こんにちは! 武田塾秋葉原校です!
「補欠合格とか補欠者とかって何が違うの?」
「補欠合格になったら合格できるの?」
補欠合格や補欠者、繰り上げ合格という言葉はよく聞きますが、詳しい制度は知らなかったり
どれくらい受かるものなのかは分からないことが多いです。
そこでこの記事では、補欠合格の解説と
補欠合格者がどれくらい合格できるかを詳しく解説します!
補欠合格とは?そもそもどんな制度?
補欠合格とはまだ合格ではない
補欠合格とは「何かあったら合格にするよ」という状態のこと。
まだ合格したわけはありませんが、合格の可能性は残っています。
「何かあったら」というのは合格の辞退者が多過ぎた場合のことです。
大学は入学者の定員を設定していますが
合格を出した受験生がたくさん辞退してしまうと
その定員を下回ってしまいます。
そうなると大学側は「定員まで合格者を増やそう」と考え
新たに合格者を出していきます。
その時に「この人たちに出そう」という候補になるのが
補欠合格者です。
補欠合格、繰り上げ合格……ってなに?
補欠合格を調べた時、悩むのが用語の多さです。
補欠合格や補欠者、追加合格など
用語が多すぎるのでどれがどれかが分からないので
入試要項を読むのが嫌になってしまいます。
用語が多いのは「大学によって使う言葉が違う」ため
どんどん言葉が増えていってしまったからです。
ただ、大きく分ければ2種類しかないので
簡単に解説していきます。
補欠合格
これは上記で解説したように
「合格ではないが何かあったら合格になること」です。
補欠者、補欠合格、補欠合格候補と呼ばれることがあります。
繰り上げ合格
繰り上げ合格とは「補欠合格者」を「正規合格者」に変えることです。
これは繰り上げ合格、追加合格と呼ばれることがあります。
なお、繰り上げ合格のことを「補欠合格」と呼び
補欠合格のことを「補欠合格候補」と呼ぶ大学もあります。
例:明治大学農学部
どちらに当てはまるか意識しよう
志望校や併願校など、さまざまな大学を見ていると
補欠合格に関して使われる用語がバラバラで嫌になりますよね。
そんな時は要項の用語が「補欠合格」「繰り上げ合格」の
どちらに当てはまるか分類するだけでも
かなり分かりやすくなるはずです。
補欠合格の問題点
補欠合格になるのは希望が持てていいことに思えますが
実は問題が2つあります。
その問題を理解しておかないと、補欠合格になった時に
振り回されてしまうので注意しましょう。
入学金の二重払い
行く予定の大学には期限までに入学金を納入する必要があります。
しかし、補欠合格だとこの入学金が無駄になる可能性があります。
というのも、志望校からの補欠合格が繰り上げの連絡が
併願校の入学金の締め切りよりも後に来ることがあるからです。
志望校に繰り上げ合格すればそちらに行くかと思いますが
併願校に納入した入学金は返って来ません。
授業料や設備費などは返ってくることが多いですが
入学金はほとんど返ってこないのです。
入学金は20万円前後が多いです。
決して安い金額ではありません。
中には入学金を無駄にしないために
志望校を辞退して併願校に行く受験生もいます。
気持ちが切り替えられない
補欠合格をすると合格になる可能性があるというのは
いいことだけではありません。
補欠合格になって中途半端に希望を持つと
併願校に行くのか浪人にするのかの決断ができません。
最終的に併願校に行く場合はまだいいですが
問題は浪人する場合です。
補欠合格の結果は、長いと1ヶ月近く待つことになります。
ここで「もしかしたら合格できるかもしれないから」と
気持ちを切り替えられないと、丸々1ヶ月の勉強期間を失うことになります。
受験勉強、そして本番を経験した方は
1ヶ月の大きさをよく知っているはずです。
その1ヶ月を失う可能性があるのは
浪人する方にとっては非常に大きな問題です。
補欠合格から繰り上げ合格ってどれくらいある?
国公立大学の補欠合格
国公立大学では繰り上げ合格になる人は少なく
正直に言えば、国公立大学では繰り上げ合格の期待はあまりしない方がいいでしょう。
なお、国公立大学では補欠合格になっていてもその連絡は来ません。
そのため、不合格かと思っていた状態から急に合格になります。
私立大学の補欠合格
私立大学のこれまで
これまでは、私立大学の繰り上げ合格は年々増えていました。
2022年度の入試では、慶應義塾大学の繰り上げ合格は
なんと60%を超えていました。
これまでは入学定員を大きく超えて合格者を出せなかったので
少し合格辞退が出ただけで、穴埋めをするために繰り上げ合格を出していました。
そのため繰り上げ合格できる可能性が高くなっていました。
私立大学のこれから
しかし2023年度からは少し変わって来ます。
入学定員の規制が緩和されたおかげで
合格者を多く出したり調整しやすくなったりしため
穴埋めをする必要性が低くなりました。
そうなると補欠合格になっても、繰り上げ合格できる可能性は減ってしまいます。
この緩和がちょうど2023年度から始まるので
実際にどれくらい影響が出るのかはまだ分かりません。
しかし「緩和されたけど繰上げ合格者はなぜかすっごく増えた!」なんてことは
おそらくないので、あまり期待はしすぎないようにしましょう。
とはいえ繰り上げ合格が減る代わりに正規合格者が増える予想なので
悲観的になる必要はありません。ご安心ください。
目指せ正規合格!
これからは繰り上げ合格がしにくいかもしれない
補欠合格は「まだ合格の可能性が残っている」ことでしたが
私立大学については、今後は補欠合格から正規合格に
繰り上がる可能性は減るかもしれません。
国公立大学は元から繰り上げ合格が少ないです。
そのため国公立・私立大学ともに繰り上げ合格の可能性は
今後はあまり期待しない方がいいでしょう。
ただし、私立大学については
その分正規合格が増えると思われるので
正規合格を目指して勉強を続けましょう!
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