はじめに
今回の武田塾の清水先生と高田先生のみなさんにお伝えしたいテーマ
「4月の勉強法〜新高3生編~」です!
4月になり新学年を迎え、新高校3年生はどう勉強していくかかなり大事な時期です。
まだ大丈夫だと安心していませんか?
取りあえず受験に向けて勉強を始めるかと悠長なことを思っていませんか?
そんな新高校3年生に清水先生と高田先生が「喝!」を入れてくれます。
是非読んで自分に「喝!」を入れてください!
1.生活リズム
2.メンタル
3.勉強法
4.やるべき参考書
5.4月の過ごし方
これらのことをまとめてお伝えいたします。
1.生活リズム
4月で合否が決まると思ってください!
「また今度やろう」は許されないと思え!
4月はまだ受験を本気でやりきれていない人が多いことでしょう。
部活も終わっていない人が多いですし、まだ1年あるという時間の猶予を感じやすい時期で
新学期でもあるのでふわふわしている感じですね。
しかし4月に基礎を固めてください!
これを後回しにするくせが高2の時代はあったと思います。高3からはそれはなしです。
定期テスト以外にもやらなければなりません。
今目の前にあるものをしとめるという勉強法に変えないと間に合いません。
絶対に観て欲しい動画をここでご紹介します。
9月からは2次試験の赤本を解いていないとダメです。
10月〜11月に共通テストの問題を本格的に始めていないとダメです。
ということは4〜8月で基礎を固めて、ある程度入試レベルの典型的なことをやって最終的に2次試験の過去問みたいなことをやっておく必要があります。
【国公立のスケジュール】
|
国公立は科目がたくさんありますので武器を揃えておかないと始まらないと思ってください。
【私立大スケジュール】
|
したがって4月は時間があると思いつつも4月は4月のミッションがあります。
8月に本気でやるぞという思いがあると思いますが、8月には模試でこのくらいを取るという目標をもち、そこまでやるぞという単純計算をすると五分割をした5分の1は今月中にやっておかないといけないのです。
これをまず把握できているかどうかです!
この辺りのルートとかを知らなかったりすると4月中にそんな急いでやらないといけないことあるの?みたいな感じになってしまいます。
新高3生は初めての受験なので、長年塾を経験している先生たちとは感覚が違ってしまいます。
先生たちとしては当然なのですが、新高3生には「4月でこれやばいよね」という思いがないのです。
4月にやるべきことを完璧にしないとダメです。
「また今度やろうは許されないと思え!」というのは、要するに復習とか間違えた問題とか
覚えないといけない暗記ものとかを2周、3周してやる前提で考えているでしょうが「一発目で仕留めろ!」ということです。
「今その場に出てきたものを入試本番まで覚えているつもりでやれ!」その気合を受験生としては持つべきです。
4月は4月のミッションがあります。
4月1日には4月1日にやるべきことがあり、2日には2日に、3日には3日にやるべきことがあります。
その日々のやるべきことを完璧にしておく必要があります。
絶対に、成長しない目の前のことをしっかりその場で覚えきるまで、解けるまでやることが必要です。
これまた2周目にやろう、今度これを覚えようと後回しにしないことです。
「後回しにする生活をやめる!」
それが高3生の4月の最初のミッションです。
やらないとしわ寄せが後半にきて、暑くなってきた頃や寒くなってきた頃に自分を苦しめます。
2.受験勉強 最優先生活のすすめ
4月に高3生になっての受験勉強最優先生活のすすめは、別に部活をやめろとか高校の授業で内職をしろとかというのではありません。
部活をがんばるならがんばってください。
後悔がないようにやってください。
部活が終わったあとに二択が出てきます。
例えば、部活後に塾に通っている人であれば自習室に行くのか。もうしんどいから帰るか。
でも帰ったら終わるということをうすうす感じつつも帰ってしまうのです。
いやここは自習室かカフェだ!と考えられるかです。
その2択に絶対勝ってください。
他にも4月は忙しい中でいろいろ選択を迫られます。
部活が終わった!
