みなさん、
こんにちは、
武田塾尼崎校です!!
今回は高2で勉強をサボった人の
末路について紹介します…
はじめに
今回は武田塾の清水先生と高田先生が復習の大事さについて語ってくれました。
テーマは「今、復習をサボった人の末路」です。
高校2年生の今、受験勉強は順調に進んでいるでしょうか。
まだ高2だからと余裕だったり、今の時点でこれだけ参考書を進めているのだから大丈夫だろうと安心している人たちこそ必見です!
今の勉強で本当に大丈夫でしょうか。
このまま突き進んで合格を勝ち取ることができるのでしょうか。
高校2年生の受験生の皆さんは是非これを読み、一度自分の勉強法を確認してみてください。
1.復習をサボるというのはどういうことか
🔳武田塾おすすめの参考書🔳
「大岩のいちばんはじめの英文法」
「関 正先生の英文法POLARIS1」
「動画でわかる英文法【読解入門編】」
「肘井学の読解のための英文法」
「関正先生のThe Rules英語長文問題集(入試基礎)」
「関正先生のThe Rules英語長文問題集(入試標準)」
武田塾では「参考書ルート」があり、その中にこれらの参考書があり、使っている人が多いです。
独学で参考書をやっていますと言ってくれる人がいたけれど、この「参考書ルート」の存在により、わけがわからない参考書を使っている人が減りました。
しかしその参考書をやっていたから合格するというわけではありません。
結論から言うと復習不足の人が多すぎます。
参考書をやっていると言っても完璧にしないまま次に進んでいる人が多いです。
勉強はがんばっているのだから、あまり悪い自覚がないという怖さがあります。
今回のテーマは『復習をサボった人はどうなるのでしょうか。』です。
今の時点で復習をサボるとどうなるのかを先輩たちの後悔や苦労などの体験をもとに紹介します。
それでもあなたが復習に取り組まない選択をするかはあなた次第です。
武田塾では夏くらいになると独学でうまくいかなかったという相談がたくさんきます。
勉強をした期間と完成度は関係ないです。
1年間「関 正先生の英文法POLARIS1」をやったとしても定着率2割ならほぼやっていないに等しいのです。
例えば
- 高3の夏休みの相談にきた生徒
何の参考書をやっているか聞くと
「関 正先生の英長文POLARIS3」
「関正先生のThe Rules英語長文問題集3(入試難関)」をやっていて、夏にはMARCHレベルをやっていて志望校は早稲田大学の商学部です。
でもやっていてあまり手応えがなく、模試の偏差値もあまり結果がよくないです。
今は長文をやっているけど手応えがなく、どうしたらいいでしょう
このような相談は高3の夏ならまだ良いよいです。受験後に気づく場合もあります。
- 浪人生
この2〜3月は浪人生からの問い合わせも多いです。
参考書をルート通りやりましたが受かりませんでした。武田塾が推奨する参考書ルートはどうなっているのでしょうか。
では何がまずいのか一緒に原因を考えます。
武田塾の無料受験相談というのがそういう場になります。
まずは確認として
・単語の完成度はどうか
⇒わからない単語に印をつけてみると結構知らない単語が見つかる
・一文一文訳せるのか
⇒訳すことはできず雰囲気で読んでいる
文法が完璧で英文解釈も完璧だったら雰囲気で読むことはありえるのか?ありえないです。
・長文中の「That」を見極められる自信があるのか
「that」はいろいろな使い方があります。
🔳"that“の識別 関係代名詞の”that“ 指示語の”that“ 接続詞の”that“ 名詞節を作る”that“ So~that構文 強調構文の”that“ |
長文の中で見極められるかを聞くとほとんどの人が難しいと言います。
ということは英文解釈を真剣にやっていないということです。
「肘井学の読解のための英文法」も「動画でわかる英文法」もやりましたと一応英文解釈はやりましたよという反応にはなりますが、じゃあそこまで言うなら塾でテストをしてみようということでテストをすると、すみませんやっぱり抜けていました!となります。
そうなると自分で説明できるまでもう一度やり直して勉強をするということになります。
ではどこからやり直すのかというと、「英文解釈POLARIS」ができてないから英文解釈をやり直そうか、「英文法POLARIS」も抜けているから最初の英文法まで戻りましょうとなり、スタート地点に戻りになってしまうのです。
今までの1年間が水の泡になってしまうということです。
正しく基礎を学んで勉強をすすめていかないと最終的には振り出しに戻って学び直すことになってしまいます。
今までやっていたことは残っているので、進むペースは上りはしますがこれは最悪であると感じてしまいます。
受験生は復習大事ですよね!と言っていても本音は嫌だと思います。絶対に戻りたくはないと思います。
2.復習がなぜ大事なのか
復習をサボるとどうなるのかが少しはわかったでしょうか。
では更に復習の大事さを清水先生と高田先生が語っている内容をお伝えいたします。
参考書を今のまま続けても根本的に課題は解決するのでしょうか。
参考書をひたすらやればいいのではありません。そこは復習するしかないのだということを本人にわかってもらい、短期間で復習が終わるスケジュールを組むからがんばろうとやっていきます。
そうすると「では復習頑張ります」と言うのですが、「もう夏ですが今から復習をして間に合いますか」と焦りが生じます。
何とか他に方法はないのかと鬼気迫る顔で言ってくる生徒もいます。
でも復習は絶対に必要であり逃げられないと話をしてやっと生徒を納得させます。
夏の面談はこれで終わることが多いです。
つまりはこうなることが今の時点でわかっていて、危険サインがでているのです。
だからちゃんと復習をしましょう。しっかりと説明できるまでやりましょうと言いたいのです。
そうすれば将来後悔することなく受験勉強を進められます。
ひと昔前より武田塾の認知度はあがってきています。
その一番の戦法は、「武田塾といえば【参考書のルート】」です。
それが同時に【参考書のルート】が一人歩きしてしまっています。
しかし武田塾が根本的に元祖から大事にしていることは「一冊を完璧にする!」なのです。
一冊を完璧にする×参考書ルート ⇒ 最強の勉強 |
ここで片方が欠けているのでは成り立たないのです。
参考書ルートで全部を見せすぎている反省もあります。
参考書ルートの話をすると先になる参考書がわかってしまいます。人間は先が見えると先のことが気になってしまい焦ってしまうのです。
早くやろうという流れ作業になってしまい、一冊一周してしまうともう習得した気になって次の参考書にいってしまうのです。
本当にその一冊を完璧にしているのか!
