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【絶対ナメるな】飛ばされがちだけどやるべき参考書!【尼崎 塾 予備校】

今回のテーマは、「飛ばさないで!二冊の神参考書」というテーマでやっていきたいと思います。

ついつい飛ばされ、軽視され、舐められがちな二冊の神参考書について話します。

 

目次
  1. 「ついつい飛ばしてしまう二冊の神参考書がどれだけ良い参考書かを紹介」
  2. 「よく飛ばされがちなパターン」
    1. 神参考書①『高校基礎英文法パターンドリル』
      1. 「パターンドリル」を特にやってほしい人
    2. 「パターンを反復で覚えて手に覚えさせる」
    3. 「例文を見ただけでは身につかないので、自分で文法を作って理解しよう」
      1. 「自分で英文を作ることでパターンの違いが理解できるようになる」
    4. 「大岩」で理解したつもりになっていることが多いので、「パターンドリル」で英文を繰り返し書いて定着させよう!
    5. 「徐々にできるような仕組みになっているので反復をして間違えたものもできるようになるまで行う」
      1. 「最近浪人を始めた人にもぜひやってほしい」
    6. 「浪人生にもおすすめの参考書で基礎ができていないと気付かされる」
    7. 「パターンドリル」の間違ったやり方をするときは、些細なミスを隠す人が大量発生している。
    8. 「間違いを誤魔化さずに完璧になるまでやることで正しい英語を身につけられる。」
    9. 「書き込んでいる人は信じられない」
    10. 「直接参考書に書き込むのではなく、ノートなどに解答を書き、何回も使えるようにする」
    11. 神参考書②『高校英文読解をひとつひとつわかりやすく。』
    12. 「文法をたくさん勉強していてもそれを使って長文を訳すことができなければ意味がない」
      1. 「長文に入る前に文法の基礎を理解し、正しい訳を身につけよう」
    13. 「構文の理解、正しい訳し方を学ぶことで「ポラリス1」に進むことができる」
      1. 二冊の神参考書は飛ばさないで
      2. 他塾に物申したい!
      3. 「偏差値65未満の高校に通っている人に二冊の神参考書をやってもらいたい」
    14. 「その必要性がわかっていない指導者は、指導者を辞めた方がいい」
  3. まとめ

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「ついつい飛ばしてしまう二冊の神参考書がどれだけ良い参考書かを紹介」

 まず、神参考書の正体です。

一冊目は「高校基礎 英文パターンドリル」

英語 おすすめ 参考書

二冊目は「高校英文読解をひとつひとつ分かりやすく

英語 おすすめ 参考書

これは 神参考書です。

風神・雷神。

アダムとイブ。

西洋なのか、東洋なのか。

おそらく参考書なので東洋なのでしょうけれど、良い参考書です。

 

この二冊から全ての世界は始まったのでしょうか。

この二冊から逆転合格は始まります

なるほど、それを軽視するなどということはありえないですね。

では、せっかくなので話しましょう。

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「よく飛ばされがちなパターン」

英語 飛ばしてはいけない ポイント

 特によく飛ばされがちなパターンを紹介します。

本来は、

「大岩のいちばんはじめの英文法」

「パターンドリル」

「英文読解をひとつひとつ分かりやすく」

「大学入試問題集関正生の英文法ポラリス1標準レベル」

 

ただ、真ん中の二冊を飛ばして、

「大岩」から「ポラリス1」に接続する人が多いという、

使いこなせないまま「ポラリス1」が終わっている印象があります。

この二冊がどのように神なのかを話していきましょう

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神参考書①『高校基礎英文法パターンドリル』

 まずは「パターンドリル」からいきましょう。

何の変哲もない英文法の問題集です。

中身はこんな感じで英作文が多いです。

英語を並び替える整序問題が載っていたり、

実際に文を作る和文英訳問題が多かったりします。

「何の変哲もないがやると効果がすごい」のです。

 

