こんにちは。秋田駅西口から徒歩3分、OPAの目の前、武田塾秋田校です。
今回は「医学部受験って何が大変なの?どう対策したらいいの?」
というテーマで、お話していきたいと思います!
秋田の高校に通っているみなさんなら
東北大学並に耳にすることが多いであろう
秋田大学医学部医学科。
なんとなく医学部受験は大変そうだという
イメージがある方も多いと思いますが
①具体的にどのような部分が難しいのか
②どのように対策していけば良いのか
現在秋田大学の医学科に通うK先生に
ご自身の経験を交えながらまとめていただきました。
以下K先生がお話しています。
Q1.医学部受験の難しさは?
こんにちは!
武田塾秋田校で講師をしているKです!
イニシャルで失礼します…笑
さて早速ですが
「医学部は東大や早慶に匹敵する」
とも言われます。
何がそんなに難しいのでしょうか?
私の考える医学部受験の厳しさについて
2点紹介したいと思います。
①狭き門に対し志願者が多い
「この大学に入りたい」
という東大や早慶の志望者と違い、
医学部受験者は
「(どこでもいいから)
とにかく医学部に入りたい」
という受験生が多く一つの大学に
全国から志願者が集まります。
例えば秋田大学においては
東北出身者が多いのはもちろんですが
それとほぼ同数の入学者が関東出身です。
私自身も北海道から沖縄まで
すべての大学を視野に入れて
受験勉強をしていましたし、
秋田大学に通っていますが出身は東京です。
また、一般的な大学と異なり、
「医師になりたい」
という強い気持ちで浪人や再受験
をして入学する人も多く
医学部志願者は全国に数多存在する
といえるでしょう。
しかし、国立・私立大学ともに
前期一般試験の定員は40~100名と
かなり少ないため全国から受験生が集まると
非常に倍率が高くなってしまいます。
中でも私立大学ではかなり倍率が高く
実際に2021年度入試では
東邦大学で23.4倍
帝京大学で38.6倍
昭和大学のⅡ期で68.7倍
となりました。
②対策すべきことが多い
科目の多い共通テスト
まず国立大学においては
共通テスト受験が必須となりますが
受けるべき科目が多くかつ高い得点が
求められるという特徴があります。
多くの大学では以下のような科目を
受験することが条件となっています。
(※例は秋田大学の配点です)
【国語】国語(100)
【数学】数IA必須,数IIB・簿記*・情報*から1,計2科目(100)
【理科】物・化・生・地学から2(200)(二次試験に理科がある大学では得点が半分になることがほとんど)
※理科は、基礎科目の選択不可
【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](100[25])
《地歴》世B・日B・地理Bから選択(50)
《公民》「倫理・政経」(50)
●選択→地歴・公民から1科目
ご覧いただいたように、選択すべき科目が多く
易しいとされる科目が受験できないのです。
地歴Aを選択できる大学もごく少数存在しますが、
先程説明したとおり全国の大学を検討するので
直前の志望校変更の可能性も考慮して
地歴Bの勉強をしなくてはなりません。
科目が多いだけじゃない…
そして、最も大変なのが高得点を取らなくてはいけないことです。
センター試験時代には最低でも85%を取らなければならず
共通テストでも80%以上取ることが求められます。
これはあくまで最低条件なので
中上位層の大学を希望する場合はさらに高い得点が必要です。
なぜここまで共通テストの話をしていたかと言うと
実は、旧帝を除くほとんどの大学で
共通テストの比率が40~70%と高く
共通テストでの失点が命取りとなることが挙げられます。
秋田大学では
共通テスト550点
個別学力試験で英語100点数学100点面接200点
という配点で、面接点ではほぼ差がつかないため
実質は共通テストの得点で合否が分けられます。
最も共通テストの比重が高い徳島大学では
計1300点中900点(69.2%)であり
共通テスト逃げ切り型とも言えます。
共通テスト対策を怠ってはいけないことが
以上からお分かりいただけたかと思います。
ここまででどれだけ共通テストが重要で大変かお話してきましたが…
どの受験生も共通テストで点数をとってくるので
二次試験対策もしっかりとしなくてはなりません。
二次試験科目も多い…
医学部の二次試験の科目は
英語、数学〈数Ⅲを含む〉、理科2科目(物理・化学・生物から選択)、面接
となっています。
二次試験に理科がない大学もありますが、
ほとんどの受験生が理科が必須科目である私立大学も受験するため
最終的にはすべて対策する必要があります。
このように、医学部受験はどの大学においても
非常にレベルが高く対策しなくては
いけないことも多い
ため難関であるとされているのです。
医学部受験を乗り越えるためにしたこと
医学部の受験では全体的に高い得点が求められます。
つまり・・・
「抜けがあっては合格できない!!」
のです。
そのためにはまず難易度の高くない問題を
どの科目でも正解できるようにする必要があります。
「医学部受験は難しいから」
と自分のレベルに合わない参考書を使っても意味がありません。
みんなが解ける問題を解けるようにする、
というところから始めましょう。
苦手を得意にする必要はありません。
苦手から「苦手ではない(普通)」に変えるだけでよいのです。
私も数学と化学が苦手でした…
私は数学と化学が得意ではなく、苦手意識から
余計に頭に入らなくなってしまっていました。
入っていた塾のクラスもレベルが高く、
特に苦手だった化学は宿題はこなしていたものの
得点にはつながりませんでした。
しかし、苦手を放置しては合格できないと気づき、
思い切ってかなり初歩的な参考書から
勉強を始めることにしました。
苦手分野を何度も何度も繰り返し、
センター試験(当時)レベルまで到達しました。
その頃には今まで難しくて自分には解けるわけがないと思っていた
二次試験の問題もだんだんと解けるようになりました。
その結果、マーク模試で悲惨な点数を取ることはなくなり、
二次試験タイプの問題も解けるようになったことで
国立大学・私立大学ともに合格することができました。
医学部受験において大切なこと
受験生の皆さんは
「苦手科目をそのままにしていませんか?」
「なんとなく進めていませんか?」
まんべんなく得点しなくてはいけない医学部受験では
苦手科目の存在は大きな敵です!
武田塾では苦手をそのままにしないように
毎週テストを実施し、合格点に達さない場合
同じ範囲をもう一週やるというカリキュラムとなっており、
指導内で生徒の苦手そうな分野があれば
再度取り組んでもらう、といった臨機応変な対応もしています。
また、レベルと志望校に合わせた参考書が設定されており、
基礎から学び志望校のレベルまで
持っていけるようにしております。
ハードルの高い医学部受験ですが
早い時期から対策をすることで合格はつかめます。
皆さんが狭き門を突破できるよう応援しています!!
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