と名前を変えました。
2022年3月現在でまだ2回しか実施されておらず、
生まれたての試験と言えるでしょう。
国公立志望者にとっては、一般選抜前の1次試験という意味合いになります。
私立志望者にとっても、共通テスト利用型を採用する大学を狙う場合、
選抜方法の一つとなります。
試験科目について
以下、2022年現在の共通テストを紹介します。
・国語(近代以降の文章、古文、漢文)
・地理歴史(世界史A、世界史B、日本史A、日本史B、地理A、地理B)
・公民(現代社会、倫理、政治経済、倫理政治経済)
・数学(数学Ⅰ、数学ⅠA、数学Ⅱ、数学ⅡB、簿記会計、情報関係基礎)
・理科(物理基礎、物理、化学基礎、化学、生物基礎、生物)
・外国語(英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語)
近代以降の文章とは、いわゆる「現代文」のことです。
世界史AとBの違いはわかりますか?
世界史Aは現代から始まり大航海時代頃までを中心に学習します。
それに対して世界史Bは世界の歴史の大きな枠組や流れを理解することを目的としているため、
古代から現代までまんべんなく学習します。
日本史も同様です。
日本史Aは近現代まで、日本史Bは原始時代から現代まで幅広く学習します。
地理は特殊です。
地理Aは生活と文化、自然環境に着目した地誌研究の比重が高く、
地理Bは自然地理(気候など)、人文地理(産業など)などの
系統地理を加えた学習となります。
国公立と私立
国公立大学を志望する場合、5教科7科目が基本となります。
私立大学は、共通テスト利用型の試験を受験する場合、
大学や学部学科にとって千差万別あり、
1教科から3教科、科目にして1~6科目が一般的です。
さらに私立の場合、共通テストだけで合否を決める大学もあり、
1回の共通テストで複数の私立大学に同時出願できるメリットがあります。
入試形式 総合型選抜とは
以前はAO入試と呼ばれていたものです。
大学が求める学生像に合った生徒を、面接などを通して選抜します。
提出書類は、志望理由書や調査票だけでなく、
・小論文
・プレゼンテーション
・口頭試問
・実技
・各教科テスト
・資格検定試験の成績
上記いずれかが必須となっており、大学によりさまざまです。
総合型選抜を狙う場合は、普段の高校生活と並行させながら、
例えば資格検定取得など、総合型選抜を意識した学習が必要となります。
入試形式 学校推薦型選抜
二つ種類があります。
高校の学校長の推薦書によって誰でも出願できる「公募制」
大学が指定した高校の生徒のみが出願できる「指定校制」
一つの高校から推薦できる人数は限られていますので、
希望者が殺到した場合は学校内の選考が行われます。
校内選考を勝ち取る必要がありますが、出願ができれば合格率は高いです。
高校での選考後、各大学において
書類選考や面接、小論文、口頭試問、資格などを加味しながら合否判定されます。
注意事項が一つ。
合格したら必ずそこに進学する必要があります(大学1つしか受験できない)
また、総合型選抜といった他の選抜方法との掛け持ちはできません。
入試形式 出願時期
2022年度を例に取ります。
共通テスト以外は、
各大学によりスケジュールが異なりますので募集要項を事前に確認してください。
一般選抜
試験日・・2022年2月1日(火)~3月25日(金)
※小論文など、プレゼンテーション、口頭試問、実技などは2月1日前に実施可
合格発表・・2022年3月31日(木)まで
大学入学共通テスト
願書受付・・2021年9月27日(月)~10月7日(木)
本試験・・2022年1月15日(土)・16日(日)
追試験・・2022年1月29日(土)・30日(日)
総合型選抜
願書受付・・2021年9月1日(水)以降
合格発表・・2021年11月1日以降
学校推薦型選抜
願書受付・・2021年11月1日(月)以降
合格発表・・2021年12月1日(水)から一般選抜の試験期日の10日前
(共通テストを利用する場合、前日までのなるべく早い期日)
入試形式 まとめ 国公立大学と私立大学の違い
まとめの意味も込めて、国公立と私立の入試形式の違いを書きます。
国公立大学
一般選抜、総合型選抜、学校推薦型選抜の3種類です。
一般選抜は1次試験の共通テスト、その結果を踏まえて出願する2次試験があり、
2次試験は前期、後期に分かれ、いずれも1大学しか選べません。
私立大学
国公立と同じく、一般選抜、総合型選抜、学校推薦型選抜の3種類あります。
一般選抜は各大学独自の試験と共通テスト利用型の2種類に分けられます。
大きな特徴は、同じ私立大学の学部学科で、個別学力試験、共通テスト利用型、
両方に出願することが可能で、合格のチャンスがそれだけ増える点です。
また、試験日さえ被らなければ何校でも受験することができます。
さらに言えば、共通テスト利用型を採用する私立大学では、
大学独自の個別試験を受ける必要がないため、試験日も関係なく何校でも出願が可能です。
こういった様々な恩恵から、
私立大学の入学者の半数が、大学独自の個別学力試験以外で合格しています。
入試形式 各形式に応じた対策は?
一般選抜
出題範囲が広いです。
したがって高1の段階から意識して対策をしていければ心強いです。
とりわけ英語、数学、古文あたりは基礎固めに時間がかかります。
学校の定期テストだけで、その場しのぎだけをやり続けていては、
いざ受験期になると間に合いません。
国公立なら5教科7科目。
私立なら2教科か3教科ですが、
志望する私立大学によっては自由に科目を選択できない場合があります。
総合型選抜
こちらもできれば高1の段階から対策をしていきたいところです。
高3の段階で急ぎ準備をしても、面接などで、その急場しのぎが露呈し苦戦します。
高1の段階から、探究活動(各高校で「総合的な探求時間」と銘打ってる時間)や、
英検や数学検定などの取得を目指し、年単位でこつこつと努力を重ねていきましょう。
「総合型」というからには学校の成績もしっかり加味されます。
また、高校作成の調査票には、
高1から高3までの成績、活動、遅刻や欠席日数なども記載されます。
したがって普段の高校生活も、しっかりとケジメをつけながら送りたいものです。
学校推薦型選抜
小論文と面接を実施している大学が多いので、対策が必要です。
小論文については、明日すぐに書けるという類のものではありません。
根本となる小論の書き方、漢字の知識や、現代文の力なども必要です。
まったく0から始める場合、最低でも半年以上はかかると思ってください。
教養を普段から意識して身につけたいものです。
新聞やニュースはただ読むのではなく、自分なりに、自分の言葉で解決策を論じてみたり、
また読書では、学術系など、志望校を意識した本を読むことをお勧めします。
他に、学校推薦を勝ち取るためには、
・苦手科目をなくすこと(評定平均上げ)
・推薦に必要な科目を履修していること(履修科目の条件クリア)
・英語検定試験の成績を上げること
以上の3条件がキーとなります。
入試形式 まとめ
いかがだったでしょうか。
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