こんにちは。秋田駅西口から徒歩3分、OPAの目の前、武田塾秋田校です。
今回は「傾斜配点って何?」というテーマで、
お話していきたいと思います!
気温も徐々に下がり、受験生は入試というものに
現実味を帯びてくると思います。
また、高校1,2年生の方も受験そのものについて
考えることが多くなってくる思います。
そうなった時に、様々な大学がある中で
大学入試共通テストの配点がどのくらい適応されるのか
知っておくことで、自分の志望校を決めるのに役に立ちます。
(大学入試共通テストとセンター試験の違いについては以下の記事をご参照ください。)
https://www.takeda.tv/akita/blog/post-160249/
「でも傾斜配点ってそもそも何?」
となると志望校を決めても合格までの
算段が立てにくいと思います。
逆に傾斜配点を理解することで志望校を絞れる場合
もあるので一緒に見ていきましょう!
今回の目次です。
傾斜配点とは何か?
まず傾斜配点とはなにかということを説明します。
ずばり傾斜配点とは…
各大学が特定教科の配点を高くしたり、
低くしたりすることで、
特定の科目に一定の倍率を掛けること
です。
「なんでそんな事するの?」
と思う方もいると思いますが
大学側の考えでは傾斜配点かけることで、
ほしい能力を持った生徒を合格させる
という狙いがあります。
例えば工学部では数学と理科の配点を上げて
国語と社会を下げていることもあります。
国際系の学部だと英語の配点が高くなっていることも多いですね。
つまり各大学が何を重視しているかで
傾斜は変わるということになります。
たとえば英語を重視したい大学(国際系の学部)の場合、
1教科100点満点の試験で、
国語英語日本史の3科目受験で、英語が2倍の傾斜配点をかけて、
国語(100)+英語(100×2)+日本史(100)=400点
となるということです。
色々書きましたがここでわかってほしかったのは
大学入試共通テストでの合計点が
そのまま大学入試で使えるわけ
ではないということです。
大学入学共通テストで気をつけるべき点
では、ここで何に気をつけなければいけないかというと…
自分の苦手科目の配点が高く
自分の得意科目の配点が低く
設定されているということがある
という点です。
これは志望大学を決めていく上で極めて重要です。
得意科目で点数を稼いでも配点が低くてアドが少ない、
苦手科目の配点が高くてロスが大きい
ということが起こりえます。
必ず志望大学の傾斜配点は調べておきましょう。
①大学入学共通テストと個別学力試験の配点割合は大学ごとに自由に決められている!
まず、大学入学共通テストと個別学力試験の配点割合についてです。
東北大学理学部、秋田大学理工学部(Ⅰa方式)を例に見てみましょう。
大学入学共通テスト | 個別学力試験 | 入試での比率 | |
東北大学 | 450点満点 | 800点満点 |
450:800 |
秋田大学 | 750点満点 | 400点満点 | 750:400 |
★東北大学では、全体のうち
大学入学共通テストが36%個別学力試験が64%
を占めており大学入学共通テストをよりも
二次試験に比重があります。
★秋田大学では、全体のうち
大学入学共通テストが65%個別学力試験が35%
を占めており二次試験に比べて
大学入学共通テストに比重があることがわかります。
このように大学ごとに
大学入学共通テストと個別学力試験の比率
は自由に決められています。
②大学入学共通テストにおける科目ごとの傾斜配点
次に大学入学共通テストにおける科目ごとの傾斜配点についてです。
秋田大学理工学部前期入試を例にみると、
5教科7~8科目(750点満点)
【国語】国語(100)
【数学】数I・数IA・数II・数IIB・簿記*・情報*から2科目(200)
【理科】物基・化基・生基・物・化・生から選択(200)
【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](200[100])
《地歴》世A・日A・地理A・世B・日B・地理Bから選択(50)
《公民》現社・倫理・政経・「倫理・政経」から選択(50)
●選択→地歴・公民から1科目
としています。
ここで、国語が200点を100点に、社会が100点を50点
に圧縮してることからこの二教科の配点傾斜が
低いことがわかります。
国語社会が苦手でなんとか点数を落とさないように
と勉強している人にとっては
有利と言えますね!
逆に国語、社会が得意だとすると他大学の受験に比べ
受験で不利ということです。
志望校の傾斜を理解して勉強を進めて受験を有利に進めていきましょう!
③大学入試共通テストのリーディングとリスニングの比率はどうなる?
その他にも、英語のリスニングとリーディング
の比率が1:1ではない大学も存在します。
上記の秋田大学の理工学部では
リスニングを100点、リーディングを100点の計200点ですが
同大学の教育文化学部では
リスニングを40点、リーディングを160点の計200点で
英語の大学入学共通テストとしており、
50:200だったセンター試験と同様の比率となっています。
以上のように実は大学ごとさらには学部ごとに配分が変化します。
ここで受験戦略を立てる際にリスニングとリーディングを
同じ比率で勉強しても、リーディングの配点が高いなら
ちょっと勉強時間がもったいないですよね。
そのため、この比率についても知っておかないと
効率のいい受験戦略が立てれないかもしれないです。
まとめ:傾斜配点にあわせて対策しよう!
このように、大学ごとに様々な大学入学共通テストの配点があります。
これを知らないと知っているでは受験戦略が大きく異なりますよね。
この配点傾斜を調べるにあたり大学のホームページや募集要項を確認し、最新情報を調べておくのが適切です。
これらの情報を元に志望校を決めていき、合格を手にしましょう!
武田塾ではこういった情報も全てひっくるめて
勉強プランを提案させていただいております。
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