【英語】同じ長文を何度も音読練習して意味はあるの？

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同じ英文を何度も音読練習して何か意味あるんですか？

今回はズバリ答えから申し上げますと，あります。大アリです。したがって，武田塾で英語を受講している皆さんには自学自習の際必ず音読をしてもらうことになっています。個別指導などのタイミングで実際に音読をしてもらい，きちんと音読練習をしているかどうかチェックもしています。

さてここで，同じ長文を繰り返し音読練習したって意味がないのでは？と思っている人は，次の質問に答えてみてください。

Q．初めて見る長文(＝入試本番で読むことになる長文)を，何度も繰り返し音読練習した長文よりも早く読めるなんてことは，果たしてありえるでしょうか？

間違いなく答えは"No."だと思います。上の質問を通してここで確認しておいてもらいたいことは，常に『初見の長文を読むスピード＜何度も音読練習した長文を読むスピード』が成り立つということです。

では，もうひとつ質問です。

Q．キミには，「この長文なら，途中でつっかえることなく最後までスラスラ音読できる！」と100%の自信を持って言えるような長文はありますか？そういう長文はいくつありますか？

自信を持って"Yes!"と即答できなかった人は，現状，模試などでも長文をスラスラ読むことはできていないハズです。だって，『初見の長文を読むスピード＜何度も音読練習した長文を読むスピード』が常に成り立つわけだから。試しに今，教科書でも参考書でもいいので，自分が一番読み慣れているという自信がある長文を手元に用意して音読してみてください。

そのスピードが，今のキミが試験本番で初見の長文を読みうるMAXのスピードということになります。実際のところ，試験本番ではそのMAXスピードよりも確実に遅くなってしまうと考えるのが妥当でしょう。さて，今のそのスピードで，センター試験や志望校の入試問題を時間内に解き終わることはできるでしょうか？

仮に長文を読むスピードを数値化した場合，上述の不等式の右辺が10しかなかったとしたら，左辺が20とか30になるなんてことはもちろん絶対にありえませんよね？けど，同じ長文でいいから何度も何度も繰り返し練習して右辺を50にすることができれば，左辺が30とか40になる可能性が出てくるじゃないですか！！！（"可能性"なんてちょっと控えめな言い方をしましたが，実際のところは"必ず"そうなると断言して間違いありません。そのことは，数多の先人達が証明してくれています）

同じ英文を何度も繰り返し練習するのは確かに退屈だし，やりながら「意味あんのかな～…(;´･ω･)」って気持ちになるのも大いにわかりますが，大丈夫です！安心してください。音読練習をしているとき，キミの脳細胞は着実に進化を遂げて，英文を速く読めるようになるための化学変化が脳内では間違いなく起こってますから！！！そのことを確信しつつ，ひたすら音読に励むのみです。

https://youtu.be/IUpc25EHfTY

https://youtu.be/rLOsv8RGtLw

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