ブログ

受験本番ってどんな流れ?出願や二次試験ってなにするの?

こんにちは! 武田塾秋葉原校です!

「受験勉強を始めたけど、そもそも受験の流れが分からない!」
「出願、二次試験……よく分からない!」

大学受験は勉強だけでも大変なのに、受験方法自体もややこしくて大変ですよね。

そこでこの記事では「おおまかな受験の流れ」が分かるように解説していきます。
私立と国公立で流れが異なるので、行きたい大学について確認してみてください!

私立と国公立で受験方法は違う?

24129886_s

学部ごと、受験方式によって違う

国公立大学だから、私立だから受験方法が同じということはありません。

大学ごとに受験方法が統一されているわけでもなく

その学部・学科が定めた受験方式によって内容はバラバラです。

 

例えばA大学B学部に

「共通テスト方式」「独自試験方式」「両方使う方式」と

違う受験方式が3つあれば、3つとも受け方が違います。

 

「受験方式がいくつもあるなんて調べるのがめんどくさそう」と思うかもしれませんが

たくさんあるということは「自分に有利な方式を選べる」ということなので

実は意外とありがたいことだったりします。

 

また、細かな受け方や受験科目は受験方式によりバラバラですが

おおよその流れはいくつかに分類できますので、後ほど解説します。

 

なお、受験方式は大きく「一般」「推薦」でも分けられますが

今回は「一般入試」のみについて解説します。

 

去年の入試要項を見ておこう

受験方式の詳しい解説は国公立・私立どちらも

おおよそ11月〜12月ごろに「入試要項」として大学のHPに発表されます。

 

10月より前の場合は、去年の入試要項を見ておきましょう。

 

細かな点は毎年変わることがあるため最新年度の入試要項が公開され次第確認してほしいですが

例えば「行きたい学部にどんな受験方式があるか」「科目はどれか」などは

去年の入試要項からおおよそつかむことができます。

 

特に、使う科目は「志望校選び」「今後の勉強計画」のどちらにも大きな影響を与えます。

そのため、早めに確認しておきましょう。

 

出願ってなに?

大学受験をする際に気になるのが「出願」という用語。

出願とは簡単に言えば「受験大学への応募」です。

 

応募をしないと当然受験もできないので、出願は絶対に忘れてはいけません。

出願方法は「ネットから」「書類を郵送」のどちらかであることが多いですが、最近はネット出願の大学が多いです。

スマホからだと応募画面が小さく必要事項を見落とすことがあるため、出願時はできればパソコンを使うことをオススメします。

 

出願時期は大学・受験方式によってバラバラです。

1月だったり2月だったり、共通テストの結果を見てから出願できたりと

大学によってかなり異なるので、出願日程は必ず細かくチェックしましょう。

 

なお、共通テストを使った受験には「共通テストを受験するための出願」

「共通テストの結果を使って大学を受験するための出願」の2つがあります。

 

どちらかを忘れると共通テストを使った受験ができなくなるので

必ずどちらも出願するようにしましょう。

 

「共通テストの結果を使って大学を受験するための出願」の時期は大学次第ですが

「共通テストを受験するための出願」の時期は毎年同じような時期です。

 

出願時期は毎年「9月末ごろ〜10月初めごろ」

テスト本番よりかなり早めのため

忘れないようにチェックしておきましょう。

 

私立の入試スケジュール

24635497_s

私立の受験方式はおおよそ下記の3つに分かれます。

・共通テスト方式
・独自試験方式
・両方使う方式

 

さらに細かく言えば「実技試験がある」「推薦入試」などもありますが

ここまで説明すると分かりにくくなってしまうため、今回は割愛します。

 

共通テスト方式

これは共通テストの結果を使って合否を決める方式です。

 

共通テスト1回を受けて、その結果を使ってさまざまな大学に出願できるため

本命以外にも併願校に何校か出しておいて「滑り止め合格を狙う」という手もあります。

 

また、大学によっては共通テストの後に出願時期があります。

これはつまり「共通テストを受けて、結果次第で出願するか決められる」ということです。

 

自己採点をしてみて

「結果が良ければ出願する、悪ければお金の節約のために出願しない」

こともできます。

これは受験生にとってかなり助かりますね。

 

なお、共通テストは出願時に点数開示を申し込んでおけば点数結果が届きますが、結果が届くのは4月ごろ。

出願には間に合わないので、自己採点ができるように必ず自分の選んだ答えはメモしておきましょう。

 

