こんにちは。秋田駅西口から徒歩3分、OPAの目の前、武田塾秋田校です。
今回は「東大と京大、どっちが難しい?」というテーマで、お話していきたいと思います!
東のトップ「東京大学」 vs 西のトップ「京都大学」
この構図は色んなところでよ~く議論されてますよね!
武田塾秋田校も、いち大学受験専門予備校として、この議論を避けて通るわけにはいきません!
ということで本記事では、東京大学と京都大学の入試問題や特徴(傾向)などの違いを、わかりやすく詳しく解説していきたいと思います。
では参りましょう!
東大と京大、どっちが難しい?
結論…東大の方が難しいです。
しかし、それだけでは語れないので、それぞれの特徴を踏まえながら解説していきます。
東大と京大の英語を比較
まずは受験生にとって一番大切な科目"英語"で比較してみましょう!
主な特徴 | まとめ | |
東大 | 要約問題など出題範囲が幅広い。最近はリスニングがめちゃくちゃ難しい。 | 全体的に難易度が高くなった |
京大 |
昔は和訳、英訳のみだったが、今は説明問題や自由英作文などが登場。 |
文章自体は易しくなった |
京大の英語は2014年あたりからガラッと変わり、易しくなっている印象を受けます。
ただし2020年度の英作文では、「奨学金を要求する手紙を"丁寧な英語で"書く」という、かなり変わった問題が出題されました。
今まで京大は会話形式の文章が多かったため、「フォーマルな英語って何だよ」と受験生は困惑した、というのが去年の入試です。
京都大学の英語の対策としては
・長い和文英訳をできるようにする
・難易度の高い説明問題を解けるようにする
・自由英作文が書けるようにする
このあたりがポイントとなってきます。
≫参考記事:英作文の減点されないコツとは?【おすすめの参考書はハイトレ!】
さて、次はお待ちかね東京大学の英語です。
まず文章量が多いため、情報処理の正確性だけではなく"スピード"も求められます。
また、昔の東大入試は「リスニングは満点を取ろう」という風潮がありましたが、今の東大入試はほぼ不可能と言ってもいいでしょう。
そのぐらいに情報処理能力が問われる試験となっております。
東京大学の英語の対策としては
・要約ができるようになる
・精読力と速読力を両方身につける
・リスニング力を鍛える
このあたりがポイントです。
精読力と速読力・リスニング力を付けるには、とにかく"シャドーイングから始めること"をオススメしております!
シャドーイングについての詳しい解説記事も書いてますので、以下のリンクから是非ご覧ください。
≫参考記事:シャドーイングのやり方は難しい?コツを解説!【効果絶大です】
東大と京大の数学を比較
次に"理系数学"で比較してみます!
主な特徴 | まとめ | |
東大 | 数Ⅲからの出題も多い。小問あり。 | まんべんなく勉強し、部分点を狙う方針がおすすめ。 |
京大 |
整数と確率の分野は毎年必ず出題されている。小問は99%ないと言っても良い。 |
特化した分野で完全解答(満点)を狙う方針がおすすめ。 |
京大の過去問を5年分見てみましたが、整数・確率の分野が必ず毎年出題されています。
よって、「ハッとめざめる確率」や「大学への数学 マスター・オブ・整数」などの参考書で分野別対策をしておくと、周りの受験生と差を付けることができるのでオススメです。
京大数学の最大の特徴である「小問がほとんどない」ことから採点基準を推測するに、"完全解答"が一つの肝になってきます。
よって「苦手を潰す」ことより「得意を作る」ことを目的としたほうが、京大数学の対策としては賢いです。
整数・確率以外の問題は、
・複素数が絡む問題
・三角関数や指数関数・対数関数
この辺りが他大学に比べて多い印象です。
あとは基本的に図形問題か微積ですね。
さて、お次は東京大学の入試問題です。
難易度は京大より上と言って差し支えないでしょう。
しかしほとんどの問題で小問による誘導があるため、「部分点狙いの戦略」が京大より通用しやすいです。
出題される分野は幅広く、数Ⅲの分野からの出題も多いので、苦手を作らないことが最優先されます。
以上の分析内容は、旺文社が提供している"大学受験パスナビ"というサイトを利用することで手に入ります。
受験は情報戦ですので、こういったサイトを上手く活用しながら、勉強の方向性を定めていきましょう。
→→→大学受験パスナビはこちら
東大卒vs京大卒!どっちがより良い大学?
資格スクエア代表の鬼頭社長と、武田塾教務の高田先生が、「東大と京大はどっちがいい大学なのか」真剣に議論している動画もあります!
まず、そもそも東大は"官僚養成学校"として設立され、それに対し京大は"研究者を作り出す学校"として設立されました。
この時点で、お互いの大学の教育方針がかなり異なることが、何となく想像つくかと思います。
東大最大の特徴は、1~2学年の大学生活を通して3年次から学部を選択するという「進学振り分け」という制度でしょう。
対して京大は、必修科目がほとんどなく、卒業するだけであればかなり楽だという印象を受けます。
他の旧帝大についても、「東大と京大どちらに似ているか」考えてみても面白いですね。
・北海道大学…2年次に学部を選択できるシステムがある。
→教育方針は東大寄りだと考えられる。
・東北大学…私(金山)はここの出身。「研究第一」を掲げ、地元の企業との連携が強い。
→教育方針は京大寄りだと考えられる。
上記の内容は一個人としての意見が大きいですが、こんな感じで自分の行きたい大学を絞っていきましょう!
こちらの後編の動画では、東大・京大のそれぞれイマイチな部分についても語られています。
途中から話が世界レベルに飛躍し、次は
京都大学 vs スタンフォード大学をやろう
なんていう話も出てきて、非常に面白いですよ。(笑)
武田塾秋田校では、様々な角度の視点から志望校を分析し、一人一人に合わせて最適なアドバイスをできるよう日頃から準備しております。
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