こんにちは! 武田塾秋葉原校です!
もう過去問は解き始めていますか?
過去問は重要ですが、無闇にたくさんやろうとしてしまうと
時間の無駄遣いになったり逆効果になることも……。
特に多くの受験生がやりがちなのが
「昔すぎる過去問を解く」ことです。
そこでこの記事では何年分やればいいのか
どんな注意点があるのかを解説していきます!
是非ご覧ください!
【参考にした動画】
過去問は何年分やればいい?
基本は10年分!
過去問は基本的には10年分をやるのがオススメです。
10年以上遡って過去問を解くのはオススメできません。
なぜそれ以上に戻るのがオススメできないのか
また、科目次第ではどんな注意点があるのか
こちらについてこれから解説していきます。
傾向が違うことがあるから戻りすぎない
共通テストも私立大学も今か昔かによって傾向が違うことがあります。
例えばある私立大学の英語では、昔は英語長文の文章量が少なく
一見簡単なような問題が出ていました。
ただ実際には、その英文は量が多くない代わりに文章の構造が難しく
英文の読解に時間がかかる傾向がありました。
一方で現在は文章は長い代わりに難易度がそこまで高くありません。
これは、日常で使うような英文を多く出す多読の形式が主流になってきたからです。
このように、あまりにも古い過去問は出題傾向が違っており
古いものにばかり慣れてしまうと最近の問題を解くことに苦戦してしまいます。
また、英語などでは文章の内容がトレンドに合わせていることがあるので
20年近く前の問題を解くよりは、他学部のものでも最新の過去問を解く方が
いい練習になることもあります。
「基本は10年分」とお伝えしましたが、10年でも傾向が変わることもあるので
少し古い過去問を解くときは「傾向が変わっているかもしれない」と
意識しながら解いてみてください。
共通テスト・私立一般は昔の方が簡単
大学入試は昔の方が簡単だったと感じる人は結構多いです。
特に共通テストは昔のセンター試験だったころとはかなり違っています。
そして、その分簡単に感じる人もいます。
練習として過去問を解くことには賛成ですが
「古いものばかり解いて高得点に慣れてたのに
久々に解いた最新の問題が解けずに挫折……」
なんてことにならないよう、古い過去問の点数を
重要視しすぎないようにしましょう。
科目によってはやるべき年数が変わることも
政治経済・地理は要注意! 遡っても5年まで!
政治経済・地理のような最新の時事問題を取り扱っている科目では
10年分解いてしまうのは注意が必要!
過去問は5年分までにしましょう。
なぜなら、このあたりは法律の改正や世界情勢の変化によって
正解が変わってしまうからです。
具体的な例を出すと、集団的自衛権の話があります。
安倍政権以前では、日本国憲法第9条は
集団的自衛権を認めないとされてきていました。
しかし、安倍政権が集団的自衛権を認めるという判断を下したことで
今までとは違うものが正解になりました。
つまり、集団的自衛権の問題が出てきた場合
安倍政権以前・以後で正解が変わってしまうということです。
このように、政治経済・地理は古いものになると
正解が変わってきてしまいますので
古すぎるものは解かずに5年分までにしておきましょう。
歴史はどんどん遡ろう!
反対に、歴史はどんどん古いものを解いていきましょう!
歴史の作問者は過去問から問題を持ってきていることがあり
「見覚えのない難単語が出てきたと思ったら
かなり前の過去問に出ていた単語だった」こともあるようです。
こんなこともありますので、歴史に関しては10年以上遡っても問題ありません。
共通テストには共通テストならではの注意点もある
共通テスト・センター試験は科目によっては別物
2021年から始まった共通テストですが
始まってから数年しか経っていないこともあり過去問が少ないです。
そのため、センター試験の過去問を解く受験生は多いです。
予想問題集にも限りはありますし、練習としてセンター試験の問題を解くのはオススメですが
センター試験の過去問を頼りにしすぎるのはオススメできません。
科目によっては共通テストとセンター試験の内容が大きく変わっているので
あくまでセンター試験の過去問は練習として考えておきましょう。
古いものだと必要な知識が違ってくることがある
センター試験を遡っていくと途中で課程が変わることがあります。
例えば2014年度以前と2015年度以降の試験で
数学と理科は内容が変わっています。
理科基礎は2014年度以前は出題なしでしたが
2015年度以降は出題されるようになりました。
数学 I・Aは2015年度以降は今まで出ていなかった
整数、データと分析が出題されるようになりました。
このように、遡りすぎると出題範囲が変わってしまうため
共通テスト対策として解くと効果が薄くなってしまいます。
過去問の使い方は間違えると逆効果に!
問題が昔すぎると傾向が変わる!
過去問を解くのは受験生が必ず通る道です。
ただ、遡りすぎると効果が少なかったり
逆効果になることもあります。
もし昔の過去問を解く際には、今と昔の出題傾向を把握した上で
あくまで練習として解いてみましょう。
また、志望学部の昔の過去問を解くよりも
同じ大学の他学部の最新過去問を解く方が
傾向が掴めることもあります。
「とにかく志望学部の過去問を解く!」と考えるのではなく
過去問の特徴を知った上で戦略を練っていきましょう!
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