独自試験方式

独自試験方式は「大学独自の試験を使った受験」のことです。

問題は大学それぞれで作っているので、大学の特徴がよく出る試験になります。

 

共通テストと異なり、独自試験方式は日程が統一されていません。

1月下旬に実施するところもあれば、2月の下旬に実施するところもあります。

実施日が多いのは2月の上旬から中旬ごろです。

 

実施日は大学ごとだけでなく、学部ごとに分かれており

受験生によっては多くの日数の試験を受ける必要が出てきます。

 

試験日が多い2月上旬や中旬は厳しいスケジュールになりやすいので

併願校と日程が重ならないようにしたり、試験日が連続しすぎないようにするなど

自分の体力と相談しながら試験スケジュールを決めましょう。

 

なお、独自試験方式も「全学部試験」「個別試験」大きく2つに分かれています。

 

全学部試験

全学部試験は、簡単に言えば「その大学での共通テスト」のような立ち位置の試験です。

さまざまな学部でこの試験の結果を合否判定に使用することができます。

 

受験しなければいけない科目は学部ごとに違うので

併願する場合はそれぞれの必要科目を確認し、不足のないようにしましょう。

 

個別試験

こちらは「学部ごとに作られた試験を受験する」試験になります。

学部ごとに作られているので、その学部にしか出願することができません。

複数の学部に出願したい場合は、それぞれの試験を受験する必要があります。

 

なお、基本的には全学部よりは個別試験の方が募集定員が多く

その分受かりやすいと言われています。

 

一つの学部にしか出願できないため労力は増えますが

第一志望の学部には個別試験で受験することがオススメです。

 

両方使う方式(併用方式)

共通テストの結果と独自試験の結果を両方使って

合否を判定する試験方式です。

 

例えば「英・国・社」のうち、英語だけは共通テストの点数を使い

国語と社会は独自試験の結果を使う、といったやり方があります。

 

どの科目をどの試験で受けるのかなどは大学によるので調べる必要があります。

 

国公立大学の入試スケジュール

25262003_s

まずは共通テスト

国公立の試験というと、「二次試験」を想像する方が多いと思います。

しかし実際には、国公立大学は大学の試験よりも前にまず「共通テスト」を受ける必要があります。

この共通テストが「一次試験」になっています。

 

共通テストを受験するのは同じですが、受験する科目は大学次第で異なります。

多くの国公立大学は5教科7科目を指定していますが、あなたの志望校の必要科目も調べておきましょう。

 

足切りに注意

共通テストの後には二次試験がありますが、誰もが二次試験を受けられるわけではありません。

大学によっては一定以上の点数を取らないと二次試験に進めない「二段階選抜」という仕組みを採用しているところがあります。

この二段階選抜は「足切り」と言われることがあり、国公立大学の受験生には非常に重要な仕組みです。

 

有名どころでは東京大学や京都大学で二段階選抜が採用されています。

「二次試験で頑張ればいいや」と油断していると二次試験の受験すらできないこともあるので、共通テストもしっかり対策しておきましょう。

 

次に二次試験

共通テストの次は二次試験になります。

二次試験の出願は共通テストが終わった後にされることが多く、共通テストの結果次第で出願する大学を変えることができます。

 

二次試験の内容は大学によりますが、試験日は下記の3回にほぼ統一されています。

参考:2023年度の開催日

前期日程:2月25日〜
中期日程:3月8日〜
後期日程:3月12日〜

※大学によって異なることもあるので「○日〜」と表記しています。

 

前期日程

前期日程は毎年2月下旬ごろに行われる試験です。

大学によってはこの後紹介する中期・後期を開催せずに、前期日程だけで募集を終了するところもあります。

 

後期の募集をしていても、募集人数が少なかったりするので

第一志望の大学には前期で応募するようにしましょう。

 

中期日程・後期日程

中期日程は国立大学では開催されず、公立大学でのみ開催される試験です。

後期日程は国公立両方で開催されます。

 

なお、中期・後期日程でよくある失敗が

「前期日程とは別に出願期間があると思ってた」という勘違いです。

 

実は中期日程も後期日程も、出願は前期日程の同じ日程です。

「出願期間は後だろう」と勘違いしてしまうと受験できなくなるので注意しましょう。

 

国公立大学は併願できない?

