みなさんこんにちは。
武田塾尼崎校です。
やっと涼しくなっきて秋を感じるようになりましたがいかがお過ごしでしょうか。
今回のテーマは「クセがすごい」参考書特集8選です。
某芸人のあの人でさえ「クセがすごい」というような参考書を紹介していきます。
参考書を日々研究している武田塾が選んだ至極の8冊です。
英数国理社5教科の参考書マニアが喜ぶような参考書が入っているのでぜひ楽しみにしてください。ぜひ最後まで読んでいってください。
英語①・②
英語の二冊は河合塾出版の「パラグラフリーディングのストラテジー」と
Z会出版の「ディスコースマーカー英文読解」です。
二冊とも他塾で教材として採用されることが多く人気の参考書となっています。
特徴
名前は違いますがどちらの参考書も結局言わんとすることは似ています。
前者では「論理マーカー」後者では「ディスコースマーカー」という言葉が使われていて、
文章の中で使われる副詞や接続詞などに注目して文章をただ読んでいくのではなく、
論理的にとらえようとするのが目標となっています。
そうすることで文章の内容をより明確にとらえることができるようになり、
問題に対してスラスラと解答を出していくことができるようになります。
英語版「やさしく語る田村の現代文」!?
内容はまさに「やさしく語る田村の現代文」の英語版のようなものです。
例えば「たしかに~。しかし~。」というような譲歩・逆説の文章があれば
その「しかし」以降がとても重要な文章であるといったような現代文でも使われるテクニックは英語でも有用です。
そのような譲歩・逆説などの現代文的な要素がある長文が中心となって掲載されている参考書になります。
英語長文ルールズのルールのような長文を読みやすくするコツのようなものがたくさん入っており、
問題はあまりなく講義本のような読み物的要素が強いものとなっています。
体系的な内容を空き時間などで読むことができるので長文の読み方で困っている方にはオススメしたい参考書となっています。
古文①
さあ古文一冊目は古文単語ゴロゴです。ゴロゴはかなり昔からあり、人気の参考書ですが改めて思うとクセがかなり強い参考書です。
ゴロで古文単語を覚えようというものでイラストも少々過激なものがありますがかなり合う人にはあって覚えやすいと思います。その強いインパクトのおかげか受験を終えてもゴロを覚えていたりするケースもあったりします。ですがクセが強いので万人受けはしません。ですが古文単語が意味がたくさんあってどうしても苦手で英単語のようには覚えずらいという人にはかなりオススメの古文単語長で、これまでも数多くの受験生を古文得意にしてきたこともあります。
古文②
古文二冊目は「最短10時間で9割取れる共通テスト古文のスゴ技」です。名前は少し怪しいですがかにテーマと目標が設定されており、計10時間10テーマで共なり評価は高くつけられています。一時間目・二時間目・・・と時間ごと通テスト古文に合わせた最短コースが学べるという参考書になっています。共通テストのみに特化しているのでほかの参考書よりも圧倒的にタイムパフォーマンスがいいです。やる時期としては共通の演習に入る前にサクッとするのがおすすめです。受験生からの評価も非常に高いです。
漢文を紹介
漢文から一冊紹介するのは「漢文早覚え速答法」です。この参考書もかなり人気なクセつよ参考書になっています。代表的なのは「いがよみ」という言葉です。「いがよみ」というのは漢字以外の読みに注目しようという文章の略になっていて、句法もリズムで覚えて覚えることろを最小限にしてくれているのがこの参考書のすごいところになっています。
漢文の対策を最短コースで学べるクセは強いがスタンダードになりうる参考書となっています。漢文を共通テストのみで使う受験生に是非お勧めしたい一冊です。
日本史を紹介
次は意外にも日本史からの選出で「共通テストはこれだけ!日本史」です。東進所属で「金谷のなぜと流れが分かる日本史」で有名な金谷先生が執筆された参考書です。ほかの参考書はかなりオーバーワークなほどにまで内容を掲載していますが、この参考書はかなり余分な部分をそぎ落としており、共通テストのみで日本史を使う国公立受験生や共通テスト日本史で7割が欲しい受験生にオススメです。ほかのものを使っている場合でも乗り換えても良いほどオススメできます。9割などの高得点を目指している人にはオススメできないので、そのような方は「時代と流れ」をやりましょう。
細かい知識を重要視せず、出来事の因果関係やどの時期にどういうことが起こったかという流れや図表を重視している共通テストの問題をピンポイントで抑え最短コースで仕上げることができます。しっかりと新課程移行に伴って改訂もされたのも嬉しいポイントです。
生物基礎を紹介
今度は生物基礎からの選出になります。東進ブックスから「はじめからていねいにシリーズ」は多々出版されておりどれもレイアウトやフォーマットは似たようなもので統一されていますが、この参考書はそれらとはかなり違うものとなっております。漫画が入っていたり、びっしり文字があるパートもあるなどかなり特徴的な一冊になっています。
上の画像のように章ごとにある質問集でセルフチェックできるのがこの参考書のすごくいいところです。この内容を説明できないとダメのような一覧があり、それをきちんと説明できたら前の内容の理解は完璧だから次に行っていいというセルフチェック方式は正誤問題が多い共通テストの対策として非常に役立ちます。
また、理解しずらい分野において説明として漫画があるのもかなりいいポイントです。上の画像では文章だけでは固有名詞の羅列の説明になってしまいがちな免疫の分野をキャラクター・イラスト・漫画を使って説明しており、複雑な内容で一番難しいと言われている生物をストーリーに仕立てて学びやすくしているのがポイントです。生物基礎を使う人全員にオススメしたい一冊です。
数学を紹介
最後は数学からの選出です。かなりインパクトのある名前・紹介文ですがしっかりと内容はわかりやすいものとなっています。
問題ごとの「なぜ」「どのように」が学べるので模試などの初見問題を解くのが苦手な人にお勧めできます。数学ができる人の頭の中をのぞけるような作りになっています。応用をきかせる勉強ができるようになります。文系の暗記のような手法で数学が苦手な人に合わせた内容にしているのも評価が高い理由です。
今回のまとめ
以上が今回のまとめになります。癖の強い参考書と聞くとネガティブなイメージを持つかもしれませんが、クセが強いというには何かしら理由があり優れている部分も多々あります。万人受けするものではないですがハマる人にはとことんハマる参考書ばかりなので、一度書店等で手に取っていただき自分に合うか見てほしいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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