でも頑張って今から勉強をするのか、勉強をするのではなく帰るのか、
また、まだ勉強をすることを選択し塾の自習室に行ったとします。
そこで20時くらいまでがんばりました。そろそろ帰りたいという思いになってくる。
でもそこをがんばって22時(武田塾の自習室終了まで)まで残れるか。
このように忙しい学校生活の中で2択を迫られ続けます。
その時に受験勉強を成功させるにはどちらの道を選んだら良いのか、がんばり続けられるほうを選んでください。その決意ができているでしょうか。
「今日は遊ぶか」の選択肢はないのです。
そこ(志望校)に行けるのならがんばれるという覚悟があるでしょうか。
休みたい、遊びたいといういろいろな誘惑があると思いますが、自分はこの大学に合格するために自分の身は捧げますぐらいの精神で1年受験奴隷となりがんばるのです。
馬車馬のように勉強しまくるという辛い1年を乗り換えた先に、みんなには楽しい希望の生活が待っている!だから今をがんばるのです。
言葉は汚いかもしれないけれどそれくらいの気持ちで受験勉強に魂を捧げるのです!そういう1年のスタートを切ってほしいです。
3.主要教科の基礎基本を徹底的にやる
今やるべきは応用問題とかではありません。
たまに進学校はこの春の時期からいきなり入試のプリントを配られたりします。
進学校の塾とか予備校に行ったらいきなり数学の応用問題を解かされます。
しかしまだ必要ないのです。
4月は基礎・基本です!絶対にそれが必要です。
例えば英単語をまだ覚えていないのであれば、がむしゃらに覚えてください。
英単語を4月中に覚えきってください。
英文法の基礎を覚えてください。
英語の場合、英語長文読解はまだいりません。
文法が終わった人は解釈とか長文を読むための土台を絶対に固めてください。
数学でも4月にやるのは応用問題ではありません。
まずやるのは基礎・基本です。
やるべき教科は国公立だったら2次試験の教科です。
私立の場合は私立受験で使う教科です。
その教科の基礎・基本をしっかり固めるというやり方でお願いします。
もちろん高1高2からしっかり勉強時間を取ってきて基礎が固まっている人は演習をするという人もいるとは思います。
しかし今から勉強をしようと考えている人は、とにかく進学校だろうが何だろうが基礎をやるということに注視してほしいです。
あともう1つ大事なことは「やりたい勉強ではなくやるべき勉強をやれ!」です。
これが受験勉強最優先生活にも繋がります。
やりたい勉強はもしかして理系の人なら数学の難しい問題、英語が好きな人なら英語の長文を読みたいなと思うでしょう。
でもやりたい勉強をやっている場合ではないのです。
1年後に受からなければならないのです。
1年後に受かるべき4月の過ごし方は何だろうか考えてください。
それは基礎・基本を徹底的に固めることです。
まだ穴があるのであればその穴を埋めることが4月のミッションです。
4.正しい勉強フォームを身につける
勉強フォームは固まっているでしょうか。
・わからない問題
・できない問題
・覚えないとならない問題
これを後回しにすることを今までやってきている人は、正しい勉強フォームを徹底的に身につけてください。
このYouTube動画は
🔳ノートの取り方🔳
・間違えた問題をできるまでやる
・4日進んで2日復習
このように復習をしっかりやるのです。
そうやって1冊を完璧にしていくという話をした動画となっています。
そういう当たり前の正しい勉強フォームを身につけてほしいです。
武田塾のおすすめしている参考書を使ってくれている人はどんどん増えています。
しかし買うだけでは差はつきません。
「どうやるか」であり、結局は「4日、2日」(4日進め2日戻る)です。
先生がここまで声をからして言っているにも関わらず、参考書は持っているのに結構シンプルなことなのにやってくれない人がいます。
・間違えた問題をできるまでやる ・1週間の中で進む日と復習の日を作る ・復習の日には1回目にできなかった問題をできるまで繰り返す |
1週間で3回ぐらいやればさすがに身につくでしょう。
この武田塾の定着させる仕組みは結構理にかなっていると思います。
・面倒くさがる
・横着してしまう
・工程を端折る
やり方が大事です。その勉強フォームを見つけてください。
もし不安な人は武田塾で無料体験もやっているので1週間体験をし、先生の言われた通りにやってみるとコツを掴めると思います。
5.4月の終わりに各教科の参考書を1・2冊は完璧にしておこう!
