みなさんこんにちは!
武田塾尼崎校です!!
今日はもりてつさんのおすすめする
英文解釈参考書を紹介します!!
1.はじめに
今回のテーマは「もりてつ先生がオススメする英文解釈No.1の参考書はこれだ!」です。
もりてつ先生こと森田鉄也先生と高田先生がこのテーマについて語ってくれました。
英文解釈の参考書はたくさんあります。
例えば「ポレポレ英文読解プロセス50」という参考書がありますが、これは難しい英文解釈の参考書です。
それより今この時期にやるべきは基礎の英文解釈です。
今回はレベルとしてはMARCHIレベルくらいまでの基礎的な英文解釈の参考書の中から、もりてつ先生がオススメをご紹介します。
2.基礎の基礎!英文解釈参考書はこれだ!
「オススメの英文解釈の参考書は何か!」それは「私(もりてつ先生)の執筆した参考書!」と言いたい森田先生ですが、今現在制作中で今年中に出版できるか微妙なところのようです。
また、もりてつ先生とスマイルゼミ高校講座アプリ『スピード英文法』を開発した斎藤健一先生が制作をしている『1カ月で攻略!大学入學共通テスト英語リーディング』
こちらも良い参考書ではあるのですが、『基礎』・『標準編』が今は出版されてなく、今年中に出す予定で進めています。
しかし現状だと今年中は少し厳しく間に合わない可能性もあるそうです。
したがって今回はもりてつ先生が執筆した参考書以外のご紹介となります。
もりてつ先生はいつも参考書の監修ばかりしていますし、英語が読めるので参考書は1日で1冊見終わえてしまうことができかなりの参考書を目にしてきています。
この企画の話が出て、関正生先生の『英文解釈ポラリス』も全部読み直して臨んでもいるので、英文解釈についてはうるさく、いろいろ意見をまじえての紹介をしてくれそうです。
まず代表的な英文解釈の参考書といえば
【英文解釈の参考書】 例 ・肘井学の読解のための英文法 ・入門英文解釈の技術70 ・基礎英文解釈の技術100 ・英文読解入門基本はここだ! ・関正生の英文解釈POLARIS 1 ・入門英文問題精講SR ・大学受験のための英文熟考(上) ・大学受験のための英文熟考(下) ・ビジュアル英文解釈(PARTⅠ) ・ビジュアル英文解釈(PARTⅡ) |
今は英文解釈の参考書は戦国時代とも言えるくらい、どの参考書も強みを持っています。
その中で「超基礎の基礎」の参考書といったら、武田塾でも使っている『高校英文読解をひとつひとつわかりやすく』です。
これは東進ハイスクールの名物講師武藤一也先生が制作した参考書で、本当に英文解釈に関してなにもできない人にオススメです。
左側は解釈の重要ポイントを右側はひたすら訳していくためのドリル形式になっています。
ドリルの中でも絵があったりとわかりやすいので、英語が苦手な人にとってもとっかかりやすい参考書です。
英文解釈で"S・V・C”が嫌いであったり苦手な人はすごく多いです。
昔の参考書、例えば代表的な「基礎問題精講」(2訂版)は、学校の先生に進められるくらいの参考書でしたが、難しく字が小さくとっつきにくい参考書でした。
昔はそんな参考書ばかりでした。
それと比べ『高校英文読解をひとつひとつわかりやすく』は今の参考書ですし、とても見やすいです。
3.もりてつ先生オススメの参考書
3-1『高校英文読解をひとつひとつわかりやすく』
『高校英文読解をひとつひとつわかりやすく』の特長としては
要点整理(左)+練習問題(右)の見開きの参考書 |
このような構成で高校英文解釈を超基礎からやさしく解説してくれています。
🔳良い点🔳
- テーマ選定がよいです。
例えば「S・VとS・V・CとS・V・Oを見抜こう」という項目があり、主語があって動詞があって何かもう1つくっつき、これが2文型なのか3文型なのか見抜きましょうというところから入っています。
「S・VとS・V・CとS・V・O」は簡単だろうと思いがちですが、そんなことはないですし英文解釈には重要なところです。
しかし武田塾の生徒を見ていると全く文型を意識していない人が多いです。
この『高校英文読解をひとつひとつわかりやすく』を武田塾の生徒にすすめると、「どうして文法を学ぶ必要があるのか」がわかると言っています。
ではこの参考書はどの段階で使うのが効率的かというと、『英文法ポラリス』をやる前とか『大岩のいちばんはじめの英文法』をやった後とかにやるのをオススメします。
『大岩のいちばんはじめの英文法』でなんとなく5文型ってこんなのがあるんだというくらいの理解かもしれません。
その理解だと実際に訳しながらそのときにそれが長文に繋がると思っていなかったりします。
しかし『高校英文読解をひとつひとつわかりやすく』をやると、実際に訳していく中で2文型に訳したらおかしいなとか、3文型・2文型をこういう風に訳し分けるんだなと理解し学んでいくことができます。
🔳欠 点🔳
ステップバイステップで進んで行くのですが、欠点としては後半は意外と難しく後半の難易度をもう少し落としてもいいかなというのがあります。
解説をもう少し充実させてほしいという意見もあります。
3-2 その他のおすすめ参考書
もりてつ先生暫定1位!
