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赤本・青本・黒本の違いとは?共通テストにはどれがオススメ?

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こんにちは! 武田塾秋葉原校です!

みなさんは過去問を解く時何を使っていますか?
おそらく多くの方が赤本を使っていると思います。

でも実は、過去問が掲載された本には
赤本以外にも「青本」や「黒本」というのがあります。

そこでこの記事では赤本、青本、黒本の違いと
どれを使えばいいかを解説します!

 

赤本、青本、黒本の違いとは?

赤本青本黒本

赤本、青本、黒本の違いをざっくりと図にしてみました。

 

ただ、この表だけだとなんとなくは分かっても

細かい情報が分からないですよね。

 

次からはここに書いた内容について解説していきます。

 

共通テストは出版内容が違う

共通テストに関しては、少しややこしいのですが

「過去問」「予想問題集」などがあり

出版されている本がそれぞれ違います。

 

赤本:過去問研究

収録内容:「共通テストとセンター試験の過去問」+「予想問題」

 

青本:実践問題集

収録内容:「共通テストの過去問」+「予想問題」

 

黒本①:過去問レビュー

収録内容:「共通テストとセンター試験の過去問」

 

黒本②:総合問題集

収録内容:「共通テストの過去問」+「過去の模試」

 

上記のように「過去問」と「予想問題」を

バラバラにだしたりまとめたりと本によって種類が違います。

 

対応大学の数は赤本が圧倒的

共通テストはどの本も収録していて大きな差がないですが

各大学の独自試験については、赤本の対応大学数が圧倒的に多いです。

 

他の本はというと、まず黒本は大学ごとの過去問は出していません。

 

青本は大学ごとの過去問も出してはいますが

東京一工や早慶などの難関大学しか過去問がなく

ほとんどの大学の過去問を出していません。

 

それに対して赤本は非常に多くの大学に対応しています。

 

もちろん全ての大学に対応しているわけではありませんが

日東駒専やMARCHなどの、難関大学の過去問は網羅されており

「志望校の過去問が一切ない!」ことはほとんどないと思われます。

 

解説は青本・黒本が詳しい

多くの大学の過去問に対応している赤本ですが

赤本の解説に不満がある受験生は少なくありません。

 

不満の内容としては、解説の量が少なかったり

重要な部分の解説がなくて理解ができないといったものが多いです。

 

それに対し、青本・黒本は予備校の講師が解説を担当していることが多く

分かりやすく丁寧な解説をされていることがほとんどです。

 

赤本の解説は悪いとまではいきませんが

青本・黒本に比べると質と量で少し劣ってしまいます。

 

赤本、青本、黒本のうちどれを買えばいい?

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共通テストは青本または黒本

共通テストの対策をしたいのであれば

オススメは青本か黒本です。

 

1冊に絞り切っていないのにちゃんと理由があります。

 

その理由とは「過去問を解くか」「予想問題を解くか」で

取り組む本が変わるからです。

 

まず、過去問を解きたい場合は

センター試験の過去問を載せていない青本を選択肢から消して

赤本か黒本が選択肢として残りますよね。

 

この2冊の中では黒本がオススメです。

 

赤本は収録数が多く、経験を積むにはいいのですが

大切な部分の解説がされていなかったり

解説が少なかったりして、復習に使えないことがあります。

※たまにですが答え自体が間違っていることもあるようです。

 

そのため、過去問は黒本がオススメです。

 

次に、センター試験の過去問ではなく

「あくまで共通テストが受けたい!」方は予想問題を解いたほうがいいですよね。

予想問題を解く場合は、青本をオススメします。

 

黒本にもオリジナル問題はあるのですが

これは過去の模試を使っているので、形式が少し古いのです。

また、問題も少し簡単で対策としては向いていません。

 

赤本は過去問の時と同じく、説明が足りないので向いていません。

 

そのため、過去問なら黒本、予想問題なら青本となります。

 

なお、できれば2冊ともやってほしいのですが

もし時間がなくて1冊だけしかできない場合

青本を使って、共通テストの形式に慣れましょう。

 

独自試験は大学に対応していれば青本

各大学の独自試験については

青本を使うことをオススメします。

 

黒本の解説はいいのですが、黒本には

そもそも大学ごとの過去問題集がありません。

 

赤本は解説の説明が物足りないため

青本の利用をオススメします。

 

赤本しかないものは赤本

共通テストは黒本、大学ごとは青本をオススメしましたが

過去問題集には赤本しかないものが多くあります。

 

青本は早慶や東京一工など難関大学しか過去問がなく

取り扱っている大学が非常に少ないです。

 

その点、赤本は有名な難関大学から

あまり知られていない大学まで

非常に幅広く対応しています。

 

解説についても、物足りないとはいえ

参考になる部分もたくさんあるので

赤本しかない場合は、赤本を使って過去問を解きましょう。

 

過去問は復習が大事!解説を重要視しよう!

本当に理解できているかチェックしよう

過去問は解いて終わりではありません。

 

「自分がなぜ間違えたのか」

「正解した問題の理由を解説できるか」

 

このあたりを解説を読みながら分析し

自分が今勉強すべきところ、やるべきことを

見つけ出すことを重要視しましょう。

 

また、最初は時間を測らずやってみたり

本番と似た環境を用意して解いてみたり

解き方以外にも試行錯誤する余地はたくさんあります。

 

本番までに実力を着実に付けられるように

過去問を効率的に使いましょう!

 

過去問はどう揃える?

赤本・青本・黒本のどれを買う場合も

書店で買うと最新版しか取り扱っていない場合が多いです。

 

そのため、過去問を揃える場合には古本屋さんや

通販・メルカリなどの中古品サイトなどで

古い問題も載っている本を揃えましょう。

 

滑り止めなどは最新年度版だけで問題ありませんが

本命や第2志望などは最新年度に収録されていないような

古い問題も解くことをオススメします。

 

そのため、中古の過去問を取り扱っている場所で

昔の過去問も揃えるようにしましょう!

 

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