英語なども生徒のレベルやスタート地点によってやるべき本が変わってきます。
したがって単語帳がまだの人はまず絶対に単語帳をやってください。
「システム英単語」とか「英単語ターゲット1900」、人によっては「システム英単語Basic」と単語帳はレベルが変わってくると思います。
何を使うにせよ単語帳は4月にしっかりと固めて欲しいなと思います。
文法もスタートラインによって変わると思いますが、「大岩のいちばんはじめの英文法」
これは1〜2週間あれば終わると思います。
「関正生先生の英文法ポラリス1」ここまでを4月中に終わらせてください。
「高校基礎英文法パターンドリル」を間に挟みたい人は挟み、4月中には終わらせてください。
したがってそういう2週間で終わるような本は単語帳1冊、文法の本を2冊目標にやったら良いと思います。
「動画でわかる英文法読解入門編」も解釈に進む人は解釈に進んでください。
これも2〜3週間あれば終わる本になっているので4月1か月で本気を出して参考書を数冊完璧にするという目標を立てて欲しいと思います。
数学で言うと「数学Ⅰ・A基礎問題精講」とかは1か月で終わる本になっています。
1日10問ペースで計画すると、1か月で150問近くになります。
それらの問題集を完璧にするという目標を立ててください。
これは何が言いたいかというと、4月に参考書を仕上げるという経験をしてくれということをメッセージとして伝えたいです。
参考書というのはもちろん単語帳とかは繰り返しやっていきますが、ずっとダラダラやっていくものではありません。
今まで高2生の頃はそういうスタンスだった人は多かったと思います。
薄く広く3周くらいして最終的に仕上げていこうという考え方にどうしてもなってしまいます。
しかしそうではないのです。
この2週間でこの目の前の本を完璧になるまで絶対にやるんだという気持ちでしっかり取り組んでください。
4月中に参考書が複数冊終わると思います。
各教科のそれぞれの参考書をしっかりと1~2冊は仕上げるつもりでやってください。
数学で1冊、英語であれば基本単語帳1冊と文法2冊ぐらいはできると思います。
「仕上げる4月」にしてほしいです。
ふわふわ進んだぐらいで4月に勉強したという成果として喜んでいたらダメです。
例えば、4月30日にこの動画をもう1回見返した時に、
4月は取り合えずがんばったな!
毎日勉強をしたぞ!
毎日自習室に行ったぞ!
そういうレベルの低い話しをしているのではないのです。
「仕上げろ!仕上げろ!!仕上げろ!!!何か成果を作れ!!!!!」
「この参考書は完璧にしたぞというようなものを作れ!それが受験勉強なんだ!」
合格最優先主義とはそういうことなのです。
努力・過程・プロセス
そんなものはどうでも良いのです。
「結果だ!結果だ!!結果だ!!!」なのです。
これが4月です!
受験生です!
高3生なのです!
スポーツ業界のようですが、それぐらいの精神力が受験には必要なのです。
特に逆転合格を目指すなら絶対です。
6.まとめ
1.「また今度やろう」は許されない
2.4月は主要教科の基礎・基本を徹底してやる
3.4月に各教科の参考書を1・2冊仕上げる
さいごに
ここで伝えたことを自分なりに嚙み砕き、日々の勉強に繋げていってくれればと言うことが清水先生と高田先生の思いです。
4月は受験勉強をスタートする良い時期だと思ってください。
受験の1つの節目です。
全力でがんばって良い4月を迎えることが合格を勝ち取るかにかかっています。