『大学入試Basic Lecture 動画でわかる英文法[読解入門編]』
動画で読解プロセスが学べて理解度がより深まる参考書です。
🔳良い点🔳
- つまずきポイントの対処法が経験ベースで執筆されているため、読解をしていってつまずいたときの対処法が経験ベースで書かれています。
- 推しポイントとして構成がすごいです。
例えば、
・関係代名詞の”that”を見抜く
・同格の"that”を見抜く
とthatシリーズをやって、その次はExerciseというページがあって、それが混合になっていて、「これは関係代名詞だ!」「これは同格だ!」と理解し学んだ文法をすぐにExerciseで試すことができます。
これにより一歩ずつ確実に理解することができるようになっています。
- すごくこだわってつくっている
『大学入試Basic Lecture 動画でわかる英文法[読解入門編]』を制作した岡崎先生は、関先生と記号の使い方が同じなので
関先生の『The Rule英語長文』シリーズにスムーズに入りやすいです。
例
名詞 |
[ ] |
形容詞 |
( ) |
副詞 |
< > |
参考書により英文解釈の記号の使い方がバラバラすぎてわかりにくいという問題もよくあります。
どういうことか武田塾では参考動画として
【永遠の謎】英文解釈の記号バラバラすぎ問題
と題したYouTube動画を配信していまので、是非参考に見てください。
🔳その他のおすすめ参考書🔳
-
『読解のための英文法』
- 『英文解釈POLARIS1』
- 『英文熟考』
これらは易しい問題も入っているけれど難しい問題も入っていてそれらが混合しているため、使い方によっては十分身に付く構成になっています。
🔳レベルの統一感がある参考書🔳
- 『英文読解入門基本はここだ!』で純粋に解釈を学べます
🔳単語はわかるのてま解釈だけを学びたい🔳
- 『入門英文問題精講』竹岡先生
例文を参考に演習とかで実践していき、その中でわからない単語があっても頑張って訳していくことで理解を深めていきます。
4.英文解釈の参考書の使い分け
目的ごとに参考書を選ぶ!
|
『動画でわかる英文法』の例題はわかりやすく作られています。
『関正生先生のThe Essentials 英文法 必修英文100』もオススメです。
すべてオリジナル英文なので・英文解釈を学ぶ・英文解釈を使うを統一して学べる参考書です。
昔の参考書と比べるとずいぶんと変わってきています。
今の参考書に至るまでのことを語っている動画がありますので、こちらも参考にしてみてください。
【今の参考書はすごい!】英文解釈の参考書の歴史を語ります!
🔳新時代の参考書🔳
- 『動画でわかる英文法』
- 『英文熟考』
- 『英文解釈Polaris』
他にも『読解の肘井学のための英文法』もすごい参考書です。
英文解釈は長文で使うために学ぶのであるから違いを学ばないと意味がない!という構成になっています。
例
いろいろなパターンの「that」を並べて「違いを見極められる」
といったように間違いやすいポイントをわかりやすくひとまとめにしています。
今までの参考書ではそういうのはなかったのでこの功績はすごいことです。
6.まとめ
もりてつ先生のオススメの参考書をあげましたが、今は武田塾で採用されるということが、良い参考書だと言われるように、武田塾が時代を変えていっています。
つまり参考書のオススメを武田塾チャンネルが発信して作る時代となっているということです。
武田塾には約1万1千人が通っているので参考書を使わせた反応がすぐにリアルにわかります。
その情報を元に今後も受験生のための参考書を選びたいと思っています。