こんにちは!
武田塾尼崎校です!
政策や入試形態の変更に伴って、人気が跳ね上がるかもしれない大学を5つご紹介!!
「大学進学は決めたけど、志望校が決まらない…」そう悩んでいる受験生は少なくありません。
目標が決まっていなければ、学習計画も立てられませんよね。
そんな受験生のために、政策や入試形態の変更によって2024年に人気が伸びそうな大学を5つ紹介していきます。
是非、皆さんの志望校選びの参考にしてみて下さい!!
2024年に伸びる大学5選をご紹介&ご解説!!
「学費免除…?」「情報Iが無い…?」新政策や入試形態の変更で魅力がアップ!!
毎年、国や自治体の政策変更や入試形態の変更などによって、大学の受験倍率は大きく変化します。
それを知らず、受験してから「あの大学が魅力的だった。」と後悔してしまう受験生も少なくありません。
しかし、受験生とはいえ、すべての大学の入試形態変更や受験にまつわる政策の変更などを把握するのは難しいですよね。
そこで、ここからは政策変更や入試形態の変更で魅力が格段にアップした大学を5つ紹介しながら、解説していきます。
伸びる大学①東京都立大学
まずご紹介するのが東京都立大学です!
東京都が設置する唯一の総合大学として高度な研究力と質の高い教育を提供し、高い評価と人気を博している大学です。
そんな東京都立大学が「さらに伸びる」と考えるのは以下の理由からです。
- 東京都の政策変更により授業料の減免措置がとられている
詳しく解説しますと「世帯年収910万円未満の授業料の免除」や「一定の世帯年収を超えていても学費を安くする」といったように、政策変更によって学費の減免措置の範囲が拡大したのです。
学費は安いことに越したことはありませんし、それが東京都立大学のように質の高い教育を受けられる大学であれば尚更のこと。
日本の大学の学費は高すぎるので、親御さんからみてもありがたい話ですよね。
学費で進路を悩んでいる受験生は、是非一度考えてみて下さい!
伸びる大学②武蔵野大学アントレプレナーシップ学部
次にご紹介するのが武蔵野大学アントレプレナーシップ学部です!
武蔵野大学は仏教の精神を基礎とする人格教育を基本とし、文・理・医療系12学部20学科と幅広い教育を展開する私立大学です。
そんな武蔵野大学のアントレプレナーシップ学部が「さらに伸びる」と考えるのは以下の理由からです。
- 起業している学生が多い
- 週に一度成功している経営者や大企業の役員プレゼンをしてくれる
- 一年生は必ず寮に入るため、いろいろな方と意見交換できる
- シリコンバレー研修で現地の成功している日本人から直接話が聞ける
大学に入って漠然と「起業したいなぁ」と考えている学生は少なくありません。
しかし起業しようにも、学生が何をしたら起業できるのかを教えてもらえる機会はとても少ないのです。
そういった起業精神を持っている学生の悩みを一気に解決してくれるのが、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部なのです。
現在、あらゆるビジネスシーンで起業精神を持つ人材が求められていますので、そういった時代背景からも伸びていくことが予想できます。
漠然とでも「起業してみたい」と考えている学生は、是非一度考えてみて下さい!!
伸びる大学③同志社大学
次にご紹介するのが同志社大学です!
同志社大学は「一国の良心」の育成を目的として、総合大学としてのスケールの大きさを活かした質の高い教育だけでなく、「こころの教育」によって良心の成熟までをも目指している私立大学です。
そんな同志社大学が「さらに伸びる」と考えるのは以下の理由からです。
- 早稲田大学の入試が大きく改革される
ご存じの方も多いと思いますが、早稲田大学の入試改革によって「社会科学部」と「人間科学部」で共通テストが必要になります。
これによって私大三教科の英語・国語・社会を勉強している受験生が明治大学や同志社大学に流れるのではないかと予想されます。
さらに西日本の受験生たちが「わざわざ東京までいかなくても…」と考えることも予想されるので、同志社大学に人気が集中すると考えられるのです。
また、私大三教科で受験できる早稲田大学の「商学部」と「教育学部」にも受験生が流れ、難易度が上がるかもしれません。
私大三教科を勉強している受験生は、このような一連の流れを頭に入れて進路選択をしてみて下さい!
