こんにちは!
武田塾尼崎校です。
今回は京大合格した方々の勉強法を
ご紹介します
はじめに
今回、「君を笑顔にします」というコンセプトを掲げ人気を得ている京大生YouTuberサイコさんとコバさんに、京大合格のための勉強方法を聞いてみました!
京大に合格するためだけではなく、その先までを考えた二人のそれぞれの勉強方法とはいったいどんな方法でしょう。
勉強をするには何が必要なのかも、自分の力で合格を勝ち取ったからこそ、なるほど!と思わされる言葉で伝えてくれています。
二人の勉強法から、是非自分に合った方法を見つけ出し、入試合格に向けて進みましょう。
1.京大入試までの道のり
■浪人 サイコさん
浪人をして京大に合格をしたサイコさん。
浪人生活1年間は前半戦と後半戦に別れての勉強だったとのことです。
と言っても前半は合格できなかったことで落ち込み、なかなかスタートを切れず、守りに入っていたそうです。
これではいけないと勉強に集中したきっかけは、8月に実施された「京大実践模試」です。
浪人生でありながら、模試の結果はC判定やD判定ばかりだったのです。
そこで後半は攻めて攻めての勉強をし、見事合格を勝ち取りました。
コバさん曰くサイコさんは「天才型」であり、追い込まれると実力が倍増するタイプであったのが、後半からのやる気アップでも間に合うことができたとも言えます。
後半戦の戦いでは、毎日10時間以上勉強をしたそうです。
しかしサイコさんは9月スタートでもいきなり難しい問題を解いていったわけではありません。
時間がなくても基本問題から向き合いコツコツやり続けたことが合格に結び付きました。
■現役 コバさん
サッカー部に所属し部活と勉強を両立し現役合格をしたコバさん。
高3の7月に部活を引退後、体育祭や文化祭をやり終えて一息ついた9月に、京大を目指す!と決め集中して勉強をしたとのことです。
したがって実質、受験勉強は半年間なのです。
それができたのも、高1、高2の数学と英語の学校の先生がとても熱心に教えてくれ、基礎がしっかり身に付いていたからだそうです。
部活三昧ではあったけれど、部活後には図書館に行って勉強をし、かなりの勉強量をこなしてもいました。
部活引退後からの勉強では、基礎は高2で終わっていたので、とにかく応用力をつけて攻めに攻め京大に合格をしました。
2.おすすめの参考書
サイコさんとコバさんは自分に合った勉強法で京大合格を勝ち取りました。
では二人はどのような参考書を使って勉強をしていたのでしょう。
ここでお二人が活用していた参考書をご紹介いたします。
- コパさんおすすめ! 「1対1対応の演習/数学」シリーズ
この参考書はシリーズになっており、基礎を身につけながら入試演習までを学ぶことができる参考書です。
- コパさんおすすめ! 「名門の森 物理」シリーズ
入試問題ばかりを扱っているので、基礎がしっかり身についていて、応用力を高めたい時に使える参考書です。
- サイコさん・コパさん おすすめ!
「世界一わかりやすい京大の文系数学」
「世界一わかりたすい京大の理系数学」
単に解法が載っているのではなく、思考のプロセスが書かれています。
サイコさんは基本から応用まですべて載っているのが良かったと、コバさんはこの参考書は数学を言語化していて、これで勉強したことにより自分の中で数学が変わったと言っています。
サイコさん・コパさん おすすめ!
「ポレポレ英文読解プロセス50」
この参考書は、考え方を大事にしている参考書ということで、二人がおすすめしています。
サイコさんが活用! 「チャート式基礎からの数学」
サイコさんは、他の予備校のテキストをやりながら、この参考書で基礎固めをしていきました。
8月からスタートし時間がなくても焦らずにやり続け11月に終わらせたそうです。
後半スタートではかなりのタスク量だったので、他の人は4月から始めることをおすすめしています。
これをやれば京大に受かる!のではなく、やはり自分に合った参考書と出会えるかが大事です。
受験は参考書との良き出会いができるかで合格への道が見えてきます。
3.大学受験とは何か!
サイコさん
大学受験をするには、まずしっかりとした目標を持つことが大事です。
いつから始めるかという前に、高校1年生から基礎をしっかりと身につけられているかが、京大合格ができるかに大きく影響します。
特に浪人生は、100%成功する勉強をしないとならないため、浪人の4月から本気を出して志望校合格に向けて計画的に勉強をしていくということが大切です。
コバさん!
受験は大変ではありますが、大学受験の勉強には正解があるだけいいと思ってください。
将来社会に出たら正解がないことばかりです。
受験は長期的な目標に取り組む物事ではなく、受験がこれから学ぶことの最初であると思ってください。
受験で取り組んだことが社会に出てから活かされていくことのだと楽しむことです。
そして二人は、わからないから諦めるのは一番もったいない勉強法だと言っています。
わからない問題は最低でも15分は考えるようにしていたそうです。
その時間は決して無駄な時間ではなく、その試行錯誤する時間が一番思考の精度を高め、受験の得点に繋がる大切な時間なのです。
公式を覚えることは当たり前です。
演習を繰り返して思考力を養うことが重要なのです。
自分が思考した時間が点数に繋がると思ってください。
では思考とは何か!
本当の思考とは、ボーッと考えるのではなく、
実際にどのアプローチをしたら解けるのかを具体的にできるかを考えることです。
問題としっかり向き合うことが大切です。
さいごに
サイコさん、コバさんのお話しを聞いていると、基礎力の大切さを改めて知らされました。
基礎がないと応用力はつきません。
そして考えることの大切さです。
問題を解くことだけではなく、問題に対してどうアプローチして解いていくかです。
それが身に付いていれば、京大の問題も東大の問題も解くことができます。
そしてその思考力は、受験だけで終わることなく、正解のない社会に出てからも役立つと言っています。
二人の話しを参考にし、自分に合った勉強法を見つけ、受験と向き合い合格を勝ち取りましょう。