大学受験用の英文法参考書はドリル形式が意外と少ないです。

ドリル形式はありますが、その中では少ないのです。

これはメジャーだろうという、

みんなが使っているというような有名な参考書でいうとないです。

「パターンドリル」を特にやってほしい人

 「パターンドリル」を特にやってほしい人は

中学校では英文法が苦手だった人基礎が心配な人なのです。

私の経験になりますが、私は中学英文法が得意でした。

どのようにして得意になったかというと、

学校の授業を聞いて理解したり、

塾の先生に習ったりもありましたが

とにかくドリルを反復したのです。

「パターンを反復で覚えて手に覚えさせる」

 中学校の時に塾に通っていた人も多いと思います。

塾用教材やワークブックなどで、

関係代名詞の”who”を習うとすると、

”who”を使った記述式の問題をたくさん解いたのではないでしょうか。

その経験上、

”who”の使い方が手に叩き込まれている、という人は、

飛ばしてもいいかもしれません。

記述式の問題をたくさん解いた経験をしていないから、

英語が苦手だと思うので、

そういう人はとにかくパターンを反復で、

手に覚えさせましょう、というのが「パターンドリル」です。

「大岩」を読んで、

関係代名詞がわかりました、

不定詞がわかりました。

という人に実際に英文を作らせると、

なぜそんなところに”to”があるのとか、

なぜそんなところに関係代名詞の”who”があるの

関係代名詞ではないのではないか

というようなことが多いです。

完成された例文を見てわかることと、自分で作れるかは別物です。

 

「例文を見ただけでは身につかないので、自分で文法を作って理解しよう」

 自分で作ることができて初めて文法を理解したという状態になるので、

「大岩」を読んでわかったとなっているけれど、

 

実際に英文を作れますか。

関係代名詞を使った文を作れますか。

分詞構文の文を作れますか。

仮定法の文を作れますか。

 

怪しい人は全員パターンドリル行きだ!という話です。

「大岩」の例文くらいは自分でかけてほしいのです。

 

「自分で英文を作ることでパターンの違いが理解できるようになる」

 例えば、不定詞も一番ベーシックなところで、

名詞的用法、

形容詞的用法、

副詞的用法、副詞的用法の中にもいくつかあります。

この3つのパターンですら、

例文が作れないという人がそのまま「ポラリス1」に行っても得るものはないです。

さっき言った3つも実際に作って見ると、

「だから名詞的用法と言われているのだな」

「だから形容詞的用法と言われているのだな」

という違いが、

作ってみて初めてわかります。

 

例えば塾に行けば、

「例文を作ってみて下さい、出来ていないでしょう」

と言われたり、

普通は「大岩」を読んで、

「これは書けたほうがいいかな」とはならないです。

実際に、

丸にしないといけない問題自体が書く形になっているから書かないといけないとなってしまう。

こういうふうに強制的に記述することができるのが

「パターンドリル」です。

「大岩」で理解したつもりになっていることが多いので、「パターンドリル」で英文を繰り返し書いて定着させよう!

この本を実際にやって、

大岩でわかっているつもりになっていることが、

意外と英文で書けと言われたら書けないのだ、ということを体感して下さい。

正しい文を書きまくってくださいということです。

 

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「パターンドリル」を何の変哲もないと言っていましたが、

構成がエロいという感じなのです。

塾のチャンネルでそれは大丈夫でしょうか。

表現を間違えました。

芸術的ということでしょうか。

構成が美しい、セクシーということなのです。

大岩を読んだとはいえ、

いきなり例文一文を作るのは英語が苦手な人にとってはきついのではないでしょうか。

 

最初は3択。

そのあとは並び替え。

そこから書く。

という3段構えになっている。

この流れがセクシーなのです。

だから徐々にできるようにしていくということです。

 

野球部の練習でいくと、

「まず、止まっているボールを打ってごらん、

これが3択だよ」

「次はトスをするからそれに合わせて打ってごらん、

それば並び替えだ」

「今度は実際にピッチャーがマウンドに立って投げてくるよ、

これが英訳問題だよ」

徐々に打てるようになっている

最初は打てなかったのに」

というようなことですね。

 

たとえ上手ですね。

まさにそういうことです。

「徐々にできるような仕組みになっているので反復をして間違えたものもできるようになるまで行う」

 