完璧になるまで復習をしてくれよ!
そう生徒に伝えたいのです。
あまり稼いでいないが、がんばってハイブランドを買っている感じです。
それを持つことが良いことになってしまっているのです。
自分のレベルより上の参考書をやることで先に進んでいる感を出して勘違いしないようにしましょう。
学校で参考書をやるにしても塾の自習室で参考書をやるにしても
「おまえもうそこまでいっているのか!」というパフォーマンスも込みになってしまっているのかもしれません。
そんなことより、参考書の「大岩」をボロボロになるまでやったり「英文法ポラリス」にバツが何個もついていたり、ルーズリーフに覚えないといけない表現をまとめていたり地道に勉強を徹底的にやっている人の方が何倍もかっこいいです。
恰好をつけて「鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁」や恰好をつけて「単語王」よりも、ボロボロの愚直な「システム英単語」をやっている方が恰好良いです。
本当に自分の実力をしっかり見つめ直すことや、基礎と応用なら基礎をやることが重要です。
夏に点数が上がらない原因が特定できなかったり、特定が難しい場合もあります。
中途半端に6割の仕上がりなどの場合、結果「これが原因」となる明確なものがなく、取りあえず全範囲をしらみ潰して復習してローラー(固めていく)していく作戦しかないという判断になりがちです。
これからが勝負という時期に、実力が伸び悩む原因を特定できない場合もあります。
したがって今目の前の勉強を雑にせずに必ず完璧にすることが大事です。
例えば
・長文に出る単語が全てわかる
・長文に出る文法事項も全てわかる
・一文ずつSVOCを振る練習をした
・短い文章を正確に訳せて構文に困らない
という状態ならば
ゆっくり長文が読めないはずがありません。
読めないということはそこでつまづいているということです。
単語・熟語・文法・英文解釈・構文のどこかでつまづいている可能性が高いということです。
ここを完璧に勉強をすれば将来困らないのです。それを高校2年生は今気づいて欲しいのです。
「参考書の自学自習は最強!」と武田塾では謳っていますが、独学での参考書で自学自習は難しいです。武田塾の講師の重要な役割は「止めること」「戻すこと」です。
例えば
偏差値が45から60までUPし同志社大学商学部に合格山口さん編【合格カレンダー】
先生と特訓をどんなふうにしていたのか聞いてみたところ、その子は古文が苦手で古文単語や文法をやりました。
「古文上達 基礎編 読解と演習45」や「岡本梨奈の古文ポラリス1・2」も読み進めました。
途中で先生がこのまま進んではまずいと気づいて止めて戻したそうです。
そこで曖昧に先にいかずに一回「古文ポラリス」を仕上げ直したことで限界突破をして結果受かりました。
ドクターストップしてくれる人があなたにはいるでしょうか!
武田塾の先生は大学受験を経験しているため、この子は今このレベルだと絶対に先で詰まるということがわかります。
また参考書を熟知しているのでみなさんに適したレベルの参考書もわかるのです。
武田塾の先生はノートチェックをしています。
生徒が1週間勉強をしたノートを必ず持ってきてもらい間違えた問題を放置していないか見ます。
それにより不明点を放置して進める癖を防ぐことができます。
本当の意味の復習はそれくらいやる必要があります。
誰に何を見られてもおかしくないくらい間違えた問題を徹底的にやり直すのです。
「4日進んで2日復習」というペースを武田塾は推奨していますが、その2日間の復習も全力でやる。 2〜3周して完全にできない問題がない状態までやる。そして説明できるまでやる。ここまでを完璧にやった人だけが伸びるのです。
3.復習をサボった人の末路
結果
復習をサボった人の末路は夏や秋に振り出しに戻る!
武田塾の参考書ルートをやって落ちるというのが最悪の末路です。
今のうちに早めに気づいて早めに完璧にする癖をつけましょう。
中途半端でなんとかなるほど大学受験は甘くありません。
MARCHI以上国公立以上を目指す人はどこかで振り出しに戻らないとならない場面が来ます。
だからこそ早めに戻ってください。
清水先生と高田先生はそう強く訴えています。
4.まとめ
【今回のまとめ】
① 復習をサボって勉強を進めると後で後悔をする
② 一冊を完璧にして2~3周学び終えてから次に進もう
③ 応用よりもまずは基礎固めを優先しよう
さいごに
今回の武田塾の清水先生と高田先生のお話はいかがでしたでしょうか。
受験に焦りやパフォーマンスは不要です。
1つ1つ丁寧にやっていくことが大事です。
受験で復習をする時間などないのではなく、その時間を作ることが必要なのです。
復習をすることをサボらずに基礎をしっかりと固め志望校に合格を獲得しましょう。