こんにちは!
武田塾尼崎校です。
今回は浪人を選ぶ基準について紹介します!!
はじめに
ブログをご覧のみなさんこんにちは!3月に入って入試の合否も出始めるころですね!
受験生にとっては喜びの季節でもあり、悲しみの季節でもあります。
そんなみなさんのなかには、
・第一志望は落ちたけど、第二・第三は受かっているから浪人するか迷う
・やっぱり現役で大学に入った方がいいのかな…?
と迷っている方がいるでしょう。
そこで今回は、浪人するかどうか選ぶ基準についてお話していきます!
今回の内容は武田塾公式YouTubeチャンネルでもお話していますので、そちらも参考にご覧ください!
浪人を選んでいい基準
結論からいうと、浪人を選んでいい基準とは
・自分が納得できるかどうか
です。
ブログをご覧の皆さまのなかには、現役で入れる大学が決まった方もいるでしょう。1ヶ月後には、大学の入学式も始まります。
大学に行こうと思ったときに、「よし!行こう!」と前向きに思えるか、「お…行こう」と感じるかは大きな違いです。
例えば、入学式が近づいてきたときにあなたは「入学式楽しみだな!」となりますか?
それとも、「入学式か…納得出来てないなぁ…」と思うでしょうか。
武田塾公式YouTubeチャンネルでは、「【究極の2択】現役MARCHと1浪早慶は結局どっちが良いの? 」という動画を出したこともありました。
しかし浪人を決めるときに大事なのは、大学名や大学群ではないのです。自分が納得できるかどうかが一番重要な基準となります。
小見出し 浪人で迷うときに意識すべきこと
人生で選択を迫られたとき、私たち人間は主に二つの軸で思考をします。それは、
①他人の評価や目線といった他人軸
②自分のやりたいこと、主体性という自分軸
です。
自分軸で生きるか他人軸で生きるかによって幸せは変わってきます。
これは、みなさんの今後の人生でも覚えておいてほしいことです。
厳しいことを言いますが、大学名や学歴を気にしている時点で他人軸で生きているのです。
・あなたにとってその学歴は必要ですか?
・何のためにあなたはその大学名を気にしているのですか?
このように問われた時に、
・○○大学行きたい!この大学で学びたいことがあるから○○大学でいいんだ!
こう答える人は自分軸で生きているので、他人の目線や評価など気にならないのです。
例えば、美術大学に進学する人は学歴を気にするでしょうか?
自分のやりたいことや将来の自分を意識しているので、あまり気にしていなさそうですよね。
みなさんの今後には数多くの選択肢が待ち受けています。選択を迫られた時に、自分軸なのか他人軸なのかを考えるとよいでしょう。
・そうは言っても、他人の目線って気になりませんか?
このような疑問を持つかたもいらっしゃると思います。
確かに、他人の目線というのは気になるものです。
特に受験を迎える年齢になると、周りの目を気にして行動することも多いでしょう。まだ「自分の軸」というものが確立されていないからです。
しかしそこで、他人の目線を気にする他人軸と自分のやりたいことという自分軸との葛藤が生じます。この他人軸と自分軸との葛藤が、個人のアイデンティティを作っていくのです。
浪人を選ぶ基準として、
・MARCH以上を目指すなら浪人してもいい
・早慶や医学部なら浪人してもいい
という話をする人もいるかと思います。
しかし冒頭の話に戻りますが、浪人を決めるうえで重要なのは自分が納得できるかどうかです。
入ろうとしている大学に少しでも違和感を感じたときは、自分の考え方を変えるチャンスでもあります。思い切って、1年間チャレンジしてみるのも良いのではないでしょうか。
受験生にとって1年間というのは重要で、大きく成長する可能性を秘めた期間です。自分の受験結果を見直して、浪人する選択肢も視野に入れるのは間違いではありません。
浪人しても必ずしも上手くいくとは限りませんが、1年間自分と向き合う貴重な時間になります。浪人の期間は発見した自分の良し悪しを、今後の人生に活かすことにも繋がるのです。
浪人を決めたエピソード
武田塾公式YouTubeチャンネルにも登場する、武田塾教務の山火先生は浪人を経験して早稲田大学に合格しています。そんな山火先生は、浪人を決めたときに自分軸がなかったといいます。また、勉強・部活・恋愛などにも自信はなかったそうです。
そこでもっと自分に自信が持てるような大学を考えた結果、早慶志望を決めました。
ちなみに、早慶を志望した決め手は以下の2点だったそうです。
①誰でも名前を知っている大学という点
②大学名を胸を張って言える点
山火先生は現役生時代、学校の先生から勧められた大学などを断って浪人を決断しました。もっと自信を手に入れたいから、という自分軸での決断だったのです。
また、山火先生は浪人を決めた当初、自信は無かったといいます。ですが、そこから「浪人を決めたことを正解にする」と決意して早稲田大学に合格しました。
選択する前に正解の道が決まっているというケースは珍しいです。志望校でも、滑り止めの学校でも正解にするのは自分だという心がけが今後の人生にも繋がります。
浪人に対する考え方
浪人を検討するときには、
・今の成績で浪人しても…
・1年間頑張れる気がしないな…
・自分は頭が悪いしな…
などと様々な不安が押し寄せてくるのも事実です。しかし山火先生の場合は、行動を先に起こしてから不安を一つ一つつぶしていきました。
山火先生は、「迷っていたら浪人をしてほしい」といいます。
なぜかというと、数十年後に1年間浪人をしなければよかったと後悔している人はゼロだからです。長期的に見たら、1年間の浪人はむしろプラスになるケースもあります。
まとめ
入試結果が出始めてきて、合格の喜びもあれば受からなかったという悔しさも残る時期となりました。
そこで今回は浪人するかどうかで迷う人に向けて、選ぶ基準についてお話ししてきました。ポイントは3つです!
・自分が納得できる選択肢を選ぼう
・他人軸ではなく自分軸で決断しよう
・不安な要素は決断してから解消していこう
浪人生になるかという決断は、自分の今後を決める大きなものです。そのため、様々な不安がつきまとうと思われます。
しかしだからこそ、他人の評価軸ではなく自分軸で後悔しない選択をするのが大切です。
まずは第一志望にこだわって挑戦するか、他の大学に前向きな気持ちで行くかをじっくり自分軸で決断してみましょう。
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