伸びる大学④北海道大学
次にご紹介するのが北海道大学です。
北海道大学は、「フロンティア精神」、「国際性の涵養」、「全人教育」および「実学の重視」を基本理念として、質の高い教育や高度な研究環境を提供する国立の基幹総合大学です。
そんな北海道大学が「さらに伸びる」と考えるのは以下の理由からです。
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情報Ⅰが不要との発表をどこよりも早く発表している
2025年度の共通テストで新課程となるため、「情報」の対策に不安を抱えている受験生は少なくありません。
「情報」が「理科基礎」程度の内容であれば良いのですが、実際に先行している「情報」の問題を見ると、読解力や思考力を求められる問題が多く、簡単な科目ではありませんでした。
そのため「情報Ⅰが不要」となった北海道大学に受験生が流れる動きが起きるのではないかと推測できるのです。
同様に香川大学なども「情報Ⅰが不要」と発表していますが、どの大学よりも早く発表したのが北海道大学であり、そのイメージ戦略によって北大が最も伸びるのではないかと考えられます。
また、北海道大学は札幌駅前という立地や、旧帝であること、強い学部が多く存在していることなどの理由からも、類似する他の大学より優位生を獲得しているのです。
「情報Ⅰ」に不安を抱えていて、進路選択に迷っている受験生の皆さんは、是非参考にしてみて下さい!
伸びる大学⑤神戸大学
最後に紹介するのが神戸大学です!
神戸大学は、国際的かつ開放的な固有の風土の下、「真摯・自由・協同」の精神を発揮し社会に貢献するための知恵と人格を持つ人材を育成することを使命として、自由で質の良い学習環境を提供し、関西エリアを中心に高い評価を集めている国立大学です。
そんな神戸大学が「さらに伸びる」と考えるのは以下の理由からです。
- 学部によっては旧帝以上の実力がある
- 入試問題を難しく作りすぎていない
- 立ち位置が絶妙で「頑張ればいける」と思わせてくれる大学である
西日本の名門校・進学校の多くは京都大学や大阪大学を目指しているため、これらの大学を敬遠して神戸大学を選ぶ受験生が多くいます。
この傾向が2024年以降も続くのではないかと予想しています。
特に中国・四国地方の受験生は、立地や交通の便から神戸大学を選ぶ傾向が強くみられ、今後さらに強まっていくことが予想されます。
また、学部によっては旧帝以上の実力がありながら、楽しく学べるというイメージから神戸大学に憧れを持っている受験生は多いのです。
以上の理由から、すでに伸びきっている神戸大学ですが、今後もさらに伸びるのではないかと考えられるのです。
志望校選びに悩んでいる受験生の皆さんは、是非参考にしてみて下さい!!
まとめ
- 東京都立大学は東京都の政策変更に伴った「授業料の減免」によって伸びる
- 武蔵野大学アントレプレナーシップ学部は、起業精神をもつ学生に選ばれるから伸びる
- 同志社大学は、早稲田大学の入試改変によって、私大三教科を勉強している受験生に選ばれるから伸びる
- 北海道大学は「情報Ⅰ」が不要となり、それをどこよりも早く発表したイメージ戦略により伸びる
- 神戸大学は立ち位置が絶妙で、西日本の多くの受験生に選ばれ続けていて、その傾向が今後も続いていくから伸びる
2024年に伸びる大学5選をご紹介&ご解説してきました。
あくまで2024年という短期スパンで伸びる大学をピックアップしましたが、5年10年といった中長期的なスパンで見ても伸びていくことが予想される大学ばかりです。
大学が伸びれば、そこにいる学生や卒業生の価値も伸びていきます。
そういった目線から志望校選びをしてみるのも良いでしょう。
志望校選びに苦戦している学生の皆さんは、是非この記事を参考にしてみて下さい。