こんにちは。 武田塾尼崎校です。
梅雨に入り、じめじめしてうっとうしい日が続いています。
いかがお過ごしでしょうか。
全く話は変わりますが、毎日の生活の中で、焦っている人を見かけることはありませんか?
何をそんなに焦っているんだろう?
ひとまず落ち着いたほうがいいんじゃない?!
なんか、逆に物事がうまく進んでいないような気がする・・・
と傍からみていていろいろ思うことがあると思います。
勉強も同じです。
志望校に向けて一生懸命勉強しているのに、 なかなか成績が上がらない・・・
どうしよう、どうしよう、と
人知れず自分自身でどんどん負のスパイラルに入っていませんか?
今回のテーマは「焦っているあなたへ伝えたいこと」です。
焦り過ぎていることによって、勉強が空回りしてしまっているあなたに、
今回は5つ順番にお話ししていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、解決への気づきがあれば大変うれしいです。
焦っている人あるある~自分自身でハードルを上げ過ぎ~
焦っているあなたに必要なことは、 「実現可能な目標を立てよう」です。
これだったらできる!という実現可能な目標を毎日立て、
その目標を確実に毎日達成させることが一番大切なことです。
焦っている人あるある、それは「自分自身への期待が凄く高い」ことです。
それゆえに無理な目標を立てることがものすごく多いです。
今日は一日これだけの量をやるぞ!と 今まで一度もやったことがないような壮大な計画をたて、
結果それが達成できなくて、 自分はダメな受験生なんだ・・・と、
どんどん自分が嫌いになってしまうパターンです。
受験勉強において「自信」はとても重要な要素です。
「私は今、成長しているんだ!!」
「私はできる!!」
受験勉強の手ごたえが自信につながります。
自分自身をまず嫌いにならないでください。
無理な計画を立て、それが結局終わらなくて、 自己肯定感が下がる勉強だけは極力してほしくないです。
焦っている人あるある~一日を振り返って説明ができない~
焦っているあなたに必要なことは 「毎日成長したポイントを説明できるようにしよう」です。
合格に近づけるように成長したかどうかにこだわることが一番必要なことです。
焦っている人あるある、 それは「勉強の中味よりも、量や時間、ペースばかり気にしてしまう」ことです。
武田塾では、 受験日までにこれだけの参考書を最後までやり切ろうと、全体像を先にみせています。
それゆえに「早くおわらせないと」と悪い危機感を抱いている受験生も多いです。
今日10時間勉強時間にあてました!!
・・・頑張りましたね!!
でも今日成長したポイントは今説明できますか?
・・・説明できないあなた!! それは焦りからか10時間ただただ問題集をこなしただけではありませんか?
大変もったいないです。
入試まで多くの時間は残されていません。 その中で確実に成長していく必要があります。
できるようにしてほしいことは、 寝る前に成長したポイントを毎日言えるようにすることです。
今日身につけたことを「言葉で説明できる状態」が理想です。
例えば英語の文法ならば
仮定法のとき、過去のことを仮定するときには、こういう表現を使えばよいと、理解できた!
時制の問題は、ここに注目すれば問題が解くことができると、理解できた!
と今日成長できたポイントが説明できれば、 一段一段階段を登っていくように、学力はあがっていきます!!
焦っている人あるある~このペースで間に合いますか?~
先ほどお話ししたことと被りますが、
焦っているあなたに必要なことは 「量・ペースにとらわれないようにしよう」です。
参考書の内容を人に説明できるまで勉強すること、 それが間に合わせるための一番の近道となります。
焦っている人あるある 「このペースで受験までに間に合いますか?」と質問していませんか?
間にあうか、間にあわないのか、ではなく
大切なことは
「そこに学力が追いつくこと」
「どれだけ参考書の中身を吸収できたか」です。
焦っている人あるある~2周目できちんとやろうと思ってた~
焦っているあなたに必要なことは、 「目の前の問題を焼き付けよう」です。
焦っているときにこそ、
一問一問丁寧に取り組んで、 次に出会うのが入試であったとしても、思い出せるように頭に焼き付けましょう。
解けなかった問題があったとしましょう。
焦り過ぎている人ほど急ぎがちで、解けなかった問題から逃げる人が多いです。
まあいっか、と次の問題にとりかかっていませんか?
参考書を終わらせることを優先にしている人は、解けなかった問題から逃げる人が多いです。
焦っている人あるある、 「とりあえず1周目を早く終わらせたい、2周目できちんとやろうと思ってた」です。
先延ばしは絶対ダメです!!
それでは絶対に成績は伸びません!!
・・・心当たりはありませんか?
解けなかった問題とぶつかった時にこそ、成長のチャンスです!!
解説が難しくても逃げずに、まずチャレンジしましょう!!
ひとりでは難しいと感じたら、周りの人に質問して、きちんと理解しましょう!!
理解した後に、もう一度、ひとりで解答まで導くことができるのか復習しましょう!!
問題の解き方を口頭で説明できればバッチリです!!
そして。 入試までに問題に出会わなくても、思い出せる自信があるか、自問自答してみましょう。
攻略できましたか? またひとつ成長できましたね!!
焦っている人あるある~まわりよりも遅れてしまっている~
焦っているあなたに必要なことは、 「演習は削ってもよいが、基礎は絶対に削らない」です。
基礎を誰よりも丁寧に勉強しましょう。
完成度にこだわって勉強しましょう。
焦っている人あるある、
学校行事が忙しかった 部活動が忙しかった
結果、受験勉強を始めるのが遅れてしまった、
私はまだ基礎段階、 でもまわりのみんなは入試問題に取り組み始めている・・・
すごく焦ってます、まわりよりも明らかに遅れていることが自分自身で感じるからです。
大事にしてほしいのは 「基礎が入試で一番問われる部分」なんです!!
英語で例えるなら 長文を読むよりも、まず単語、熟語、文法、解釈です。
基礎がきちんと固まっているかが大事です。
単語、熟語がすべてわかって、
英文法がしっかり頭に入っていて、
英文解釈で一文一文構文をとって訳すことができれば、
基本長文は理論上よむことができるはずです。
まとめ
①実現可能な目標を立てよう
②毎日成長したポイントを言えるようにしよう
③量・ペースにとらわれないようにしよう
④目の前の問題を焼き付けよう
⑤演習は削ってもよいが、基礎は絶対に削らない
現役生にとって最大限時間の取れる夏休みが近づいています。
勉強の密度を最大限あげられるよう、 今の時期に徹底的に正しい勉強のやり方を身に着けてください。
焦る必要はありません!!
ひとりではちょっと難しいなあと思ったあなた!!
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一度活用してみてほしいです!!
武田塾の先生が、正しい勉強のやり方を全てあなたに教えます!!
ちなみに筆者は昨年の秋、50歳を手前に思い切って転職をしました。
半年過ぎましたが、毎日覚えることだらけで、お恥ずかしいですが、焦りながら業務にあたっていました。
今回のテーマは、受験生ではない私も大変大変参考になりました。
焦るのではなく、具体的に考えて行動しないと、と身が引き締まりました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。