補助輪付きで綺麗に乗せてあげる英文法の本が、

「パターンドリル」です。

これはもう全員やってほしいです。

やりたくなったでしょう。

やってごらん。

量が多いので大変ではありますが、

 たくさん手を動かして反復の繰り返しでできるようにしていきましょう

間違いや些細なミスを許さず、

できるまで書き直すと言うことを絶対にやってほしいです。

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「最近浪人を始めた人にもぜひやってほしい」

 もう少ししつこく話をしてもいいでしょうか。

我々が「パターンドリル」をやってほしいと思うのは、

高1・2生や受験勉強を始めた人で、導入の時に役立つと思います。

最近思ったのは、

最近浪人を決めた人にもぜひやってほしいということです。

もちろん、浪人生といってもレベルが色々とありますので、

偏差値60より上の大学に受かっていない人といえば良いのでしょうか。

MARCH・関関同立・日東駒専・産近甲龍も厳しかったです、

ということで浪人している人も多いと思います。

根本的に英文法の基礎があるのかどうかをまずは春に疑った方が良いです。

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そういう人は、

「ポラリス1」

「NextStage英文法・語法問題」

「英文法・語法Vintage」

などを現役の時にやったはずなのです。

けれど、なぜ英語が上達しなかったのか。

3択に依存して本質的な英文法の力が身につかなかったからだと思うのです。

「浪人生にもおすすめの参考書で基礎ができていないと気付かされる」

そういう人こそ、

こういう書かなければいけない、

自分で作れるのか、

という徹底的に基礎から確認する参考書でやると、

全然基礎がダメだったと浪人の春に気づいてきちんとやり直せるのです。

浪人生にも結構おすすめです。

「パターンドリル」の間違ったやり方をするときは、些細なミスを隠す人が大量発生している。

さらに付け加えても良いでしょうか。

例えば、

・本当は”in”が必要なのに、書くことを忘れていたからと赤ペンで”in”だけ書いて誤魔化す。

・“a”と”the”の違いを間違える。

・複数形にするのを忘れる。

など些細なミスを連発します。

私はそこで、

「できるまでやり直せ」という話をするのです。

“in”、”a”、”the”で間違えたとしても完璧に書き直せるまでやる

これが後々とても効いてくると思うのです。

 

「間違いを誤魔化さずに完璧になるまでやることで正しい英語を身につけられる。」

 

ここで誤魔化して、

曖昧なまま進ませていたら絶対その先で詰まるのではないでしょうか。

正しい英語をここで叩き込むんだよということが、

「パターンドリル」のもう一つの役割だと思うのです。

「書き込んでいる人は信じられない」

それでもう一つ思い出しましたが、

書き込んでいる人は信じられないです。

2周目をするときに二冊目を買うのであれば良いですが、でも買わないですよね、

書き込むと1回しか解けないのではないでしょうか。

「パターンドリル」なので、パターン化するまで何回も繰り返すのです。

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「直接参考書に書き込むのではなく、ノートなどに解答を書き、何回も使えるようにする」

ノートに解答を書くとか、

コピーしてやるとか

そのどちらかでやってくださいということです。

 

神参考書②『高校英文読解をひとつひとつわかりやすく。』

後半に入りたいと思います。

雷神の方です。

続いては、

「高校英文読解をひとつひとつわかりやすく」です。

 

「パターンドリル」は、英文を作る参考書でした。

「高校英文読解をひとつひとつわかりやすく」は英語を日本語に直す参考書

訳すことに特化した参考書です。

これも良いです。

なぜ良いかというと、英文法を学んだ人が長文に使うイメージが湧かない。

例えば、

「大岩」を読みました。

「関係代名詞、分詞構文なるほどな」と

英文法を学ぶことはもちろん長文に直結するのですが、

「学んだ文法をどのように長文に使えばいいの」となると思います。

でも「高校英文読解をひとつひとつわかりやすく」をやることによって、

「学んだ文法をこうやって活かすのか」

ということが、訳す形式で学べるという参考書なのです。

「文法をたくさん勉強していてもそれを使って長文を訳すことができなければ意味がない」

 英文法は最終的に英文を読むためにやっているのに、

文法のシステムや作り方、構造を重視しがちですが、

最終的には訳さないといけない。

訳す前の材料集めが文法なのです。

ここが繋がらない人は、

「英文法の参考書をたくさんやったけど英語の長文が読めませんでした」

となっている人のパターンです。

ここまで訳すことが目的なのです。

rapture_20240320153626

中身はこんな感じになっていて、

ひたすら訳す問題の構成です。

特に5文型のところが面白いです。

5文型はこれが5文型だと意識をしないと絶対に綺麗な訳にならないです。

5文型のところを見ると、

5文型はこういうふうに訳すのかと7〜8問載っているので、

さすがに身につきます。

 

英語長文に入った時の参考書であれば、

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「ルール1」とか

「関正生のポラリス0」などもあります。

そういう参考書をやった時にみんながサボるのが、

和訳なのです。

 

学校の授業は和訳に偏重しすぎですし、

参考書はどちらかというと和訳の問題は(記述付きの場合もあるが)あまりついていない

となった時に、

参考書学習で漏れがちなのは和訳を実際に書くことなのです。

 