国公立と私立の違いの一つに併願の可否があります。

私立大学は日程が被っていなかったり、その大学(学部)が併願を不可としていない限り、何校でも併願ができます。

 

しかし、国公立大学は併願ができません。

より詳しくいうと、一つの日程につき一つの大学にしか出願ができないのです。

 

そのため、前期・中期・後期全てを使ったとしても

3校までしか出願ができません。

 

私立よりもチャンスが少ないので、出願する大学選びは慎重に探しましょう。

 

受験するときの注意点は?

3V3oSuE6MYaTynzS82ECPlg4YXPMuDHERk5kSup2

配点をチェックしておこう

受験方式には「英語重視型」「数学重視型」といった方式があります。

 

これは「その科目の配点を多めにする」ということです。

自分の得意科目を活かせる方式なのでチェックしておきましょう。

 

また、特に「〇〇重視型」と記載がなくても、科目によって配点の重みが違うこともあります。

自分の得意な科目の配点が少なくて、苦手な科目の配点が多いのに

それに気づかず大事な試験でその方式を使ってしまうと

合格は遠ざかってしまうかもしれません……。

 

そんなことがないよう、配点は細かく見ておきましょう。

 

日程が重ならない、続かないようにしよう

大学入試の日程、特に私立大学の入試日程は重なったり連続したりしやすいです。

日程の重なりは絶対にアウトだとして、悩みがちなのが「何日なら連続させてもいいか」です。

 

個人差はありますがどんなに長くても「3日連続まで」だと考えています。

本当は2日連続になったら休みを入れて欲しいですが、スケジュール的にどうしても3日続いてしまう場合もあるかもしれません。

 

そこまでは(本当にギリギリで)いけるとは思いますが、さすがに4日目は休みを入れるようにしましょう。

 

入試要項を細かくチェックしよう

ここまで方式や注意事項をたくさん書いてきましたが

ほとんどは入試要項に載っている内容です。

 

この入試要項は文字が本当に多くて読むと疲れますが

書いてある情報は重要なことばかり。

 

適当に読み流してしまうと、自分に有利な受験方法や

見落としがちな注意事項や持ち物に気付けないこともあります。

 

少しでも受験を有利に進めたいと思っている人こそ

面倒でも入試要項をチェックしましょう。

 

今のうちに計画を作っておこう

25041403_s

受験方法は先に知っておこう

志望校が決まっている人もまだしっかり決まっていない人も

入試要項は受験学年の最初の方に読んでおきましょう。

 

受験日程や受験科目、そのほか受験の流れに関する情報を知っておくことで、スケジュール作りに活かせます。

後半で急な方向転換をする羽目にならないように、情報は最初に仕入れましょう!

 

オススメの武田塾動画

 

受験に不安がある方は無料受験相談へ!

「大学の選び方がやっぱり分からない!」

「受験の勉強って何から始めたらいいんだろう……」

 

大学受験を始めると、いろんな悩みを抱えてしまいますよね。

そんな方は、ぜひ秋葉原校の無料受験相談へお越しください!

 

武田塾では、勉強方法以外にも

受験全般に関するお悩みに関して相談を受け付けています。

 

受験相談は無料でおこなっていますので

お気軽にお申し込みください!

無料受験相談

 

■無料受験相談 受付中

秋葉原校では、無料受験相談を実施しております。

「志望校に受かるための勉強方法」

「受験生はいつまでに何をやっておくべきか?」

「成績をあげるには?」

など入塾の意思を問わず、どんな悩みや相談にも無料でお応えします!!

塾選びの前にまずは話だけという方も大歓迎です!

受験を絶対に成功させたい方はぜひ一度相談にお越しください!

無料受験相談

 

 

■武田塾 秋葉原校

東京都千代田区神田佐久間町3丁目28番地

星野ビル4F

TEL:03-5809-3789

Mail:akihabara@takeda.tv

■武田塾 秋葉原校に関するブログ

秋葉原の塾なら武田塾秋葉原校がおすすめ!授業をしないで逆転合格!

武田塾 秋葉原校の校舎情報やアクセスをご紹介!

[武田塾秋葉原校]秋葉原校のコースについて丁寧に解説します!

浪人は武田塾秋葉原校に行くべきか?今度こそ第一志望合格!

武田塾 秋葉原校の無料受験相談で第一志望合格の第一歩を踏み出そう!

 

あなたに合った勉強法を教えます!

無料受験相談に行ってみる