先ほども中学だったらという話をしましたが、

中学の時も英文を短い一文だとしても、

実際に訳させられるのではないでしょうか。

「ここの訳おかしくないですか」と先生に指摘されるのが中学の勉強です。

英文法の基礎からやらないといけない人は、和訳をやってほしいです。

しかも和訳を自学自習できるのが

「高校英文読解をひとつひとつわかりやすく」なのです。

 

正しく訳すということをここできちんと身につけておくと、

その先の「英文法ポラリス1」などで活きるのです。

 

「長文に入る前に文法の基礎を理解し、正しい訳を身につけよう」

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 ポラリスの中はこんな感じで4択問題になっています。

そもそも一文をきちんと訳せないと、

内容がわからないので、

4択を解く以前の話なのです。

 

「ポラリス」の使い方を間違えている人にありがちなことが、

選べるのに訳せないということなのです。

「ポラリス」をやっている意味がないです。

 

最低限「ポラリス1」に載っている文くらいは訳せるようになりましょう。

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そのために「高校英文読解をひとつひとつわかりやすく」で訳し方を理解する。

同時に「システム英単語Basic」で単語も入れる。

そういう状態で「ポラリス1」に入れたらやっと活きてきます。

「構文の理解、正しい訳し方を学ぶことで「ポラリス1」に進むことができる」

 ここで「高校英文読解をひとつひとつわかりやすく」で

構文についての理解や、

きちんと訳す

というステップを確実にできるようになってほしいというふうに思います。

英語が苦手な人は一通りぜひやってほしいです。

全部で45個あって、

それぞれ1テーマ7〜8文訳す文が載っているので、

しっかりやり込めば和訳は得意になると思います。

以上が二冊の神参考書でした。

 

二冊の神参考書は飛ばさないで

 飛ばさないでほしいです。

我々は「大岩」を動画で何回も出していますが、

この動画も何回も登場させると良いでしょうか。

月に1回は

「パターンドリル」と

「高校英文読解をひとつひとつわかりやすく」

はすごいぞ、と登場させないといけない。

というくらいおすすめしたい参考書だと思います。

他塾に物申したい!

 私はこれを機会に他塾を批判していいでしょうか。

世の中には、参考書ルートを発表している塾があります。

個人的に仲良くさせてもらっている先生もいるのでどことは言わないです。

 

基本は、

「英文ポラリス1」

「Vintage」

「Nextstage」

その辺から英文法は始まると思います。

ここで「本当に生徒を見ているのか」と言いたいです。

生徒のことはもちろん見ていると思います。

なので、成績が上の人を相手に教えている塾であれば、

いきなり「Nextstage」「Vintage」「英文ポラリス1」でも良いと思います。

でも我々は幅広いレベル帯の生徒を指導しているので、

実際の生徒の状況は

「ポラリス1」はきつい。

「大岩」だけでは無理。

「大岩と「ポラリス1」の間にドリルが必要。

だということを生徒から感じています。

 

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「偏差値65未満の高校に通っている人に二冊の神参考書をやってもらいたい」

 「参考書をやって、本当に伸びているのかをチェックするところまで」

が我々が見ているところなので、

「ネクステ」が初手でうまくいく人の少なさたるや、という感じです。

それを防ぐためにどうしたらいいのかを考えた時に、

「高校基礎 英文パターンドリル」と

「高校英文読解をひとつひとつわかりやすく」

の二冊は欠かせないのです。

偏差値65以上の高校に通っている人はいらないです。

 

この動画を見て

「武田塾は何冊やらせるのだ」

「その一冊はいらないだろう」

という人は偏差値65以上の高校に通っていて、英検2級などをすでに持っているのです。

 

でもそうではなくて、

現状は65未満の高校からいい大学を目指している人の方が、

母数としては多いわけです。

「そういう人にはこの二冊を絶対やってください」ということです。

「その必要性がわかっていない指導者は、指導者を辞めた方がいい」

 余談ですが、

僕は小学校2年生から教えていたことがあるので、

「初学の人がどこからやれば身につくのか」

ということをずっと研究してきました。

結果、「高校3年生だろうが浪人生だろうが、中学内容が抜けている人はやるべきレベルは中学生」なのです。

中学生レベルをクリアしたら、

ネクステ」

「ポラリス」

「大学受験を本格的に進めていこう」

というステップが大事ということが、

今まで逆転合格を目指す受験生をたくさん見てきたから間違いなく言えるところかなと思います。

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まとめ

 というわけで、

「飛ばさないで、この二冊の神参考書」ということでした。

ぜひやってみてもらえたらと思います。

今回は以上です。

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